KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


デザイン言語総合講座 (石川 初オオニシ タクヤ中西 泰人

    2017年度春学期 火曜日1時限,火曜日2時限
    科目コード: B6050 / 2単位
    カテゴリ: 5.先端発見科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    感覚と論理・アナログとデジタルを結び付けるための行為、身体をとおしてものを生み出していく行為としてのデザイン言語を学ぶための科目には、現在以下のものがある。

    ・デザイン言語実践
    ・デザインリサーチ
    ・デザイン観察基礎
    ・プロダクトデザイン基礎
    ・情報デザイン基礎
    ・ミュージアムデザイン基礎
    ・デジタルデザイン基礎
    ・デザインとプログラミング
    ・電子工作
    ・音楽基礎
    ・デジタルメディアと映像表現

    本講義はこれらの科目を三つ以上履修した学生を対象とし、それぞれのデザイン言語を使いこなし総合する能力を向上させることを目標とする。
     
    そのために本講義では「複数のデザイン言語が必要な課題」に取り組み、自分たちが「何を」「どのように」「なぜ」作るのかを考えながら作る往還的な行為を繰り返し、デザインを具現化する。

    そして制作した作品はキャンパス内で展示を行うこととし、その展示もこれまでに習得したデザイン言語を活用する機会とする。


2. 教材・参考文献

    授業内で指示する


3. 授業計画

    第1回 オリエンテーション
    オリエンテーション
    この授業の趣旨を説明、全体の流れを理解する。事前課題の講評を行う。

    第2回 個人即日課題1
    スピードスケッチ
    実習のねらいを理解したうえで、スピードスケッチの即日個人課題に取り組む。

    第3回 個人即日課題2
    ブリコラージュ・tinkering #1-1
    グループで進める課題として、ブリコラージュ・tinkeringと呼ばれる手法で制作に取り組む。レクチャーによってブリコラージュ・tinkeringの事例、意味や目標を学ぶ。

    第4回 グループ課題1
    ブリコラージュ・tinkering #1-2
    ブリコラージュ・tinkeringは、モノを壊し他の素材と組み合わせ、形や手の感触で考えながら、新たな意味としての新たなモノと作り出すプロセスとして、100円ショップで購入できる物の中で電池で動くものなどを対象としたハッカソンを行い、沢山のダーティプロトタイプを瞬間的に出す即日課題に取り組む。

    第5回 グループ課題2
    ブリコラージュ・tinkering #2-1
    自分達と他のグループが持ってきた素材をさらに組み合わせ、再びブリコラージュ・tinkeringに取り組み、電子工作およびプログラミングを洗練させる。

    第6回 グループ課題3
    ブリコラージュ・tinkering #2-2
    ブリコラージュ・tinkeringの作品を発表する。講評を通じてこの演習の意味を学ぶ。

    第7回 グループ課題4
    デッサンとプロトタイピング #1
    形態やテクスチュアを素早く的確に捉え表現するためのデッサン系の即日個人課題を出題、授業内で講評を行う。

    第8回 グループ課題5
    デッサンとプロトタイピング #2
    事物の新しい意味に気づく練習としてデッサンを行った上で、自分達が作ったプロトタイプそれぞれに新たな意味と価値を見出し、プロトタイピングを進める。

    第9回 グループ課題6
    ダイアグラムとプロトタイピング #1
    アイデアやコンセプトを図や絵で表現するダイアグラム系の即日個人課題を出題、授業内で講評を行う。

    第10回 グループ課題7
    ダイアグラムとプロトタイピング #2
    ダイアグラム作成の練習を行ったうえで、自分達が作ったプロトタイプたちを分解し記述したダイアグラムを描き、コンセプトとプロトタイプを洗練させる。

    第11回 グループ課題8
    ストーリーとビジョン #1
    グループ発表を通じて、自分たちが作り出したモノ=自分たちが発見した新たな意味にまつわるストーリーを与え、新たなビジョンや世界観を構築する。

    第12回 グループ課題9
    ストーリーとビジョン #2
    グループ発表と講評を通じて、自分達の作品を社会に位置付けるための調査を行う計画と展示の計画を立てると共に、作品としてのクオリティを向上させる。

    第13回 グループ課題10
    最終課題のプレゼンテーション
    最終課題の発表を行い、講評を交えて7週間の総括を行う。

    第14回 グループ課題11
    最終課題の展示・講評
    最終作品を1週間展示する(展示場所は未定、AVホール等を検討中)。「展示」はとても高度なプレゼンテーション力が問われる。その場で来訪者に補足説明が出来ず、また彼らの注意力や自分の作品に対する関心はとても低いと考えなければならない。その中で、どうやって来訪者を魅了するのかを、きちんと考えて「展示」のフォーマットを完成させる。


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    出席、課題作品の成績によって評価する


5. 履修上の注意・その他

    なし


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    3年生の履修を推奨する


8. 旧科目との関係

    なし


9. 授業URL


2017-01-23 00:14:31.044202


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