KGC


Keio University Shonan Fujisawa Campus
Course Summary (Syllabus)


CRIMINAL LAW (Masaru Shibahara

    Semester : 2014 Fall
    Code : C1060 / 2 Credits


1. Objectives/Teaching method

    刑法は、犯罪と刑罰に関する法律で、日常生活・経済活動に密着した法律ですが、犯罪という負のイメージから公に語られることが少ない分野です。しかしながら、近時は、新聞等のマスコミで上場企業の刑事事件が取り扱われることが少なくありません。これらの背景には、社会構造の変革や事後的規制への変化が存在するものと思われます。そこで、これらの変革が何故起き、企業活動にどのような影響を与えるかを理解することは、経済活動に従事する者としても、又、裁判員制度の導入を踏まえても重要だと思われます。本講義では刑法総論・各論(経済犯を中心に)を概説し、併せて重要判例について解説を加え、履修者が具体的なイメージを抱けるよう配慮します。


2. Materials/Reading List

    \湘津鞠靴曚.刑法判例百選義輜.第6版,有斐閣,2008,220p,978-4-641-11489-0.
    :(ご参考)7月下旬に最新版が出る予定です。
    ∈枷十蠖Π総合研修監修.刑法総論講義案.三訂補訂版,司法協会,2008,438p.
    :授業の前半の内容について文献で確認したい人用の参考書です。裁判所内の司法協会等で売っています。
    山口厚.経済刑法.商事法務,2012,422p,978-4-7857-2031-5.
    :授業の後半の内容について文献で確認したい人用の参考書です。
    っ單捗い曚.刑事訴訟法講義.第4版,東京大学出版会,2012,566p,978-4-13-032368-0.
    :刑事訴訟法について実務に近い見地から記載がなされている本。訴訟手続に興味があり、かつ、実務の考えに興味があればどうぞという程度です。


3. SCHEDULE

    #1 はじめに
    刑法の機能と現代犯罪の特徴等について講義する。

    #2 構成要件−基本的な犯罪構成要素
    刑法総論の基本的思考構造、処罰すべき危険な行為(実行行為)について講義する。

    #3 構成要件的故意
    構成要件的故意の内容について講義する。

    #4 違法性−自らの力で権利を守ることは許されるか
    正当防衛・緊急避難・自救行為等について講義する。

    #5 責任−酩酊者や確信犯を処罰できるか
    近時話題になることの多い責任能力の内容及び法律の錯誤等について講義する。

    #6 共犯−他人の犯罪にどこまで責任を負うか
    共謀共同正犯をはじめとする共犯の成立範囲・問題点について講義する。

    #7 過失−企業における管理責任
    企業における過失が人間に危害を加えた事案及び内部体制等(1)について講義する。

    #8 過失−企業における管理責任
    企業における過失が人間に危害を加えた事案及び内部体制等(2)について講義する。

    #9 財産犯1−窃盗罪と機密情報
    財産犯の基本構造及び情報化社会における問題点等について講義する。

    #10 財産犯2−詐欺罪、横領と背任
    横領・背任等の知能犯罪について過去の事例等に触れて講義する。

    #11 証券犯罪−証券市場の信頼確保
    証券市場に対する犯罪について過去の事例等に触れて講義する。

    #12 粉飾決算
    粉飾決算等に関する犯罪について講義する。

    #13 談合罪
    談合をめぐるリニエンシー制度の導入及び司法取引の可否等について講義する。

    #14 総括
    今までの講義の総括(1)を行う。


4. Assignments/Examination/Grad Eval.

    出席点、レポート等を総合的に考慮して成績を決定致します。


5. Special Note

    -


6. Prerequisit / Related courses

    -


7. Conditions to take this course

    -


8. Relation with past courses

    -


9. Course URL


2014-07-03 13:28:10.503104


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