KGC


Keio University Shonan Fujisawa Campus
Course Summary (Syllabus)


HUMAN INTERFACE DESIGN (Toshiyuki Masui,Michiaki Yasumura

    Semester : 2014 Spring
    Code : C2094 / 2 Credits


1. Objectives/Teaching method

    コンピュータなどの機械類(人工物)が高度化するにつれ、人間と機械の間のギャップがますます広がっていく傾向にある。人(ユーザー)が誤操作をしたとき、それを人のせいと決めつけてしまう。たくさんの機能を含む機械を買っても、使いこなせずにいる場合がないだろうか?

    本講義では、このようなコンピュータに代表される高度な機械とそのユーザーとの関係、すなわちヒューマンインタフェースを主題とする。 それらの機械類の使いやすさと分りやすさを分析し、インタフェースの基本概念 とあり方を事例研究を通して習得する。認知科学的な観点から、使いやすいシステムと使いにくいシステムの違いを明らかにしていくと同時に、ユーザーインタフェースの評価法、望ましいインタフェースのデザイン 方法論についても取り上げて行く。キャンパス内外の具体例に触れるような課題も行う予定である。

    ヒューマンインタフェースの新しいデザインから、未来の新しい コンピュータのイメージが生まれる、といっても過言ではない。皆さんの創造力をできるだけ刺激するような講義をここでは目指したい。

    [キーワード]:
    ヒューマンインタフェース, 人間機械系, 認知, 使いやすさ, 分りやすさ,
    インタラクション, 設計, 評価, ユニバーサルデザイン, GUI, 実世界指向,
    ユビキタス、インビジブル, 感性, インタフェースデザイン.

    Computers and networked artifaces are now widely used by everybody,
    and human interface design for these systems are getting crucially
    important. Nevertheless, we are still surrounded by many poorly designed
    awkward systems, due to the lack of proper human interface
    design skills.

    By taking this course, participants will get basic understandings of
    the concepts of human interface and acquire basic knowleges of current
    human interface technologies and design principles. Lecturers are
    hoping that the participants will be able to design splendid interface
    systems in the future.


2. Materials/Reading List

    最初の2つの教科書は,今学期の早いうちに読んでおくこと.
    参考書は他にもあるが,授業の進度に合わせて,順次紹介してゆく.

    ☆: インタラクションデザインの教科書、翔泳社、2008.
    ☆: トム・ケリー著, 鈴木・秀岡共訳, 発想する会社!, 早川書房, 2002.
    ○: 海保・原田・黒須, 認知的インターフェース, 新曜社, 1991.
    ○: ノーマン著, 野島久雄訳, 誰のためのデザイン?,新曜社, 1988.
    ○: ノーマン著, 岡本・安村・伊賀共訳, インビジブルコンピュータ,新曜社, 2000.
    ○: ノーマン著, 岡本・安村・伊賀・上野共訳, エモーショナルデザイン,新曜社, 2004.
    ○: ノーマン著, 安村・岡本・伊賀・上野共訳, 未来のモノのデザイン, 新曜社, 2008.


3. SCHEDULE

    #1 ヒューマンインタフェースとは何か/ What is human interface?
    ヒューマンインタフェースとは何かを最初に説明する。インタラクショ
    ンデザインの具体例や最新の研究事例などを中心に示す。本講義の概
    要、ヒューマンインタフェースの学び方、履修上の注意についても述べる。

    We first define what is "human interface", and introduce various
    systems and latest research topics related to human interaction
    design. We describe the overview of this lecture, present various
    hints on how to learn human interface, and show advices for
    taking this course.

    #2 日常物のインタフェースとユーザ中心設計 / Everyday Interface and User Centered Design
    コンピュータだけではなく、我々の身の回りにある日常物に対しても、
    ヒューマンインタフェースの立場からみると明らかとなる問題点を示
    し、その解決策を例として示す。ヒューマンインタフェースの基本原則
    やユーザ中心設計、インタフェースにおけるマーフィーの法則について
    も触れる。

    We show various human interface problems of computers and other
    artifacts around us, and discuss solutions. We will describe the
    principles of human interface, user centered design, and the
    Marphy's laws for human interface.

    #3 認知的インタフェースと認知情報モデル / Theory of cognitive interface and human processor model
    認知科学とは何かを例示した後、認知科学を踏まえたインタフェースで
    ある認知的インタフェースの考え方を示す。さらにカードの提唱した認
    知情報処理モデルを取り上げる。短期記憶や長期記憶の違いや人間の認
    知的処理に関わる処理時間と記憶量について学ぶ。カードのモデルに基
    づく分析手法も紹介する。

    We learn the basics of cognitive science, and we introduce the
    concept of "cognitive interface". We then learn the "human
    processor model" proposed by S. K. Card, and we learn the
    difference between short-term memory and long-term memory, and
    learn processing time and memory of cognitive process of humans.
    We then learn some analytical methods based on Card's model.

