KGC


Keio University Shonan Fujisawa Campus
Course Summary (Syllabus)


ACADEMIC WRITING (Yoon Bae

    Semester : 2014 Fall
    Code : B6069 / 2 Credits


1. Objectives/Teaching method

    アカデミックライティングは三つの目標を掲げている。
    1.総合政策学部におけるアカデミックライティングの基本的な手順と作業を体得する。
    2.自らのリサーチの伝達力と他人のリサーチの理解力を養うこと。すなわち、聞く、言う、書くことに重点を置く。
    3.お互いのリサーチについて、議論して新たな「知見」を導くこと。

    授業の手法は、主に講師による講義である。
    加えて、講師と履修生との議論、履修生同士の議論を積極的に行う。


2. Materials/Reading List

    高根 正昭. 創造の方法学. 講談社, 1979, 198p.
    佐藤 郁哉.フィールドワーク. 新曜社,2006,320p. 
    ヘンリー・ブレイディ; デヴィッド・コリアー. 社会科学の方法論争. 勁草書房, 2008, 348p.
    ケイト・L・トゥラビアン. シカゴ・スタイル 研究論文執筆マニュアル. 慶應義塾大学出版会,2013,624p.
    アレキサンダー ジョージ; アンドリュー ベネット. 社会科学のケース・スタディ: 理論形成のための定性的手法.勁草書房,2013,376p.


3. SCHEDULE

    #1 授業ガイダンス、履修生の要望調査、質疑応答
    講師の紹介、日程の説明、履修上の注意点、履修生の要望について、質疑応答する。

    #2 総合政策と人文社会科学の諸専門分野
    総合政策の概念について説明する。そして、人文社会科学の諸専門分野(外国語、文化人類学、歴史学、政治学等)と総合政策の関連性を説明する。とりわけ、政治学は、中央行政、地方行政、比較行政、国際行政に分けて詳細に講義を行う。

    #3 テーマ選定とリサーチ・クエスチョン、仮説
    テーマをいかに選定するのか、その手順と方法を説明する。
    「5W1H」は何を意味するのか、いかにしてリサーチ・クエスチョンを「なぜ」へ導くのかを説明する。尚、「なぜ」に対する答えとしての仮説の立て方を考察する。

    #4 資料の収集と解読
    1次資料、2次資料は何か。各専門分野による相違と類似について説明する。
    資料はいかに収集するのか。
    収集した資料はいかに解読するのか、その手順と方法を説明する。 

    #5 インタビューとアンケートの整理方法
    インタビューはいかに行うのか。アンケートの結果はいかに整理するのかについて、説明を行う。とりわけ、インタビュー対象者とのコミュニケーション、客観的なデータの収集に向けた手順と方法を説明する。

    #6 分析枠組みの設定と理論
    テーマをいかに観察するかについて説明する。
    帰納と演繹、諸理論からテーマとの整合性をいかに確保するかについて、説明する。弁証法と人文社会科学の関連性を説明する。

    #7 研究計画書の発表
    テーマ、新規性、研究手法、予想される結果ついて、発表を行う。
    研究計画書の発表は今期に卒業論文を執筆する履修生が優先される。
    発表は1人3分(時間厳守)行い、聴衆はコメントを記入する。

    #8 研究計画書のレビュー
    聴衆と講師からのコメントから研究計画書のレビューを行う。
    講師と履修生との議論、履修生同士の議論を行う。

    #9 資料の政治的含意と客観性の導出
    資料公開とは何か。その政治的含意からいかに客観性を導くのかについて説明する。
    加えて、ビックデータの時代ともいわれる今日、数値データをいかに理解するのか、その手順と方法について、説明する。

    #10 レポート、政策提言、研究論文の比較
    現状把握、問題解決の提示、経験的な事象の探求はいかに異なるか。
    レポート、政策提言、研究論文は誰に求められ、いかに活用されているのか。
    問題発見と問題解決にはいかなる文章が求められ、説得力を確保するかについて、説明する。

    #11 文章の表現、脚注の付け方、参考文献の整理方法
    人文社会科学と自然科学の相違点と類似点を説明する。
    客観的だと思われる文書はいかに書くのか。私見、他人の意見、既定の事実の区別はいかに行うのか。論拠のデータとしての脚注、参考文献の整理方法について説明する。

    #12 政策提言のディベート
    アカデミックライティングの最終目的は、筆者の主張の説得である。その
    ためには、他人とのコミュニケーションを経て一貫した主張が求められる。
    履修者の確定次第、グループを形成する。講師が提示する政策課題の解決
    策を考案する。各グールプは20分、発表した後、ディベートを行う。

    #13 最終発表
    テーマ、研究手法、研究内容、結論について、発表と質疑応答を行う。
    発表は、今期に卒業論文を執筆する履修生が優先される。
    発表は、1人5分(時間厳守)行う。

    #14 アカデミックライティングのまとめ
    アカデミックライティングのまとめを講義する。
    履修者は最終課題(20,000字)を提出する。


4. Assignments/Examination/Grad Eval.

    毎回の課題50%、研究計画書20%、最終課題30%


5. Special Note

    アカデミックライティングは「現場」に足を運ぶフィルドワークから始まる。そして、あらゆる「現場」では、いかに「観察」するかが問われる。履修者はその「現場」を観察する当事者のつもりで、履修していただきたい。
    私語、飲食、着帽、不要なパソコンの操作、携帯電話の操作は厳禁です。


6. Prerequisit / Related courses

    -


7. Conditions to take this course

    課題は継続的な出席と講義時間外の活動が求められることもご理解いただきたい。発表は今期に卒業論文を執筆する履修生が優先される。 新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネット等が伝える国内外の諸事象について、興味を持っていただきたい。そして、常に「なぜ、そのような諸事象が生じるのか」と問いただしてみましょう。


8. Relation with past courses

    -


9. Course URL


2014-08-05 09:33:38.533538


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2019, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について