KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


地理情報システム論 (厳 網林

    2006年度秋学期 火曜日2時限
    科目コード: 26201 / 2単位
    カテゴリ: 16.汎用-複合系科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    地図をはじめとする地理情報は空間的位置をキーとして,地表面の自然環境や人間活動をビジュアルに捉えるものです.地理情報を正しく理解し,問題の分析と解決のために利用できる能力は業種・業界を問わずに求められており,それを助けてくれるのは地理情報システム(GIS)です.GISはわれわれが日常に使っているカーナビゲーションやインターネットでの経路案内から,企業における商品の企画・販売,国・地域における開発と保全計画の策定まで,さまざまな分野において欠かせないものとなっています。この講義はGISによって地理情報を表現・管理・分析する原理を解説し、さまざまな分野での活用事例を紹介することを通して,実問題を空間的な見地から分析・解決する能力を養います.


2. 教材・参考文献

    厳網林,GISの原理と応用,日科技連合出版社,2003.


3. 授業計画

    第1回 なぜ,GISが必要なのか
    ・日常のなかの地理情報
    ・仕事のなかの地理情報
    ・GISで出来ること,できないこと

    第2回 グーグルアースでみるGIS
    ・グールアースの機能分析
    ・グーグルアースの意義

    第3回 演習 GISに触れてみよう
    特別教室でまたは自分のノートパソコンでGISの使い方を習います.

    第4回 地理と地理情報の世界
    ・地理と地理空間
    ・地理空間と地理情報
    ・正しい地理情報

    第5回 地理情報から「情報」を読み取る
    ・地図から情報を読み取る
    ・画像から情報を読み取る
    ・統計から情報を読み取る

    第6回 地理情報のデジタル化:レイヤモデル
    ・ラスター方式
    ・ベクター方式
    ・TIN方式

    第7回 地理情報のデータベース化
    ・リレーショナルデータベース
    ・リレーショナルデータベースとGIS
    ・GISによるデータ検索

    第8回 既存のデジタルデータの評価
    ・国土数値情報
    ・空間データ基盤
    ・民間地図プロダクツ

    第9回 地理データの作成
    ・地理情報の計測
    ・地理情報の処理
    ・地理情報の認識

    第10回 GISによる地域分析
    ・土地利用データの読み方
    ・人口データの読み方
    ・GISによる地域の総合分析

    第11回 演習 GISによる地域分析
    特別教室でまたは自分のノートパソコンでGISの使い方をさらに習います。

    第12回 地理情報のデジタル化:オブジェクトモデル
    ・オブジェクト指向という考え方
    ・オブジェクト指向データベース
    ・オブジェクト指向地理データベース

    第13回 GISの今後
    ・地理情報の収集(フィールドとリモート)
    ・地理情報の統合的管理(マルチメディア)
    ・地理情報サービス(コミュニケーション支援)


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    リポート,出席など


5. 履修上の注意・その他

    GISソフト(ArcGIS)を使って自主的に課題をやってもらうことがあります.ソフトはITCから借りて自分のノートパソコンにインストールすることも可能.


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「地図情報論」*この科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として、修得済みの学生は自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2006-09-27 12:59:58


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