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政治組織論

お知らせ


科目名政治組織論 [ シラバス ]
http://www.pac.sfc.keio.ac.jp/sone-lab/

 この授業は、 政治・組織分析 (Political and Organizational Analysis) の意味と政治組織 (Political Organization) を分析対象とする 「制度論」 という意味の二つの意味をもっています。
 講義と 「ケース・メソッド」 により授業を進めます。 ケースの目的は、 問題がどこにあるか状況を把握する能力をつけることと、 自分が当事者としてそこに参加したら、 いかなる決断ができるかが問われます。 当事者としての問題発見と解決がどんなものかケースで考えてみるのは、 一種の意思決定のシミュレーションの意味もあります。
 ケース・メソッドは授業へ学生が積極的に参加・発言しないと成り立ちません。 ケースを必ず読んで自分の意見をもって授業へ出席して下さい。 参考文献は、 考えをまとめたり、 問題の背景や知識をしたりするためには、 役に立ちます。 はじめは、 発言をするのが恥ずかしいという人もいるでしょうが、 馴れると、 一言いいたくなるものです。
 効果的に発言するには、 考えをまとめる訓練と、 作戦が大事です。 挑戦して下さい。
 トピックとしては、
国家とは何か
民主主義の原理と基準は確立しているのか
政策決定のシステムとしての政治組織を見てみると議会とはどんなところか
官僚制とはどんな組織をいうのか
政党の組織は官僚制とどこが違うのか
行革はなぜ進まないのか
「意思決定」システムとは何か
「三位一体」などの地方分権の考え方
利益集団に影響力はあるのか
政治家の組織規模は中小企業か


担当者 曽根 泰教
授業期間2006年春学期 火曜日3時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2006/04/11 政策と政治組織、問題の糸口
- 講義資料(PDF)
政策とは何か、政治の組織、問題点の所在を探る。この授業を取ることがど
んな意味があるのか。
授業の進め方、ケース・メソッドの説明、ケースの勉強の仕方など。


第02回2006/04/18 政治組織論の前提
- 講義資料(PDF)
田中一昭、曽根泰教の主張を聞いてみる。
田中一昭/岡田彰『中央省庁改革』(日本評論社、2000)
水野清『「官僚」と「権力」』(小学館、2001)
並河信乃『検証行政改革』(イマジン出版、2002)


第03回2006/04/25 トックヴィル日本をゆく
- 講義資料(PDF)
民主主義とは何か、民主主義の基準は、日本は民主主義か。
A・トクヴィル『アメリカの民主政治(上中下)』(「上中」岩波文庫版、
2005年、講談社学術文庫版、1987)
)
阿川尚之『トクヴィルとアメリカへ』(新潮社、1997)
K・ヴァン・ウォルフレン『日本権力構造の謎』(早川書房、1990)
高橋秀実『からくり民主主義』(草思社、2002)


第04回2006/05/02 湾岸戦争−ブッシュ政権の開戦決定プロセスと首相官邸の対応
- 講義資料(PDF)
意思決定機構としての政治組織、情報処理、決定過程、決断とは。日本の首
相官邸とは何か、首相の役割、官邸の機能を考える。

ボブ・ウッドワード『司令官たち』(文藝春秋社、1991)
W・G・パゴニス『山動く』(同文書院インターナショナル、1992)
G・アリソン『決定の本質』(中央公論社、1977)
手嶋龍一「追跡『百三十億ドル』」『新潮45』1993年2,3,4月号


第05回2006/05/09 Show the flagとは何だったのか−アメリカ同時多発テロと日本政府の対応
- 講義資料(PDF)
手嶋龍一『1991年日本の敗北』(新潮社、1993)
石原信雄、御厨貴『首相官邸の決断』(中央公論新社、1997)
001年9月11日に起こった米国同時多発テロに対する首相官邸の対応、日本の
国際貢献などについて考える。
首相官邸ホームページ テロ対策全般
http://www.kantei.go.jp/jp/saigai/terojiken/  


