KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


生活環境論 (藤倉 まなみ

    2009年度春学期 火曜日3時限
    科目コード: 33050 / 2単位
    カテゴリ: 17.先端導入科目-環境情報-地球と環境(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

     1960年代の公害の時代から今日に至るまで、環境問題は日常生活や健康に身近なテーマとして関心が高い。本講義では、生活に身近な環境問題のうち、前半では、大気汚染、水質汚濁、騒音・振動、悪臭、土壌汚染について、現状、発生メカニズム、対策等について概説する。後半では,廃棄物及び化学物質について概説する。中学・高校レベルの科学の知識で、対策技術の原理やリスク論の観点からも論じ、環境リテラシーの獲得を目指す。


2. 教材・参考文献

    レジュメはSFC-SFSに逐次アップする。
    藤倉良・藤倉まなみ著「文系のための環境科学入門」有斐閣,2008


3. 授業計画

    第1回 イントロダクション
    環境問題の種類、環境問題のややこしい(おもしろい)点、科学的不確実性下の政策決定、環境問題と科学、公害防止技術など。履修者選抜。

    第2回 大気汚染(その1)
    法令の枠組み、大気汚染の定義、健康影響など。

    第3回 大気汚染(その2)、水質汚濁(その1)
    大気汚染各論(ばいじん、硫黄酸化物、窒素酸化物、アスベスト)
    上水道、水質指標など。

    第4回 水質汚濁(その2)
    汚水・生活排水対策、富栄養化、健康項目(有害物質)など。

    第5回 土壌汚染
    土壌汚染の曝露経路、環境基準、農用地土壌汚染対策、市街地土壌汚染対策 など。

    第6回 悪臭
    苦情件数、嗅覚、悪臭防止法、規制基準、悪臭防止技術 など。

    第7回 騒音
    音の強さ、騒音とは、環境基準、航空機騒音の環境基準、生活騒音、騒音規制法 など。

    第8回 廃棄物(その1)
    廃棄物の分類、発生・処理の現状、廃棄物処理法 など。

    第9回 廃棄物(その2)
    循環型社会、各種リサイクル法、有害廃棄物の処理 など。

    第10回 特別講義:廃棄物処理の実際
    廃棄物処理・リサイクルの実際、配慮事項、企業としての展開などについて、SFCのOBで廃棄物処理業の経営者による講演を予定。

    第11回 ダイオキシン・PCB対策
    化学的性質、毒性、発生・排出、対策、ダイオキシンのリスクベネフィット、PCB処理 など。

    第12回 化学物質とリスク
    リスクの定義、リスクの大きさ、毒性、基準値の作り方 など。

    第13回 特別講義:神奈川の化学物質
    化学物質排出移動量届出制度:PRTRによる神奈川県内の化学物質の環境への排出状況などについて、神奈川県環境科学センターによる講演を予定。


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    期末試験:80点(受講生がおおむね100名未満であれば記述式,それ以上であれば択一式(マークシート)で行う予定)。
    外部講師による特別講演の講義時間内レポート提出:20点。
    SFC-SFSによる出席確認を上記に加算し、100点満点で評価する。
    出席は必須ではない。


5. 履修上の注意・その他

    私語厳禁。


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    なし


9. 授業URL


2009-03-05 17:12:59.959814


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2016, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について