KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


マスコミュニケーション (原 淳二郎

    2012年度秋学期 水曜日5時限
    科目コード: 30150 / 2単位
    カテゴリ: 14.先端導入科目-総合政策-社会イノベーション(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    マスコミの歴史と現代のマスコミがかかえる課題について理解する。マスコミの中でも特に新聞が果たす役割とその影響力について考える。また、マスコミの中で働くジャーナリストは何を考え、どのように働き、どんな課題をかかえているか、について知る。若者の間で進む新聞離れ、活字離れの実情を考える。ネットの台頭によるマスコミ業界の再編、経営問題について理解する。

    毎回課題を定め、学生にリポートの提出を求める。リポートについての質疑を講義内で行う。
    履修者数が多い場合はグループワークを導入、グループ別に課題を提出する。


2. 教材・参考文献

    吉見俊哉、 メディア文化論、 東京、 有斐閣アルマ、2004、 281p

    佐藤琢己、 現代メディア史、 東京、 岩波書店、 1998、259p

    藤竹暁、  図説日本のマスメディア、 東京 日本放送出版協会、 2000、 306p

    河内孝 新聞社 破綻したビジネスモデル 東京 新潮新書 2007 220p

    池田信夫 電波利権 東京 新潮新書 2006 186p

    朝日新聞取材班 戦争責任と追悼 東京 朝日新聞社 2006 265p

    柴田鉄治 新聞記者という仕事 東京 集英社新書 2003 206p

    池田信夫、西和彦、林紘一郎、原淳二郎、山田肇 ネットがテレビを飲み込む日 東京 洋泉社 2006 295p


3. 授業計画

    第1回 ガイダンス
    講義の進め方
    何を評価するか。自己紹介としてのジャーナリストの半生。

    第2回 マスコミとはメディアとは情報とは
    新聞はどう造られるか
    情報とはなにか、記事とはなにか。

    第3回 新聞記者という仕事
    新聞記者という仕事について、社会はどう見ているのか。時代とともに
    そのイメージは変わってきた。

    第4回 震災とメディア
    震災、原発事故であらためてメディア批判が起きている。災害、事故の
    時、メディアはどういう役割を果たすのか。なぜ果たせないのか、を考
    える。

    第5回 ジャーナリストの倫理
    ジャーナリストはなぜ高い倫理観が求められるのか

    第6回 調査報道
    新聞に残された使命、調査報道

    第7回 テレビと新聞
    テレビと新聞の歴史的関係。それぞれの特性。

    第8回 記者クラブって何
    記者クラブ開放問題がなかなか解決しない。問題の経緯と本質。

    第9回 社会とメディア
    報道被害問題をどう考える。風評被害はメディア側の問題か。

    第10回 模擬記者会見
    企業のマスコミ対策とメディアトレーニング、記者会見と記者発表。

    第11回 宅配と再販
    新聞産業の経営問題

    第12回 文章力
    的確な文章表現力を身につけるには。見出しの効用。

    第13回 現代新聞紙考
    新聞の悩み。電子新聞は定着するか。電子書籍は定着するか。

    第14回 演習 人物を書く
    人物にはさまざまな側面がある。それらのどこに焦点を当
    てて描くか。友人にインタビューして書く。

    第15回 現役記者に聞く
    日程は未定。都合がつけば、海外駐在の記者にネット中継で話を聞く。


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    期末試験はしないが、授業内テスト、提出されたリポートの内容、回数などで成績評価をする。


5. 履修上の注意・その他

    2人でグループを組み、課題を書く役とそれをチェック訂正する役を交互につとめてもらうので、あらかじめ組む相手を考えておいてください。相手がいない場合はこちらで組み合わせを指定します。


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「マス・コミュニケーション」*この科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として修得済みの学生は、自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2012-08-25 13:59:41.472745


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