KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


環境技術論 (清水 浩

    2006年度秋学期 月曜日2時限
    科目コード: 46010 / 2単位
    カテゴリ: 28.クラスター-複合系科目(学部)
    3.研究領域科目−複合系科目(大学院)


1. 主題と目標/授業の手法など

    1.主題と目標
     この講義の目標は将来この分野の専門家を目指す諸君はもちろんのこと、すべての諸君が将来何かしらの形で環境問題に関わってゆくことを想定した上で、環境問題を技術の観点から取り上げるものである。本講義では特に地球温暖化と技術との関係に重点を置く。環境問題は多くの主体が当事者意識を持って対処に当たらなければならないほど緊迫している。いま求められるのはその対応策であるが、有効な方法を見つけるための努力が続けられている状況である。このような背景のもとで、この講義では具体的な対策案を創案することも内容に含めたい。

    2.講義のながれ
     講義はイントロダクションとして環境問題全般を理解することから始める。
     環境問題を原因から解決に向かう一連のながれでみると、より全体が分かりやすい。環境問題の一つの典型例は地球の温暖化であるが。この講義ではまず、この問題に焦点を絞ってそれが何故起こるのかの現象解明、その結果どのような被害が出る可能性があるのかの影響評価、被害を最小限度に抑えるにはどうしたらよいかの対策のそれぞれについて、の知見を紹介する。技術と環境問題は特に対策の面で強い関わりを持つため、対策技術に比重を置く。

    3.講義の進めかた
     授業のほとんどは講義形式とするが、外部講師による特別講演も行う


2. 教材・参考文献

    平成18年度環境白書
    IPCC地球温暖化第二次レポート、環境庁地球環境部監修、中央法規出版(1996)


3. 授業計画

    第1回 9月25日
    イントロダクション
    −環境問題の概説と技術−

    第2回 10月2日
    地球環境問題はなぜ起こるか
    −環境問題の現象解明−

    第3回 10月16日
    環境問題の影響評価の一環として
    −地球温暖化の影響−

    第4回 10月23日
    二酸化炭素はどこから出ているか
    −対策を立てる手立てとして−

    第5回 10月30日
    温暖化対策技術をどのような枠組みで考えるか

    第6回 11月6日
    家庭に入り始めた省エネ機器

    第7回 11月13日
    産業関連の対策技術

    第8回 11月20日
    交通関連の対策技術

    第9回 12月4日
    エネルギー関連の対策技術

    第10回 12月11日
    部門横断的対策

    第11回 12月18日
    特別講義
    二酸化炭素の挙動と温暖化対策技術

    第12回 1月15日
    特別講義
    民生部門で何ができるか
    −エコハウスを通してみた温暖化対策−
    環境省 小林 光先生

    第13回 1月22日
    まとめ


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    以下の課題をレポート形式でまとめ、提出する  
     (1)授業で出てくる10のキーワードについて各300字±10字で説明する。(個人レポート)
     (2)地球温暖化問題の解決法を創案する。(グループ又は個人)


5. 履修上の注意・その他

    この講義は環境問題の理解を深めることが主目的であるが、問題の解決のためには多くの提案が必要であるという現実も踏まえて課題の提案にも力を注いで欲しい。


6. 前提科目

    特になし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「自然環境論」*この科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として、修得済みの学生は自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2006-09-06 13:39:53


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