    #4 ユーザインタフェースの分析・評価法 / Analysis and evaluation methods of human interface
    ユーザインタフェースの分析・評価法としてどのようなものがあるかを
    紹介する。経験的な方法、タスク分析、プロトコル解析、定量的分析な
    ど、さまざまなヒューマンインタフェース評価方法の概要を知ると同時
    に、具体例に基づき、どのように使い分けるかも学ぶ。

    We will show what kind of methods are available for human
    interface. We will learn some variations of human interface
    evaluation, such as empirical methods, task analysis, protocol
    analysis, quantitative analysis. We will also learn how to use
    such evaluation methods by examples.

    #5 生活コンピューティング / Life: Everyday Computing
    家の中、電車の中など、さまざまな日常生活の中で、どのように機器を
    デザインしていけば良いのか、事例に則して、その考え方を示す。

    We learn how to design artifacts at home, in a train, and in
    other real-world environments.

    #6 ユーザインタフェースのデザイン法 / Design methods for human interface
    ユーザインタフェースを新たにデザインするためには、何を考えてどの
    ように実践すべきか、具体的な開発事例について、外部講師を招き、話
    して頂く。

    We invite a guest speaker from a company, and ask him to
    introduce us various examples and design principles of developing
    human interface systems.

    #7 未来の機械と人間との関係 / Relations between future machines and humans
    高度に自動化された機械と人間との関係や、その中でのエージェントや
    ロボットの役割について議論する。

    We will argue on the relation between humans and highly automated
    machines, and the roles of agents and robots.

    #8 情報検索と情報入力 / Information retrieval and information entry
    計算機やネット上で利用されている各種の情報検索システムについて説
    明する。情報検索技術と関連が深い情報入力技術についても解説する。

    We learn the basics of various information retrieval systems
    including pattern matching systems, search engines, etc. We then
    learn how text input systems and other data input systems are
    closely related to information retrieval techniques.

    #9 情報視覚化とビジュアルインタフェース / Information visualization and visual interface systems
    大規模な情報を理解しやすいように視覚化するビジュアライゼーション
    システムの解説を行なう。また、現在広く利用されているグラフィカル
    ユーザインタフェースやビジュアルプログラミングについても論じる。

    We learn the basics of various information visualization systems
    for understanding huge data. Also, we learn current graphical
    user interface systems and visual programming systems.

    #10 情報編集と例示/予測インタフェース / Information manipulation and predictive user interfaces
    人間の行動を予測することによって、繰り返し操作や定型的作業を効率
    化することができる。携帯電話の予測入力システムはその一例である
    が、様々な予測インタフェースシステムと例示プログラミングシステム
    について述べる。

    We learn various interface techniques for eliminating the pain of
    performing unnecessary repetitive tasks. We learn prediction
    algorithms and systems which are useful for relieving such users'
    burdens.

    #11 Webとコミュニケーション / Web and communication systems
    近年急速に普及してきたWeb上のインタフェース技術について解説する。
    特に、ネット上でのコミュニケーションをサポートする各種の技術につ
    いて述べる。

    We learn basic technologies behind the Web, especially languages
    and protocols used for supportiong communications on the Web.

    #12 実世界インタフェース / Real-world Interfaces
    従来から利用されているパソコンのような装置を利用せず、いつでもど
    こでもネットや計算資源を利用するための「モバイルコンピューティン
    グ」「ユビキタスコンピューティング」「実世界インタフェース」など
    の技術について述べる。

    We learn recent trends on ubiquitous computing, where everybody
    can use computers and network resources everywhere and at any
    time without using personal computers.

    #13 学生によるプレゼン / Presentations by students (1)
    履修者が最終レポートとしてが制作した作品・アイデアの中からその一
    部をプレゼンしてもらい、講評する。また、これからのインタフェース
    のあり方、デザインの仕方を皆で考えてゆく。

    #14 学生によるプレゼン / Presentations by students (2)
    履修者が最終レポートとしてが制作した作品・アイデアの中からその一
    部をプレゼンしてもらい、講評する。また、これからのインタフェース
    のあり方、デザインの仕方を皆で考えてゆく。


4. Assignments/Examination/Grad Eval.

    レポートと出席点により評価する。


5. Special Note

    -


6. Prerequisit / Related courses

    -


7. Conditions to take this course

    -


8. Relation with past courses

    -


9. Course URL


2014-04-04 10:57:18.761754


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2019, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について