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地球設計論

お知らせ


科目名地球設計論 [ シラバス ]
http://digitalearth1.sfc.keio.ac.jp/class/EarthD2006/index.html

 地球を舞台に繰り広げられる自然現象や生命の営みは、縫い目のない糸で結ばれた織物のように、複雑に絡み合って1つのトータルなシステムを構成している。この講義の目標は、「縫い目なしの地球システム」とのかかわりにおいて、いったい人間は、将来生き長らえるために「どうするべきか」を考えることにある。
 そこでまず、地球を一つの巨大な「システム」として理解し、システム概念を軸にして、自然界・生物界・人類社会の相互作用を検討することが求められる。そのためには、地球科学、生態学、経済学などから、総合的に取り組み、多様な情報ソースを総動員することが必要となる。また、要素還元論的なアプローチから脱却して、複雑なものを複雑なものとして考察するといったいわゆる複雑系のアプローチも重要である。
 20世紀までの科学では、人間の関与がまったく不可能と考えられる現象と、完全に制御できる実験科学のみを取り扱ってきた。そして前世紀には、さらに新しい量子力学が登場し、人間の観測が対象そのものを変化させるという「不確定性原理」の見方が加わった。これは、人類システムと地球トータルシステムとの関係においても、同様の見方が可能であることを予見させ、人類の作用・反作用が取り扱えるような科学を必要としている。
 今日の地球環境問題に見るように、人間は地球トータルシステムに関し大きな変容を生じさせている。そこで、人間の意志決定の自由度を持った科学、即ち、将来の予測性から一歩進んだ計画性を包含する科学がもとめられ、これを本講義では、地球の設計という言葉で表現している。
 本講義では、具体的に地球設計のためのストラテジーをどのように設定し、どのタイミングで何を実施していくかといったことを検討するためには、どのような方法論が考えられるかといったことを、主要なテーマとして展開する。


担当者 福井 弘道
授業期間2006年秋学期 金曜日4時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
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第01回2006/09/29 ガイダンス
自然、生物、人類からなる地球トータルシステムの構造
地球設計の考え方
グローバルセキュリティ
(福井は国際会議のため不在ですが、代講をお願いします。)


第02回2006/10/06 地球の現状--地球システム科学からのアプローチ
- 講義資料(PDF)
地球の現状
 自然システムの特徴
 エネルギー収支、熱環境
 水収支


第03回2006/10/13 地球の現状--生態学からのアプローチ
- 講義資料(PDF)
地球の現状
 生態システムの特徴
 生態系の危機


第04回2006/10/20 地球の現状--グローバルセキュリティからのアプローチ
- 講義資料(PDF)
グローバルセキュリティ入門
 人間活動の特徴
 エマージングクライシス


第05回2006/10/27 地球のリスク・・・デジタルアース
- 講義資料(PDF)
地球白書から
 地球に関する情報の整理
 デジタルアース


第06回2006/11/10 地球設計のストラテジー(1)
- 講義資料(PDF)
環境倫理
 科学観、科学技術社会論(STS)
 持続可能性、適正規模論


第07回2006/11/17 地球設計のストラテジー(2)
- 講義資料(PDF)
資源と生産性
地球土地利用計画


第08回2006/12/01 これまでのまとめ
- 講義資料(PDF)
地球の設計思想
 開発から配分の論理へ
 競争から強調の論理へ


第09回2006/12/08 地球の設計の評価(1)
- 講義資料(PDF)
決定論的シミュレーションによるアプローチ


第10回2006/12/15 地球の設計の評価(2)
- 講義資料(PDF)
エージェントシュミレーションによるアプローチ


第11回2006/12/22 地球の設計の評価(3)
- 講義資料(PDF)
- 配布資料(PDF)
指標構築によるアプローチ
 持続可能な開発の指標


第12回2007/01/12 地球設計に関する意見交換(1)
- 講義資料(PDF)
- 学生発表資料(PDF)
設計戦略に関するグループ発表


第13回2007/01/19 地球設計に関する意見交換(2)
- 講義資料(PDF)
- 学生発表資料(PDF)
設計戦略に関するグループ発表
講義のとりまとめ



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