KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


ユビキタスコンピューティングシステム論 (徳田 英幸

    2009年度秋学期 月曜日4時限
    科目コード: 60770 / 2単位
    カテゴリ: 3.プログラム科目(大学院)


1. 主題と目標/授業の手法など

    先端IT技術とネットワーク技術の進化により、さまざまなユビキタス
    コンピューティング環境が構築されてきている。身のまわりの屋内空間から、 屋外まで「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」シームレスにネットワークに 接続でき、我々の行動支援できる生活空間が実現可能となってきている。 この授業では、ユビキタスコンピューティングシステムの過去・現在・未来 について議論し、その本質を理解することを目的とする。

    授業では、ユビキタスコンピューティング技術の構成要素であるユビキタスネットワーク、 無線ネットワーク、ユビキタス端末、RFID、センサーノード、位置情報システム、 コンテクストアウェア技術、ユビキタスサービスなどの先端技術を理解するとともに、Gumstix、センサーノード(uPart Mote, Wiiリモコン)、ケータイ, iPod touchなどを使った演習課題を通じて、ユビキタスシステム構築を体得する。また、ユビキタスシステムやユビキタス技術が社会に受け入れられ、普及していくための社会制度や プライバシー問題などについても議論する。


2. 教材・参考文献

    必要な資料は、授業の際に提供する予定である。資料の参考としては次のものがある。

    「ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け」
    ニール・ガーシェンフェルド (著), 糸川 洋 (著)
    ソフトバンククリエイティブ

    ”コラボレーション! SFCという「融合の現場」"
    徳田 英幸、村井 純、千代倉 弘明、金子 郁容 編、慶應義塾大学出版会、2007

    Security for Ubiquitous Computing (Wiley Series in Communications Networking & Distributed Systems)
    Frank Stajano
    John Wiley & Sons Inc


    「ユビキタステクノロジーのすべて」 http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/it/20070222_07.html

    参考資料:http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/


3. 授業計画

    第1回 ユビキタスコンピューティングシステムの過去、現在、未来
    ユビキタスコンピューティングの起源
    ユビキタスコンピューティングの進化

    第2回 ユビキタスコンピューティングシステムの構成要素(1)
    ユビキタスコンピューティングシステムのアーキテクチャ
    ハードウェア構成要素

    第3回 ユビキタスコンピューティングシステムの構成要素(2)
    基盤ソフトウェア構成要素
    コンテクストアウェアネス

    第4回 ユビキタスコンピューティングシステムの構成要素(3)
    ユビキタスサービス
    サービス発見・結合・再結合

    第5回 実世界センシング(1)
    センシング技術
    電子タグ、位置情報システム、センサーノード

    第6回 実世界センシング(2)
    センサーネットワーク
    環境情報

    第7回 マイクロユビキタスノードとプロセッシング(1)
    Mote
    uPart

    第8回 マイクロユビキタスノードとプロセッシング(2)
    Gumstix
    Linux

    第9回 アクチュエーション
    ネットワークロボット
    情報家電システム

    第10回 ユビキタスネットワーク
    モバイルアドホックネットワーク
    情報家電ネットワーク
    P2P技術

    第11回 ユビキタスコンピューティングシステムとサービス
    ユビキタスサービスモデル
    uService
    uMobile

    第12回 社会的制度とプライバシー保護
    トレーサビリティ
    匿名性
    プライバシー保護技術

    第13回 ユビキタスコンピューティングシステムの未来
    最新技術動向とまとめ


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    演習課題と学期末レポート


5. 履修上の注意・その他

    演習問題には、プログラミング能力が必要です。


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「モバイル・分散プログラミング」*この科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として修得済みの学生は、自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2009-09-02 13:43:40.989659


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