KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


総合政策学の創造 (阿川 尚之

    2007年度春学期 木曜日1時限
    科目コード: 01001 / 2単位
    カテゴリ: 2.総合講座科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    総合政策学はSFCで生まれた、新しい学問・研究の体系です。それはただの学問ではなく、21世紀に世界が直面する重要な「問題の発見」と「問題の解決」を目指す「実践知」の営みでもあります。
    したがって本講義の目的は、履修者である諸君が、「実践知」としてのSFC総合政策学について知り、その最前線に触れる機会を提供することです。そのために、1990年SFCが開設された時に描かれた総合政策学の構想を回顧し、最先端の研究領域で取り組まれてきた「問題の発見」と「問題の解決」の実践例を示し、SFC出身の若手教員による総合政策学分野における新たな地平開拓の挑戦を紹介します。
    総合政策学には「実践知」としての哲学、問題の発見と解決に不可欠な多様な視点、問題解析に不可欠な分析ツール、最先端の情報ネットワーク、問題解決への政策の作成と実施に不可欠な現場体験など、学ぶべきさまざまな枠組みと知識があります。履修学生は、本講義を通じて、さまざまな講師が熱情をもって取り組んでいる研究や実践にまず興味を抱き、SFCでの勉学・実践を通じて、自ら問題を発見し、解決に取り組む決意を固めてほしいと思います。
    なお本年度は、SFCの教員だけでなく、慶應義塾の安西塾長、谷内外務次官を外部講師としてSFCに招き、特別に講義をしていただくことになりました。講師の都合により、木曜日ではなく土曜日の開講ですが、普段お話をうかがう機会のない方たちです。必ず出席して、多くを学んでほしいと思います。
    (本授業の枠外ですが、竹中元総務大臣、石原自由民主党幹事長代理も、「環境情報学の創造」という環境情報学部の1年生の講座に講師としてこられますので、聴講を勧めます。)


2. 教材・参考文献

    『総合政策学の最先端』全4巻(慶應義塾大学出版会、2003)
    『総合政策学』(慶應義塾大学出版会、2006)
    福澤諭吉『学問のすゝめ』(岩波文庫)
    福澤諭吉『文明論之概略』(岩波文庫)
    阿川尚之『アメリカン・ロイヤーの誕生』(中公新書)


3. 授業計画

    第1回 4月12日(木)
    「総合政策学の創造」本科目の目的と全体像の説明(阿川尚之)

    第2回 4月19日(木)
    「総合政策学の創造」2(阿川尚之)

    第3回 第3回 4月21日(土)3時限
    「ゲスト講演」  (谷内正太郎外務省事務次官 )

    第4回 5月10日(木) 
    「開発とヒューマンセキュリティネットワーク」(梅垣理郎)
    問題解決の現場からエンパワーメントの条件を検討し、人間の安全保障を促進す
    る政策の可能性を探る。

    第5回 5月19日(土)2時限
    「塾長講演会」(安西祐一郎塾長)

    第6回 5月24日(木) 
    「実践知の学問」(國領二郎)
    問題解決を実践しながら、新しい知を生み出す総合政策学の考え方を、実際に取り組みを進めている「政策COE」の先輩たちの取り組みを紹介しながら語ります。

    第7回 5月31日(木)
    「総合政策学の創造」3(阿川尚之)

    第8回 6月 7日(木)
     「題目未定」(平高 史也)
     「政策から見る言語と教育」(古石篤子)

    第9回 6月14日(木)
    「デジタルアジア・プロジェクト」(厳網林・古谷知之)
    東アジア・日本を対象に,空間情報科学を活用した国土政策・地域政策の研究事例を紹介します。

    第10回 6月21日(木)
     「題目未定」(玉村 雅敏)
     「題目未定」(井庭 崇)

    第11回 6月28日(木)
     「題目未定」(印南 一路)

    第12回 7月 5日(木)
     「マニフェストで学ぶ総合政策学の実践」」(曽根泰教)
    総合政策学の具体例にはマニフェストが最適です。マニフェストとは何か、マニフェストの政治的展開を日韓比較で探ってみます。

    第13回 7月12日(木)
    「総合政策学の創造」4(阿川尚之)

    第14回 4月14日(土)2時限
    「環境情報学の創造」ゲスト講演(グローバルセキュリティー研究所 竹中平蔵所長

    第15回 5月26日(土)2時限
    「環境情報学の創造」ゲスト講演(衆議院議員 石原伸晃氏)


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    「出席とレポートで評価する」


5. 履修上の注意・その他

    なし


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「SFC総合講座A」「プロジェクト総合講座A」*これらの科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として修得済みの学生は、自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2007-04-06 17:25:51.60357


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