KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


比較文化B (渡辺 吉鎔

    2006年度秋学期 火曜日3時限
    科目コード: 20241 / 2単位
    カテゴリ: 11.汎用-共通基盤科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

     文化は各自みずからが創造していくことによってはじめて変容可能なものになります。

    本講座では、日本での関心が高まってきている隣国・韓国の文化社会について新しい知見が獲得できるように各講義が構成されています。多様な韓国文化についての基礎知識、過去の歴史的経緯や隣国同士という特殊事情から派生する文化認識、分断国家・韓国社会の新展開に対する問題意識の共有化が
    今学期の目標です。

     文化はその社会に住む人々の価値体系を移す鏡のようなものであります。

    文化構成員の生の声をぜひとも聞きながら率直に議論してみたいものです。本講座では、慶応義塾大学の最も長い学術交流校である韓国の私立名門校・延世大学の著名な学者たちをネットで招聘し、リアルタイムの遠隔授業を5回ほど行います。韓国の各分野の専門家たちの意見を直接聞くことによって、また積極的に履修者自身が自分の疑問をぶつけることによって、21世紀の日韓文化の交流はみずから深めてみましょう。

     本講座では、能動的な文化実践者へ変貌してもらうために、履修者のうち意欲的な諸君(10名ほど)に対して延世大学との共同ワークショップ(研究発表)参加や韓国文化体験を財政的に支援しています。
    誰でもスタートラインは同じ、さあ飛び出そう!


     







2. 教材・参考文献

    オリエンテーションのときに提示します。


3. 授業計画

    第1回 9/26 オリエンテーション
    授業への取り組み方、参考文献紹介など。出席必修

    第2回 10/3  韓国文化理解(1)
       日韓文化ー交流と政策

    第3回 10/10 韓国文化理解(2)
       基底文化ー価値とシンボル

    第4回 10/17  韓国文化理解(3)
       「分断国家」の文化変容

    第5回 10/24 韓国文化理解(4)
       「日本統治」の歴史経験と韓国文化再構築作業1

    第6回 10/31 韓国文化理解(5)
     「日本統治」の歴史経験と韓国文化再構築作業2

    第7回 11/7 儒教とヒューマンネットワーク(遠隔授業、英語)
    韓国の代表的な社会学者 Lew Seokchoon(延世大学社会学科教授)による講義

    第8回 11/14 政治社会の変容と日韓交流 (遠隔授業、日本語)
    若手政治学者 Kim Sangjoon(延世大学政治外交学科助教授)による講義

    第9回 11/28 韓国のビジネス文化と東アジアコミュニテシ(遠隔授業、英語)
     国際的な経営学者 Park Youngryeol(延世大学国際経営学科教授)による講義

    第10回 12/5 ナショナル・アイデンティティと文化(遠隔授業、英語)
    優れたロシア研究者 Ko Sangto(延世大学大学院地域協働系列助教授)による講義

    第11回 12/12「戦争と人権」特別講演会
     世界的な国際法学者 大沼保昭(東京大学教授)による講演

    第12回 12/19 学生プレゼンテーション
    グループワーク

    第13回 1/9  学生プレゼンテーション
    グループワーク


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    成績評価は、(1)毎回の授業への出席と、質問・議論への積極的な参加、(2)グループワークでの研究発表、(3)個人ベースの期末レポートの総合的な判断により行われます。


5. 履修上の注意・その他

    1.5回のリアルタイム遠隔授業は、2回は日本語、3回は英語の講義ですが、途中途中で日本語の要約を挟みますので英語力を向上させるためにも有効です。
    2.リアルタイム遠隔授業時にも教室での出席が必要です。


6. 前提科目

    特になし。


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「比較文化」*この科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として、同一担当者にて修得済みの学生は自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2006-08-20 19:01:17


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2019, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について