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比較体制論

お知らせ


科目名比較体制論 [ シラバス ]
http://web.sfc.keio.ac.jp/~kgw/Lecture/SFC/Comparative_Systems/2005/index.htm

 今日の政治経済体制は、グローバル時代にあって、一方では先進国を中心に多様化から類型化あるいは標準化が進んでいるが、他方で途上国や先進国の中でも地方や地域レベルで見ると、分散や多様化が見られます。
 本授業科目では、そもそも「体制」とは何か、体制を形成するアイデアや目標は何か、また体制の構造や機能、作動メカニズムはどのようなものか、など体制の歴史・原理と政策・制度そして体制の実態など、基礎からわかりやすく解説します。
 体制に関する研究の蓄積は、第2次大戦後の冷戦時代にさかのぼって「資本主義対社会主義」というイデオロギーの対立を基礎におくものであったが、冷戦の終焉によりグローバル化の進展と市場経済を唯一の類型として、市場経済を中心とする比較研究へと移ってきています。比較体制をめぐる研究動向をも紹介しながら受講者との双方向的な授業を進める予定です。


担当者 香川 敏幸
授業期間2006年春学期 月曜日1時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2006/04/10 はじめに
- 講義資料2 (PDF)
- リーディングアサインメント:ケルカー(PDF)
- テークホームExam:Chapter Oneのみ(PDF)
- 講義資料1 (PDF)
- リーディングアサインメント:フリードマン(PDF)
開講にあたって: 我々の経済社会の仕組みと、その運営あるいは基盤はどの
ようなものであろうか。制度と政策ならびに両者の間の関係について考え
る。 とにかく制度と政策について関心を持ってみたらどうであろうか。 


第02回2006/04/17 秩序形態論
- 講義資料(第2回、PDF)
- 講義資料2(PDF)
そもそも比較体制という時の「体制」とはなにか、まず鍵となる経済秩序と
いう概念に注目し、秩序形態を分類する方法を理解してみる。 


第03回2006/04/24 設計思想とトリアーデ(三分法)について
- 講義資料(第3回、PDF)
経済システムの設計思想としての理念、規準としての秩序原理、そして社
会・政治装置としてのサブ・システムなど、ブラックボックスを分解してみ
る。自由と平等、効率と公正あるいは連帯、これらの間の緊張関係をトリア
ーデ(三分法)による三角関係で捉えてみる。


第04回2006/05/01 システム比較の方法について
- 講義内容(第4回、PDF)
システムに登場するアクター(役者)は、どこで演ずるのか〜枠組みとレヴ
ェル〜、シテ・ワキ・ツレ、主役は誰か〜部分と全体〜、舞台と役者、パフ
ォーマンスを比べてみればー〜システム比較〜。


第05回2006/05/08 ミッドターム・ディスカッション
- 第5回ミッドターム・ディスカッション(PDF)
課題演習:次の2つの課題についてプレゼンテーションと質疑応答を行いま
す。 
〔課題1〕「権力のトライアングル」について。 
〔課題2〕いろいろなアクターのパフォーマンスを比べてごらんなさい。


第06回2006/05/15 市場か計画か、また厚生か指令か。
- 講義資料(社会主義経済計算論争、PDF)
- 講義資料(PDF)
- 講義資料(パレート最適、PDF)
市場(Market)か計画(Planning)か、あるいは厚生(Welfare)か指令
(Command)か、システムの課題である資源の配分・動員にとってどちらが有
利か、はたまた誘因(インセンティヴ)問題など、1920年代以来今世紀最大
の争点の一つは決着がついたのだろうか。


第07回2006/05/22 論争の行方?「知識情報機構としての価格システム」
- ミニテスト解答用紙
- ミニテスト問題(PDF)
- テークホームExam(PDF)
- 講義内容(第7回、PDF)
F・フォン・ミーゼス、F・フォン・ハイエク意気軒昂、いまやオスカー・
ランゲ、アッバ・ラーナー沈黙する。諸君はどちらに軍配を上げるか。ミル
トン・フリードマン教授に質問してみよう。(リーディング・アサインメン
トにもとづくミニ・テスト実施予定。詳しくは、次の<アサインメントの提
出など>の1.・2.項を参照されたい)。


第08回2006/05/29 国家興亡と特殊利益集団の行動(1)
- 講義資料(集団行動に関するオルソン命題、PDF)
- 参考資料(制度改革の条件、PDF)
- 講義内容(第8-9回、PDF)
第2次世界大戦後において、日本や旧西ドイツなどのように繁栄を経験した
国もあれば、イギリスのように衰退した国もある。一国の興亡を左右する究
極の要因は何だろう。システムにあるのか、それともマンサー・オルソンの
言う集団行動(Collective Action)にあるのかを検討する。(M・オルソン
の命題=比較体制と公共選択、その1)。

第09回2006/06/05 比較体制と公共選択論
- 講義資料(集団行動に関するオルソン命題、PDF)
- 講義内容(第8-9回、PDF)
- 講義資料(第9回体制転換と公共選択、PDF)
特殊利益集団の行動は、分配結託(Distributive Coalition )による成長率
低下をもたらし、一国を衰退に導くという、M.オルソンの命題を引き続き
検討する。(比較体制と公共選択、その2)。


第10回2006/06/12 比較体制と公共選択論
- 講義内容(前回使用分、PDF)
アメリカと旧ソ連、それぞれ資本主義・社会主義のチャンピオンとしての超
大国は、対立( Confrontation)から緊張緩和(detent)、共存(Co-
existence)と停滞の時代を経て、協力・協調(Cooperation/Coordination)
と同盟の時代へ。敢えて問う、米ソ比較体制の新次元。


第11回2006/06/19 21世紀資本主義を考える:「資本主義対社会主義」から「資本主義対資本主義」へ
- 講義内容(第10回、PDF)
「構造改革」なるものが、「市場化」、「金融化」を強行することにより、
日本やドイツのようなより福祉を重視してきた資本主義経済を変質させ、米
英アングロサクソン型資本主義に近づけることへの懸念がある。21世紀の
資本主義(もしもまだ、そう呼んでも差し支えないものとして)はどのよう
なものであるのか考えてみる。


第12回2006/06/26 パネル・ディスカッション: 21世紀の資本主義を考える(第1回)
- パネルディスカッション資料(PDF)
パネル・ディスカッション: 21世紀の資本主義−その諸類型から考える− 
(一般討論を含む)


第13回2006/07/03 パネル・ディスカッション: 21世紀の資本主義を考える(第2回)
パネル・ディスカッション: 21世紀の資本主義−その諸類型から考える−  
(一般討論を含む)



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