KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


環境保全計画論 (行木 美弥

    2014年度秋学期 金曜日2時限
    科目コード: C2013 / 2単位
    カテゴリ: 23.先端開拓科目-環境情報-地球と環境(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    1.主題:国、自治体、民間企業などが策定する様々な環境保全に関する計画的取組について学び、社会全体が環境問題の解決に向けてどのように取り組んでいるのかについて理解を深める。

    2.目標:今後、学生自身が生活者あるいは企業人・研究者として社会で活動する際に、環境への配慮を当然のこととして取り組む基礎を醸成する。

    3.授業の手法:「目標を立て、予測し、制御する」という共通軸で、前半は行政計画(政府の策定する環境基本計画や自治体の策定するごみ処理計画など)について、後半は民間事業者の実施する環境アセスメント、ライフサイクルアセスメント、環境マネジメントシステムなどについて論じる。また、具体的事例として、企業の環境報告書について、講師を招き講演を行うとともに、事例研究を行う。


2. 教材・参考文献

    参考書:藤倉良・藤倉まなみ著,「文系のための環境科学入門」,有斐閣,2008

    小林 光・一ノ瀬 友博・厳 網林・池田 靖史・行木 美弥 (編集)ザ・環境学:緑の頭の作り方,勁草書房,2014

    第4次環境基本計画、循環型社会形成推進基本計画ほか(これらはウェブ入手可)
    http://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/plan/plan_4.html


3. 授業計画

    第1回 【非公開】イントロダクション
    講義計画、成績の評価方法等の説明。環境保全のための計画の種類、目
    的、変遷など。

    第2回 公害保全対策
    大気・水・土壌汚染防止のための手法としての計画に着目。法規制体系、
    調査・対策計画の立案、市民への情報開示など。

    第3回 環境基本計画
    第1次〜第4次環境基本計画の背景、内容、策定過程、フォローアップ。
    神奈川県や近隣自治体を例に、自治体の環境基本計画と市民の役割

    第4回 環境アセスメント
    環境アセスメント制度、戦略的環境アセスメント、具体事例など。

    第5回 化学物質対策
    環境リスクとは何か.リスク管理とそれを用いた化学物質管理の考え方な
    ど.

    第6回 【非公開】放射能汚染対策 
    放射能汚染の状況や対策、放射性物質汚染対処特別措置法に基づく取り組
    み(除染実施計画)など。

    第7回 企業の環境対策 1 : 環境対策に向けた実践的な取り組み
    企業,自治体,研究者等さまざまな主体が連携して取り組む実践的な環境
    対策について学ぶ.

    第8回 【非公開】企業の環境対策 2
    らでぃっしゅぼーやの方の特別講演。

    第9回 循環型社会
    廃棄物管理から循環型社会形成への流れ.何をめざし,どのようなシステム
    となっており,達成状況はどうか.

    第10回 企業の環境対策 3
    環境配慮促進法、環境報告書に求められる事項。実際に、企業の環境報告
    書を読み、事例研究を行う

    第11回 【非公開】企業の環境対策 3
    特別講義:企業の環境対策担当者による実際的な取り組みに関する特別講演(日立製
    作所 CSR・環境戦略に長く関わった方においでいただきます)。

    第12回 気候変動対策
    気候変動対策に関する計画の背景、内容等。京都議定書目標達成計画、
    政府実行計画、地方公共団体実行計画を例に、国際的な枠組みから個別
    の取り組みが実行されるまで。

    第13回 【非公開】企業の環境対策4
    特別講義:企業の環境対策を審査する立場の方から企業の環境対策についてお話を聞く

    第14回 【非公開】まとめと補足
    これまでの講義のまとめと補足など。


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    講義中の発言、外部講師の講演2回の際のレポート及び企業の環境報告書の事例研究についてのレポート、その他出欠状況、最終レポートを総合して成績を評価する。


5. 履修上の注意・その他

    なし


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    なし


9. 授業URL


2014-08-12 17:04:53.344263


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