第06回2006/05/16 America in the World 、日本はイラク戦争で何をすべきか
- 講義資料(PDF)
討論民主主義の例として、「アメリカの役割」のビデオ(PBSがJ・レーラー
司会で放映)を見て、4つの立場を参考に何をすべきか(すべきだったか)
を考える。では、日本はどうしたらいいのか、何をすべきかを考えてみる。
ボブ・ウッドワード『ブッシュの戦争』(日本経済新聞社、2003年)


第07回2006/05/23 スミス氏都へ行く(映画)
- 講義資料(PDF)
この戦前の映画を見て、古きよき時代の政治の原点を理解するのも、フィリバ
スターとは何かを考えるのもいい機会ではないか。


第08回2006/05/30 行政改革
- 講義資料(PDF)
なぜ橋本行革は、頓挫したのか。橋本行革とは何だったのか、行革会議、自
民党などの動きを探る。
大嶽秀夫『「行革」の発想』(TBSブリタニカ、1997)
水野清『「官僚」と「権力」』(小学館、2001)
江田憲司『誰のせいで改革を失うのか』(新潮社、1999)
江田憲司・西野智彦『改革政権が壊れるとき』(日経BP社、2002)
行革会議『中間報告』(平成9年9月3日)
http://www.kantei.go.jp/jp/gyokaku
行政改革会議『最終報告』(平成9年12月3日)
http://www.kantei.go.jp/jp/gyokaku


第09回2006/06/06 地方分権
- 講義資料(PDF)
中央-地方政府の関係は、小泉内閣の三位一体改革で明らかになった問題が多
い。その経緯と展開を見ることで、地方分権と財政改革を考えてみる。

ケース「地方分権は進展するのか」も参照すると、歴史的経緯が分かる。
地方分権はどのように取り組まれてきたのか。永田町(連立与党)、霞ヶ関
(中央省庁)、審議会(地方分権推進委員会)の動き、中央政府と地方政府
の関係などを考える。
西尾勝『未完の分権改革』(岩波書店、1999)
地方分権推進委員会ホームページ(http://www8.cao.go.jp/bunken/bunken-
iinkai/bunken.html)
地方分権推進会議ホームページ(http://www8.cao.go.jp/bunken/index.html)


第10回2006/06/13 政治の構造改革
- 講義資料(PDF)
議院内閣制下における首相の権限はいかにあるべきか。首相と内閣、内閣と
与党、与党と官庁の関係を考える。
大石・久保・佐々木・山口『首相公選を考える―その可能性と問題点』(中公
新書、2002)
弘文堂編集部『いま、「首相公選」を考える』(弘文堂、2001)
新しい日本をつくる国民会議編『政治の構造改革』(東信堂、2002)
新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)提言(http://www.jpc-
sed.or.jp/)
自由民主党 国家戦略本部提言
(http://www.jimin.jp/jimin/senryaku/seijisys.html)
水野清『官僚の本分』(小学館、2001)


第11回2006/06/20 郵政民営化の政治攻防
- 講義資料(PDF)
小泉改革の本丸といわれた、郵政民営化法案は、衆議院では5票差で可決、参
議院では否決された。小泉首相は、衆議院を解散し総選挙に打って出て、圧
勝した。二院制、党議拘束、マニフェストなど、考えるべき点は多い。


第12回2006/06/27 新しい政治文化はつくれるのか(政治と金)
- 講義資料(PDF)
 「全公開 私の資金・秘書・陳情処理−新しい政治文化をつくりたい」
(『論座』2002.8)を読んで、「金のかからない政治」は可能か考えてみ
る。
政治家の後援会組織、政治資金団体などについて考える。
岩井奉信『政治資金の研究』(日本経済新聞社)
朴竽煕『代議士のつくられ方』(文春新書、2000)
朝日新聞特別取材班著『政治家よ:「不信」を越える道はある』(朝日新聞
社、2000)


第13回2006/07/04 政治組織論まとめ
- 講義資料(PDF)
この授業で扱った民主主義、政治過程、政策形成過程、大いに議論して、何
が重要なのか考えてみよう。



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