KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


出版の未来 (村井 純加藤 文俊佐藤 雅明

    2018年度秋学期 火曜日2時限
    科目コード: X1057 / 2単位
    カテゴリ: 26.特設科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    本講義の受講者は、技術史のみならず社会・文化的なアプローチもふくめ、「出版」に関わる総合的な知識を獲得することができる。また、国際的な文脈において日本固有の状況を理解し、来たるべき「出版」について考える機会になる。受講者は、学期の授業を通して、伝統的な出版物にかぎられることなく、広い意味での「出版」をとらえ直し、諸課題に対して具体的な提案ができる知識とヴィジョンの獲得を目指す。


2. 教材・参考文献

    - 文献、資料等は開講時・講義中に適宜紹介する。


3. 授業計画

    第1回 イントロダクション
    - 講義概要、すすめ方、スケジュール、課題等について

    第2回 出版の歴史
    - パブリッシュ(公にすること)とは
    - ニュース・アーカイブ
    - 海外出版事情

    第3回 出版の可能性
    - これからのパブリケーションの可能性について
    - 課題について(グループ分け)

    第4回 メディア環境の変容
    - コミュニケーション・メディア小史

    第5回 出版をめぐる職能
    - 職人・組織・ビジネス
    - 印刷技術

    第6回 出版と日常生活
    - 読書行動の変容
    - 移動と読書
    - 書店・書斎・オフィス空間

    第7回 日本語と出版
    - 組み版の実現
    - 縦書き・横書き・スクロール
    - アニメにおける表現

    第8回 中間プレゼンテーション
    - 課題についてグループごとに中間報告を行う

    第9回 出版の技術的課題
    - 電子文書を扱うシステム
    - 文書モデル

    第10回 視覚表現の可能性
    - マンガ本、絵本、料理本、パンフレット
    - 言語とレイアウト

    第11回 デジタル時代の出版物をめぐる権利
    - 日本における「出版」の特殊性
    - 出版の国際化と法律的問題

    第12回 出版の国際化
    - 出版の国際化
    - クールジャパン

    第13回 ビジネスプラットフォーム
    - ビジネスプラットフォーム
    - 出版物の流通プラットフォームについて

    第14回 最終プレゼンテーション
    - 課題についてグループごとに最終報告を行う


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    - 学期をとおしてグループワーク(5名程度のグループを想定)を行う
    - 出席、課題レポート、グループワーク、プレゼンテーション講義時のディスカッションへの参加


5. 履修上の注意・その他

    - 本講義の内容は、SFC研究所設置の「アドバンスド・パブリッシング・ラボ(APL)」と連携しながら構成されている。「出版」にかかわる研究者、専門家、技術者など、できるかぎり現場に近い方々をお呼びして話を聞く予定である。日程調整等で流動的にならざるをえないため、進捗を見ながら講義内容を変更することがある。
    - 可能であれば、「出版」の現場へのエクスカーション(課外)を企画したい。


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    - 広い意味での「出版」に対する関心が高く、技術・社会・文化など多角的な観点から「パブリッシング=公にすること」について考えてみたい学生 - すべての講義に出席し、積極的にグループワークやディスカッションに参画する意識がある学生


8. 旧科目との関係

    なし


9. 授業URL


2018-08-30 17:26:03.204571


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