KGC


[ English ]
パーソナリティ発達論

お知らせ


科目名パーソナリティ発達論 [ シラバス ]


 人間のパーソナリティーとはなにか、 それがどのように発達するのかについて、 精神分析的発達理論を中心にして、フロイトから現代の乳幼児研究まで、代表的な研究者の理論を概説する。さらに発達の障害がどのような精神病理につながるのかを、自閉症、児童虐待を例に考察する。さらに、レポート作成を通して、自分自身のパーソナリティーの成り立ちについても、理解を深めることを目指す。
 なお、この科目は多数の履修希望者が見込まれるため、履修制限を実施する可能性が高い。履修希望者は必ず最初の講義に出席すること。


担当者 濱田 庸子
授業期間2006年秋学期 金曜日3時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2006/09/29 ガイダンス
- 講義資料(PDF)
パーソナリティーとは何か
講義全体のガイダンスを行う
履修理由について小レポートを提出し、選抜を行う


第02回2006/10/06 Freud:無意識の発見、夢と失錯行為
- レジュメ(PDF)
精神分析の創始者であるS.Freudがどのように無意識を発見したのか、
精神分析的な意識/無意識について、夢や失錯行為の実例をあげて説明する


第03回2006/10/13 Freud:自我の働きと防衛機制
- レジュメ(PDF)
精神分析理論の基礎となる自我の働き、その中でも特に防衛機制について説
明する。さらにこの自我の考え方が、後のパーソナリティー論にどのように
つながったかを、考える。


第04回2006/10/20 Freud:心理性的発達
- レジュメ(PDF)
Freudが明らかにした心理性的発達は、その後のパーソナリティー発達研究の
一番基礎となる理論である。
その発達の考えを紹介し、Freud以降の研究の動向についても概説する。


第05回2006/10/27 アタッチメント
- レジュメ(PDF)
第2次世界大戦後に戦災孤児の研究から出発した母性剥奪の研究は、乳幼児
にとっての母親の重要性を明らかにした。愛着理論などについて紹介する


第06回2006/11/10 Mahler:分離個体化研究
- レジュメ(PDF)
乳幼児と母親が一体感の中からどのように分離し、個体化するかを明らかに
したMahlerの研究と、その発展について紹介する。


第07回2006/11/17 Klein:分裂−妄想ポジションと抑うつポジション
- レジュメ(PDF)
英国で独自にFreud理論を発展させ、早期乳幼児期のこころの世界を明らかに
したKleinの理論を概説する


第08回2006/12/01 Winnicott:錯覚と脱錯覚
- レジュメ(PDF)
英国の小児科医で精神分析医でもあったWinnicottは、わかりやすい言葉で乳
幼児のこころの世界と環境のかかわりについて述べている。
乳幼児精神保健の鍵となる概念を作ったWinnicottの理論を紹介する。


第09回2006/12/08 Emde:情緒応答性の研究とIFEELPictures
- レジュメ(PDF)
乳幼児の発達における情緒応答性の役割を明らかにしたEmdeの研究を紹介
し、
Emdeらとわれわれが共同研究しているIFEEL Picturesについて説明する。


第10回2006/12/15 Stern:自己感の発達と母性のコンステレーション
- レジュメ(PDF)
現在の乳幼児精神保健の指導的研究者であるSternの自己感の発達についての
理論と、初めて赤ちゃんを持つ母親に生じるこころの組織の変化である母性
のコンステレーションを紹介する


第11回2006/12/22 関係性障害1(幼児自閉症)
- レジュメ(PDF)
乳幼児と養育者の関係性の体験によって、乳幼児あるいは養育者個人に症状
が出ることを、関係性障害という。関係性障害は乳幼児、養育者のいずれか
あるいは両方に問題があって生じる。
乳幼児側に障害があって生じる関係性障害の例として幼児自閉症をとりあ
げ、早期からコミュニケーションの障害を持つ自閉症児のこころの世界を通
して、早期の関係性の体験がどのように発達に影響しているかを考える


第12回2007/01/12 関係性障害2(児童虐待)
- レジュメ(PDF)
養育者の側に問題があって生じる関係性障害の例として、児童虐待をとりあ
げる。最近悲惨な事件が相次ぐ幼児虐待について、養育者はなぜ虐待行動を
とってしまうのか、そして被虐待児のパーソナリティーがどのように障害さ
れるかを考える


第13回2007/01/19 思春期以降の発達
- レジュメ(PDF)
乳幼児期の発達を中心に講義してきたが、パーソナリティーの発達は生涯続
いていく
エリクソンのライフサイクル論を元に、思春期、成人期、老年期の課題につ
いて考える。



Powered by SOI Copyright(c) 2002-2018, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について