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生体情報論

お知らせ


科目名生体情報論 [ シラバス ]
http://fukudat.sfc.keio.ac.jp/seitai/seitai.html

 「生体情報論」は生体が行っている神経情報処理の仕組みを概観します。目標とするところは、生体が膨大な外界の情報から必要な情報のみを巧妙に選択する機能を有すること、生存のために備えている機能と生体組織を理解することに加えて、安定な行動や高度な「ワザ」の基礎となっている情報処理のメカニズムを考えることにあります。併せて、それらを可能にしている生体の仕組みを他のさまざまな事象の理解に応用するセンスを身に付けることも目標の一つです。
 本講義で扱う内容は視覚、聴覚をはじめとする感覚生理学が主体であり、その基礎として、脳と神経系および神経細胞の構造と振る舞いを扱います。加えて、これらの構造と振る舞いを視覚化するための基本手法と最新の技術にも目を向けます。しかし、上記目標達成にはこれらを学んだだけでは到底十分であるとは言えません。脳神経科学の専門家は「われわれは脳について数百巻の百科事典の最初の1ページしか理解していない」と解説していますが、感覚器などの末梢系に比べて高次の脳機能については不明なことばかりです。
 新しい脳科学の展開に関心を持つために、また、高次機能を理解するためにも歴史的経緯にも目をむけて脳神経科学の基盤となる知識を身につけることも十分意義があると考えています。そこで、本講義は感覚系の神経情報処理に関する基礎的な知見の把握に加えて、新しい脳科学の展開も視野に入れて構成することとします。なお、別途開講している「感覚の生理と心理」(福田忠彦、福田亮子専任講師担当)「行動の生理と心理」(佐々木三男教授担当)では人間機能の基礎を扱い、また、「脳情報科学」(加藤貴昭専任講師担当)では“行動”を中心に脳科学を展開していますので併せて受講すると人間の機能全体を理解するうえで効果的だと思われます。


担当者 福田 忠彦
授業期間2005年春学期 金曜日1時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2005/04/08 オリエンテーション:生体情報論入門
- 講義資料(PDF)


第02回2005/04/15 生体機能研究のメソッドロジー
- 講義資料(PDF)


第03回2005/04/22 生体情報論の見方、神経情報処理機能の概略
- 講義資料(PDF)


第04回2005/05/06 ニューロンとシナプス
- 講義資料(PDF)


第05回2005/05/13 神経回路:神経回路の応用
- 講義資料(PDF)


第06回2005/05/20 視覚の神経情報処理(1)
- 講義資料(PDF)


第07回2005/05/27 視覚神経系の情報処理(2)網膜出力細胞から第1次視覚野まで
- 講義資料(PDF)


第08回2005/06/03 視覚の神経情報処理(3)
- 講義資料(PDF)


第09回2005/06/10 聴覚の神経情報処理
- 講義資料(PDF)


第10回2005/06/17 触覚の神経情報処理
- 講義資料(PDF)


第11回2005/06/24 味覚嗅覚の神経情報処理(1)
- 講義資料(PDF)


第12回2005/07/01 味覚と嗅覚神経系の情報処理(2)
- 講義資料(PDF)


第13回2005/07/08 高次神経情報処理 脳科学研究の最前線
- 講義資料(PDF)



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