KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


オープンソースシステム (徳田 英幸瀧田 佐登子水越 賢治

    2007年度秋学期 水曜日4時限
    科目コード: 95009 / 2単位
    カテゴリ: 5.特設科目(大学院)


1. 主題と目標/授業の手法など

    近年、オープンソースソフトウェア(OSS)が社会に普及し、幅広く利用されはじめ、影響を与えている。ここでは、オープンソースプロジェクトのいくつかを例に、グローバルな開発モデル、オープンソースプロジェクト運営、コミュニティ形成、ライセンス管理について学ぶ。またその中においてデファクト・スタンダードの意義や、市場にもたらす影響など今後の方向性も考察する。また、実際のオープンソースのプロジェクトに参加し、実習体験を行い進めていく。

    授業は、オープンソースの概念を理解するとともに、インターネット上でのグローバル・ソフトウェア開発モデルについて、「1.オープンソース概論」、「2.オープンソースコミュニティの形成と維持について」、「3.オープンソース開発を支える分散開発技術について」、「4.オープンソース利用とシステム構築」、「5.オープンソースとライセンスについて」の5つの観点より学ぶ。
    「1.オープンソース概論」では、オープンソースの定義、基本理念、オープンソースプロジェクト、オープンソースの歴史、インターネットやWebの歴史を学ぶ。「2.オープンソースコミュニティの形成と維持について」では、オープンソースと組織、プロジェクト管理、オープンソース開発手法、国際化と日本語化、国際化手法、コミュニティメンバの募集と管理について学ぶ。「3.オープンソース開発を支える分散開発技術について」では、開発ツール、分散開発手法と問題点、ソースコード管理、コミュニケーションツール、拡張機能の開発方法について学ぶ。「4.オープンソース利用とシステム構築」では、オープンソース製品、システム構築について学ぶ。「5.オープンソースとライセンスについて」では、ソフトウェア著作権、知的所有権、オープンソースライセンスについて学び、オープンソースのビジネスモデルについて議論する。


2. 教材・参考文献

    必要な資料は、授業の際に提供する予定である。資料の参考としては次のものがある。

    ・ Open Source Initiative 
     http://opensource.org/
     http://www.opensource.org/docs/definition.php
    ・ Open Source Group Japan
     http://opensource.jp/
     http://www.opensource.jp/osd/osd-japanese.html
    ・ オープンソースの成功 政治学者が分析するコミュニティの可能性 --- スティーブン・ウェバー著/山形浩生・守岡桜 共訳
    ・ オープンソース成熟モデル- オープンソースソフトウェアとプロジェクトの実践的評価 --- Bernard Golden 著 / 武藤健志 監訳
    ・ MDC日本語
     http://developer.mozilla.org/ja/docs/
    ・ 国際化プロジェクト
     http://www.mozilla-japan.org/projects/intl/


3. 授業計画

    第1回 オープンソース概論 (1)
    定義、基本理念
    オープンソースプロジェクト

    第2回 オープンソース概論 (2)
    オープンソースの歴史
    インターネット、Webの歴史

    第3回 コミュニティ形成と維持 (1)
    オープンソースと組織
    プロジェクト管理

    第4回 コミュニティ形成と維持 (2)
    オープンソース開発手法
    国際化と日本語化、国際化手法
    コミュニティメンバの募集と管理

    第5回 オープンソース開発を支える分散開発技術 (1)
    開発ツール、分散開発手法と問題点

    第6回 オープンソース開発を支える分散開発技術 (2)
    ソースコード管理、コミュニケーションツール、品質管理

    第7回 オープンソース開発を支える分散開発技術 (3)
    分散開発技術利用、拡張機能開発概要

    第8回 オープンソース利用とシステム構築 (1)
    オープンソース製品、システム構築概要

    第9回 オープンソース利用とシステム構築 (2)
    システム構築

    第10回 オープンソースとライセンス
    ソフトウェア著作権、知的所有権、オープンソースライセンス

    第11回 オープンソースビジネスモデル
    新しいビジネスモデル

    第12回 特別講演:オープンソースソフトウェア開発の実践
    ゲストスピーカ 

    第13回 まとめ
    オープンソースソフトウェアの将来


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    演習問題と学期末レポート


5. 履修上の注意・その他

    なし


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    なし


9. 授業URL


2007-09-15 05:14:46.663351


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