KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


スチューデントビルドキャンパス(SBC)入門 (小林 博人連 勇太朗

    2018年度春学期 火曜日2時限
    科目コード: X1035 / 2単位
    カテゴリ: 11.特設科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

     本授業は、滞在型教育・滞在型研究を実現するためのキャンパス計画「未来創造塾」とそのなかから2015年より始動したSBC(Student Build Campus)というプロジェクトの理解を通して、21世紀に求められる「教育」や「学習」のあり方について議論し考察する。
     また、実際に滞在棟に宿泊し、合宿をベースとしながらプロジェクトを組み立てていく経験を通して、滞在型教育・滞在型研究に必要なコラボレーションや学習の方法を獲得することを目的とする。

     前半は講義で、後半からは「マイゼミ」という授業形式を取り入れる。「マイゼミ」は、SFCの学生である八木進さんが考案した授業形式である。卒業生が普段の仕事のなかで、追求できない興味のある領域やテーマを授業に持ち込み、SFC生と共に探求する学びの仕組みである。学生にとっては大学の授業や企業でのインターンとも違う、卒業生とのコラボレーションの機会となることを目的とする。

    SBCの概要:http://sbc.sfc.keio.ac.jp/
    マイゼミの概要:http://sbc.sfc.keio.ac.jp/?p=579

    <合宿予定日>
    なお、合宿日は下記の日程を想定しているので、予定を調整して空けておいてください。
    --
    初回合宿:5/25(金)
    2回目:6/22(金)
    最後:7/20(金)


    <今年の開講予定の3つのマイゼミ>
    【マイゼミ 
    未来のおカネ論(仮) ~ブロックチェーン関連等の新技術による社会的課題の解決~
    【概要】
    仮想通貨やブロックチェーン関連技術が大いに話題となっており、ビジネスレベルでも金融を始めとした様々な分野での応用が期待されています。これらによって、私達の社会・経済システムはどのように変わっていくでしょうか?
    本マイゼミをきっかけに、所謂「Fintech」を取り巻く状況の理解と、お金そのものの意味を問い直す本質的な議論を起こすとともに、それらを活用したビジネスモデルの創出を目指していく仲間を募集します!
    【担当者】
    栗原慎平 さん
    2002年度入学
    SBIポイント株式会社 取締役

    ******

    【マイゼミ◆
    町内会をより魅力的にするICT導入支援を目的としたソーシャルビジネスモデル開発
    【概要】
    町内会や自治会等の地域コミュニティーは少子高齢化と人口減少による影響を大きく受けており、資金的にも脆弱でノウハウもないため、ICT導入が行えず、個人の負担に依存した非効率な運営を続けている。弊社は60年以上地域社会に根ざして商売を行ってきた企業として、薄れつつある地域の結びつきを活性化させるためのICT導入をビジネスとして取り組みたい。そんな弊社の挑戦をSFCの皆さんと一緒に取り組んでいきたい。
    【担当者】
    赤松正教 さん
    2001年度入学
    アカマツ株式会社 代表取締役専務

    ******

    【マイゼミ】
    日本の労働市場と、2030年の働き方について
    【概要】
    働き方改革や、人生100年時代、AIの台頭等のキーワードがめぐる日本において、今後必要となる働き方を考え、SFC生が積むべきこれからのキャリアを理解し、後悔しない選択をするための機会と致します。座学やグループワークだけでなく、総合人材サービス企業であるパーソルグループ・パーソルキャリアのコネクションも活用いただきき、実際に企業様へのヒアリングや、訪問の機会も設ける予定です。
    【担当者】
    原田豪 さん
    2010年度入学
    パーソルキャリア株式会社 コーポレート本部. 戦略人事統括部 組織・人材開発G


2. 教材・参考文献

    講義中に示します。


3. 授業計画

    第1回 【イントロ】SBCを創造する意味とその射程
    SBCに求められるキャンパスの在り方とはどういうものかを考え、これから作られるキャンパスに必要だと思われるコンセプトを考える。併せて、未来のSFCに求められる大学の姿を構想し、そこに到達するためのプログラム作り、場所づくりのための方法論を検討する。

    第2回 【頭の体操1】「大学」ってなに?
    大学に求められる新しい教育の在り方を考える。過去に行われた「私設大学」である「墨東大学」や「三宅島大学」というプロジェクト、また「移動大学」を例に挙げて既存の大学の組織には捕らわれない教育の試みや学習のあり方を検討する。

    第3回 【頭の体操2】「滞在型教育・研究」を考える
    SBCはプロジェクトそのものを通して、既存キャンパスとは異なる質の知の交流を生み出していくことをひとつの目標としている。本講義ではそのために必要なコミュニケーションのあり方やコミュニティの作り方について学ぶ。またその先にある教育や学習とは何かということを通してSBCの価値や意義について議論する。

    第4回 宿泊分調整のため休講
    休講予定

    第5回 発想法を身につける
    今までの学習とは違う能力を身につけるために発想法を身につける。

    第6回 テーマ:プロジェクトテーマの共有【合宿#1】
    【合宿タイムライン】
    18時-準備
    19時-夕飯
    (20時:授業開始-21時半)
    合宿の日は、午前中授業なしで18時集合(必ずしも宿泊する必要はなし)

    第7回 マイゼミ
    各グループごとに自分たちの取り組む課題を検討する。

    第8回 マイゼミ
    各グループごとに自分たちの取り組む課題を検討する。

    第9回 マイゼミ
    各グループごとに自分たちの取り組む課題に対する取り組みの提案を行う。

    第10回 テーマ:中間発表【合宿#2】
    グループごとに課題抽出、提案ドラフトについての中間発表を行う。
    【合宿タイムライン】
    18時-準備
    19時-夕飯
    (20時:授業開始-21時半)
    合宿の日は、午前中授業なしで18時集合(必ずしも宿泊する必要はなし)

    第11回 合宿分調整のため休講
    休講

    第12回 マイゼミ
    各グループごとに自分たちの取り組む課題に対する解決のための提案を行う。

    第13回 マイゼミ
    各グループごとに自分たちの取り組む課題に対する解決のための提案を行う。

    第14回 テーマ:最終発表会
    第13回授業で考えた提案をグループごとに発表しクリティークを行う。また、クリティークを通して、ディスカッションしていくことで、今後のSBCに実際に応用可能な視点や提案をあぶり出していく。

    【合宿タイムライン】
    18時-準備
    19時-夕飯
    (20時:授業開始-21時半)
    合宿の日は、午前中授業なしで18時集合(必ずしも宿泊する必要はなし)


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    3回以上欠席すると単位はとれません。また、5分以上の遅刻は0.5回の欠席としてカウントします。評価は個人レポート2回およびグループワークの最終成果物で評価します。


5. 履修上の注意・その他

    SBCの滞在棟1で合宿を行なう制約から人数の制限をかけますが、選考に当たっては可能な限り広範な分野にわたる低学年の学生を優先的に選考します。学外からの講師の招聘日については日程の変更の可能性があります。合宿を行うため、宿泊が難しい学生はあらかじめ調整が必要となります。合宿のある日は20時から21時半を授業時間とし、集まれる学生で18時から食事準備、19時食事というタイムスケジュールで進行していきます。


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    全学生対象


8. 旧科目との関係

    なし


9. 授業URL


2018-03-12 16:50:08.169069


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2019, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について