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慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス 電池社会 (堀江 英明)
2016年度秋学期 木曜日5時限 1. 主題と目標/授業の手法など 電気は貯められないことを前提に今までシステムは構築されてきましたが、高性能電池の出現により、広汎なシステムで電気エネルギーは貯められることが可能となりつつあります。また同時に、数十年かけて飛躍的に高度化した情報技術と、(無数の電池と結合することで、多彩なコントロールの自由度を得ることになった)既存の電力エネルギー網が、電子を介して統合されることで、高度情報・エネルギーネットワークが生み出されることになります。人類が初めて手にするこの無限とも思われる可能性は、我々の生活にどのような大きなインパクト与え、地域・社会を含めた全く新しい人工物の概念を生み出し、21世紀以降の社会(『電池社会』)を形作ってゆくことになるのでしょうか。この世界的にみても急激な変化の時代にあって、想像(構想)力を駆使し多彩な行動力と組み合わせることで自ら独創的な提案を生み出し推進する、このような視点/マインドに関しても同時に考えてゆけるならと念じています。/授業は講義形式で行います。 2. 教材・参考文献 堀江英明(編著),リチウムイオン電池 =基礎と応用=, 培風館, 2010
3. 授業計画 第1回 電池とは何か(概論1) 第2回 電池の諸特性を学ぶ(概論2) 第3回 高性能環境車両と電池の役割 第4回 EVシステムデザイン 第5回 HEVシステムデザイン 第6回 プラグインHEVシステム 第7回 更なる応用 第8回 電池の高性能化技術 I 電池の高エネルギー化 第9回 電池の高性能化技術 II 電池の高出力化 第10回 リニューワブルエネルギーシステム I 風力発電との結合 第11回 リニューワブルエネルギーシステム II 太陽電池との結合 第12回 家庭での利用 第13回 地域での利用 第14回 情報とエネルギーネットワーク:まとめ 4. 提出課題・試験・成績評価の方法など 学期末でのレポート提出 5. 履修上の注意・その他 (成績評価は、期末のレポート提出で行いますが)、よりインタラクティブにしたり、講義の進め方の参考にさせて戴くために、幾つかの講義の終わり部分で、小マークシート用紙への、講義内容に関する簡単な感想やお考え(数行レベル)の記入をお願いするかもしれません。ご理解を戴ければと思います。 6. 前提科目 なし 7. 履修条件 なし 8. 旧科目との関係 なし 9. 授業URL 2016-07-25 23:06:14.329259 |
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