KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


環境情報学の創造 (冨田 勝

    2007年度春学期 金曜日1時限
    科目コード: 01002 / 2単位
    カテゴリ: 2.総合講座科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    SFCのカリキュラムの中心は研究プロジェクトです。「環境情報学の創造」では、環境情報系(環境デザイン、人間環境科学、先端生命科学、先端情報システム、メディアデザイン)の先端研究プロジェクトを幅広く紹介することを目的に、毎週1〜2名のプロジェクト担当者を招き、コーディネーターの環境情報学部長と一緒になって、先端研究の現状と歴史、さらにはその将来展望について考えます。これによって、現在のSFC における先端研究が全体としてどのような状況にあるかが理解できるとともに、受講生が今後どの研究プロジェクトに参加するかについての判断材料が提供されます。いろいろな関心をもって環境情報学部に入学したみなさんが、SFCの全体イメージを把握しながら、自分の進路を確定していくプロセスでもっとも重要な科目です。また毎週1〜2名、環境情報学部OBによる卒業制作(新名称:卒業プロジェクト)発表の時間も設けます。先輩学生が4年間の集大成として作成した卒業制作、そして研究に取り組む姿勢を実際に目にすることで、卒業プロジェクトの位置づけおよび重要性を理解するのを目的としています。


2. 教材・参考文献

    特にありません


3. 授業計画

    第1回  4月13日(金)
    ・はじめに:大宇宙における人類(担当 冨田 勝)
    大宇宙の片隅の銀河系の片隅の太陽系のちっぽけな惑星・地球。その地球の60億年の歴史を一年にたとえると、人類の祖先が登場したのが12月31日23時。文明らしきものが登場したのが23時59分。近代文明の誕生は23時59分59秒で、まだ一秒しか経っていません。地球環境から生活環境まで人類をとりまく環境をより良くしようとするヒトという存在はそもそもなんなのでしょうか。

    第2回  4月14日(土) 2時限目
    ・グローバルセキュリティー研究所  
     竹中平蔵 所長  ゲスト講演

    第3回  4月20日(金)
    ・未来交通プロジェクト(担当 清水 浩・大前 学)
      自動車社会が抱える問題解決と、移動をより人に優しくする電気自動車と、自動運転の研究を紹介します。
    ・時空間デザインのアーキテクチュア(担当 中西 泰人)
      モバイル/ユビキタス/アーバンコンピューティングによる新しい時間と空間の使い方の実現を目指した研究を紹介します。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第4回  4月27日(金)
    ・マルチメディアデータベースと感性データベース研究プロジェクト(担当 清木 康)
      絵画、映像、音楽、装飾デザインなどを対象とした意味的・感性的マルチメディアデータベース研究について紹介します。
    ・バイオインフォマティクスプロジェクト(担当 荒川 和晴)
      G-language及びE-Cellプロジェクトを紹介します。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第5回  5月11日(金)
    ・言葉と認知・脳科学の研究プロジェクト(担当 石崎 俊)
      人間の脳の仕組みや認知の機能を調べて、言葉の理解や記憶の機能などを探求します。
    ・デジタルエンタテイメント(担当 稲蔭 正彦)
      本プロジェクトでは、人を楽しませるためのコンテンツデザインを企画、技術開発制作、発表まで一連の流れを実行します。映像からモノ、空間まで幅広い表現形態を扱います。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第6回  5月19日(土) 2時限目
    ・安西祐一郎塾長 講演会

    第7回  5月26日(土) 2時限目
    ・衆議院議員 石原伸晃氏 ゲスト講演

    第8回  6月1日(金)
    ・Ubiquitous Computing and Networking プロジェクト(担当 徳田 英幸・高汐 一紀)
      最新の研究開発動向やデモを織り交ぜつつ,ヒトを中心としたユビキタスコンピューティングとネットワーキングに対する取り組みを紹介します。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第9回  6月15日(金)
    ・先端生命科学 RNA機能解析プロジェクト(担当 金井 昭夫)
      遺伝子レベルの解析から、生物の起源や、発生、進化などを研究するプロジェクトです。本講義では、マンモスやヒトの祖先のゲノム解析について考えてみたいと思います。
    ・インフォメーションエスセティクス(担当 脇田 玲)
      ファッションからウェブに至るまで多様なメディアデザインを美しさに主眼を置いて実践します。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第10回  6月22日(金)
    ・〇劼匹發寮鎖脆達を考える/▲瓮鵐織襯悒襯垢砲弔い胴佑┐襦蔽甘 濱田 庸子)
      ‘幼児のいる家庭への訪問と観察を通して、子どもの精神発達を考えます。
      大学生活を取り巻くメンタルヘルス上の問題を討論などを通して考えます。
    ・野外に展開するメディアのデザイン(担当 田中 浩也)
      野外で行う人間の創造的な活動を支援するメディアとそのデザインの可能性・実例を紹介します。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第11回  6月29日(金)
    ・Urban Re-design(担当 小林 博人)
      次世代の都市を見据え、インフラ、コミュニティ、景観などの都市構成要素を再構築する研究を紹介します。
    ・アンワイアードインターネット(担当 湧川 隆次)
      インターネット上で、計算機に限らず様々な物が無線で常時ネットワークに繋がり動き回れる未来が「アンワイアードインターネット」です。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第12回  7月6日(金)
    ・E-Cellプロジェクト/疾患診断支援システムプロジェクト(担当 内藤 泰宏)
      システム生物学の知識・技術を利用して、生命の謎の解明、社会に貢献するアプリケーションの開発の両面で研究に取り組んでいます。
    ・人を測って人を知ろう〜エルゴノミクスとジェロンテクノロジー〜(担当 福田 亮子)
      人間の特性を把握する各種手法を学び、人間と環境の調和の実現を目指します。
    ・環境情報学部OBによる卒業制作発表

    第13回  7月13日(金)
    ・大宇宙における人類・完結編(担当 冨田 勝)
      地球はいつか太陽に飲み込まれて消滅します。太陽にも寿命があります。そして宇宙もいずれ終焉を迎えます。それに備えるために人類がやるべきことはなんでしょうか。


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    毎回の出席状況とレポートで評価します


5. 履修上の注意・その他

    なし


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「SFC総合講座B」「プロジェクト総合講座B」*これらの科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として修得済みの学生は、自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2007-03-19 12:15:18.790286


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