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都市空間の構成

お知らせ


科目名都市空間の構成 [ シラバス ]
http://web.sfc.keio.ac.jp/~hib/toshikukan.html

 都市に居住あるいは活動する人間にとって快適で安全、 また利便性に富む魅力的な都市環境の構築、 あるいは再構築を図るために必要な計画システム、 制度の設計、 都市の設計技法などについて学ぶ。 都市形成の発展史から都市化と脱都市化のメカニズムを解明し、 都市建設へのプランナーの働きかけ、 計画された都市の分析などを通じて、 都市とは何か、 都市計画とは何かを議論する。 とくに、 土地利用、 施設空間、 環境設計などの観点からの理論と実際例の分析を通じて、 有機的で動的なシステムとして都市をとらえる視点を身につける。 これらによって、 将来、 都市プランナー、 デザイナー、 あるいは建築家となることを志向する者には、 その素養、 専門知識を身につけ、 また、 地域開発や各種の開発企画に携わることを希望するものには都市計画のロマンに関心を抱いてもらう。


担当者 日端 康雄
授業期間2005年秋学期 木曜日1時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
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第01回2005/09/29 オリエンテーション
- 講義資料(PDF)
- 配布資料(PDF)
授業全体の考え方やすすめ方を解説するとともに、履修希望者のバックグラウンド
を理解するために簡単なアンケート調査等を実施する場合がある。また、担当教員
の簡単な自己紹介を行う。 
   都市形成のルーツと都市空間構成の原理:「自然は神がつくり、都市は人間が
つくった」といわれるが、都市とは何か、について都市の類型、つまり、前近代都
市と近代都市、古代都市、近世都市、封建都市、あるいは、工業都市、商業都市、
住宅都市どを論じ、それを通じて、都市形成の原理、自然都市と計画都市の差異を
論ずる゜ 


第02回2005/10/06 前近代の都市形成と都市計画
- 講義資料(PDF)
人類のながい都市文明の歴史は、農業革命、産業革命などによって大きく変貌を遂
げてきたが、現代社会とのつながりでは、工業化をさかいに、都市空間はそれ以前
の時代と本質的に変わってしまった。19世紀の都市化の転換期は、まさに産業都
市の時代ともいえるが、その新しい都市空間形成の原理には、前近代の都市形成の
経験則が意外に大きな役割を果たしており、そこではまた、都市の社会構造再構築
への期待が込められたいた。 


第03回2005/10/13 産業都市と近代都市計画の百年
- 講義資料(PDF)
- 中間レポート課題について(PDF)
イギリスの産業革命に端を発する欧米社会での産業構造の大転換は深刻な都市問題
を生みながら、他方で、フランス革命などを契機に民主主義や近代社会を築いてい
く。また資本主義社会のもとで自由な都市発展と公共性に基づく行政の介入が近代
都市計画を形作ってきた。 


第04回2005/10/20 都市化のメカニズムと都市計画
- 講義資料(PDF)
なぜ、人は都市に集積するのか。都市化のメカニズムを解明し、それを計画に取り
入れることが、正しい都市計画の出発点である。都市化のメカニズムと都市化によ
ってもたらされえる都市の変容をいくつかの事例を通じて明らかにするとともに、
都市化のメカニズムへの公的介入としての都市計画のさまざまな方式を明らかにす
る。 


第05回2005/10/27 巨大都市の形成とその構造
- 講義資料(PDF)
人類の歴史において、既に古代ギリシャにメガロポリスが存在したとされるが、前
近代においては地球上に100万人を超える大都市は、ロンドンや江戸ぐらいであ
る。しかし、戦後、先進工業国において巨大都市の形成が急速に進み、さらに21
世紀には、開発途上国の巨大都市化の時代になることはまちがいない。巨大都市の
形成要因とは何か、巨大都市成立の条件を考える。また、巨大都市の諸問題、とり
わけ、居住問題に触れてみたい。 
巨大都市圏はどのように成長してきたのか、先進工業国の主要な巨大都市圏を比較
することでそれをみたい。また、そうした巨大都市圏の空間構成の違いをみること
で巨大都市圏の都市構造デザインの考え方を学ぶ。さらに、身近な事例として、東
京の都市の成長と計画的制御・誘導の関係、首都圏計画の変遷などを学び、いわゆ
る、広域都市計画論、都市圏計画の理論と実際、国土のグランドデザインについて
も触れたい。 


