KGC


Keio University Shonan Fujisawa Campus
Course Summary (Syllabus)


CIVIL LAW (PROPERTY) (Kazuhiro Shiozawa

    Semester : 2014 Fall
    Code : C1056 / 2 Credits


1. Objectives/Teaching method

    <主題>

    民法(財産法)のしくみと使い方の習得

    <目標>

    民法(財産法)の構造と機能を理解し、その世界観と価値観を把握して、具体的な法的紛争に適用するための法論理的思考力を養うこと。民法学の面白さを味わい、それを小学生に説明できるようになること。

    <授業の手法>

     みなさんに問いかけながら講義をします。ぜひとも積極的に発言し、クラスに対してcontributeしてください。発言1回1点として平常点を計算します。

     そして思考の素材となるのは条文です。必ず法令集(教材欄参照)を持参してください。みなさんで条文を読みながら、自分で条文を読むチカラを身につけていきます。

     毎回、講義の最後にオピニオンペーパーを書いていただきます(内容自由、提出任意です)。それに対して塩澤は可能な限りコメントを加え、次週に返却します。また、重要な質問に関しては次週の講義で解説を加えます。


2. Materials/Reading List

    信山社「法学六法」2014年版または2015年版


3. SCHEDULE

    #1 民法とは何か
    日本で最も大きな法律である「民法」の機能と体系を、ゼロから描いていきます。

    #2 財産と財産法の構造
    「財産」とは何か。「物」とは何か。「有体物」、「無体物」、「知的財産」、「不動産」、「動産」といった概念について理解したうえで、「所有権」「債権」など諸権利の性質と構造を把握します。

    #3 なぜ人は契約するのか
    「人」や「法人」を概観した後、民法において最も重要な体系のひとつである「契約」について、そのしくみと機能について理解を深めます。

    #4 契約の諸類型と契約の自由
    世の中にはどのような契約があるのか。民法に規定されたさまざまな契約についてその構成を検討したうえで、どのような契約をすることができるのか、できないのかを考えます。

    #5 意思表示のしくみ
    契約などの「法律行為」において核となる「意思表示」の意義としくみを解明します。

    #6 代理のしくみ
    他人に代わって意思表示をする「代理」のしくみと構成を分析します。

    #7 契約と物権変動のしくみ
    契約に伴って変動をきたす物権と登記の関係を解明します。

    #8 契約するとどのような効力が生じるか
    契約が当事者に与える拘束力を分析します。

    #9 債権と債務はどのように発生するのか
    債権と債務の発生原因とその性質について論じます。

    #10 債権はどのように消滅するか
    弁済、相殺、更改、免除、混同という債権の消滅についてそのしくみを明らかにします。

    #11 債権を他人に譲渡するには
    債権譲渡の方法と構造を論じます。

    #12 債権に基づいてどのようの請求が可能か
    債権の効力について体系的に論じます。

    #13 債権の対外的効力
    債権者代位権と詐害行為取消権の意義と構造を明らかにします。

    #14 債権を担保する方法
    「担保」の意義を解したうえで、保証、連帯保証など、人的に債権を担保する方法を探求します。

    #15 民法における体系思考の意義
    民法を体系的に理解する意義を論じます。


4. Assignments/Examination/Grad Eval.

    平常点2割、期末試験8割で評価します。
    平常点は、毎回の講義における発言1回1点とし、期末試験の点数に加算します。
    期末試験は論述式の記述試験であり、講義で扱った内容から出題します。


5. Special Note

    毎回必ず法令集(六法)を持参すること。


6. Prerequisit / Related courses

    -


7. Conditions to take this course

    -


8. Relation with past courses

    -


9. Course URL


2014-07-22 01:03:15.745574


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