第06回2005/11/10 巨大都市圏東京の都市構造論
- 講義資料(PDF)
都市地域計画の世界において、計画、プランニングとは一体何なのであろうか。現
代社会はある意味では計画化の社会であり、あらゆる分野で計画、プランニングの
概念が存在するが、都市計画の計画、プランニングはその中でどのような特質を持
っているのであろうか。都市・地域の計画理論の原理と方法、その変遷について論
ずる。 


第07回2005/11/17 アーバンプランニング/理論と実践の展開
- 講義資料(PDF)
- 第2回中間レポート課題について(PDF)
1992年、日本の都市計画法において、きわめて画期的な法改正が行われた。それ
は、市町村が独自の都市計画のマスタープランを策定する責務があるとした規定で
ある。日本の都市計画は伝統的に、国の機関事務という性格を継承されてきたため
に地方公共団体が独自にマスタープランをつくるという立場はなかったのである。
日本の21世紀は地方分権の時代になり、都市計画は大きく変わろうとしている。
マスタープランとは何か、都市のマスタープランの理論と経験、都市計画制度とマ
スタープランの関係などを論ずる゜ 


第08回2005/12/01 【(株)都市ぷろ計画事務所 大谷昌夫氏特別講義】都市再開発という職能
- 講義資料(PDF)
 都市空間を主題とする都市計画において、基本的な領域のひとつが土地利用計画
である。都市のマスタープランもその基礎にあるのが土地利用計画であり、都市の
過去現状将来を読み込んでどのような都市の物的構成を描きうるのか。用途地域や
土地利用規制の根拠はどのように定められるのかを学ぶ。 


第09回2005/12/08 都市マスタープランの理論と実際
- 講義資料(PDF)
 再開発の事業の進め方を実際の現場の経験を踏まえて論ずる。とくに、各地の再
開発事業の実例をふまえて、再開発プロジェクトの空間設計やデザイン面、制度技
術的側面、合意形成と参加システムの側面、事業経営の側面などを取り上げる。


第10回2005/12/15 都市の土地利用計画
- 講義資料(PDF)
われわれの都市の土地利用の多くは住宅地であり、そうした空間の計画は人間の生
理生態や生活行動の原理に基づくものでなければならないと考えたのは19世紀末
から20世紀初頭に欧米で活躍した社会改良家たちであった。今日のわれわれの都
市はそうした価値論に基づく空間理論体系 
をもっている。そして、100年をこえる経験のなかで、一体何が受け入れられ、
何が拒否されてきたのか、歴史的な系譜をみたい。 


第11回2005/12/22 コミュニティの空間計画論と設計
- 講義資料(PDF)
- 最終レポート課題について(PDF)
都市の土地利用を管理する技術の多くは19世紀末までに登場しており、先進工業
国主体の発展をとげてきた。そうした都市空間のコントロールの枠組みとして、ま
ず、ゾーニングの原理と発展、とくに日本の都市計画システムとゾーニングをとり
あげる。ついで第二の都市空間制御の制度的技術として、詳細計画と計画許可、さ
らには、日本の都市計画システムと地区計画制度について論ずる゜ 


第12回2006/01/12 都市計画の実現:計画の実現とは?
- 講義資料(PDF)
20世紀の世紀末から都市計画のあり方をめぐって国際的な議論が盛んになってい
る。とくに、わが国は1990年のバブル経済崩壊以降、情報化の急速な展開とあいま
って経済社会全体が大きな構造転換の過程に入っており、社会の根幹的な仕組みが
大きく変わりつつある。そうした中で、都市計画はまちづくりという、より大きな
枠組みの中でこれまでとは大きく変わろうとしている。 
環境共生、持続可能性、計画過程の参加、民営化社会、街並み論、総合計画の行政
評価など、様々の角度から都市計画論が展開されており、新たな都市計画像を論じ
たい。 


第13回2006/01/19 都市空間の構成 総集編
- 講義資料1(PDF)
- 講義資料2(PDF)
半年間の講義を振り返りながら、この間の学生諸君の関心の深化を踏まえて、都市
と都市計画、まちづくりのありようを議論してまとめとしたい。



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