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インターネットの進化と可能性

お知らせ


科目名インターネットの進化と可能性 [ シラバス ]
http://www.soi.wide.ad.jp/

1970年に始まったインターネットは、進化を止めることなく遂には地球全土をカバーするまでとなった。その役割も学術ネットワークから社会基盤にまで成長し、メールやWEBに限らず電話や映像コンテンツ配信など様々な分野で使われるようになった。今後ますますインターネットは地球全土の唯一の共通通信インフラとしてその役割を拡充していくことは容易に想定できる。そしてインターネットへの社会的/技術的要求はインターネットの成長とともに刻々と変わっていく。
これまで、インターネットは不可能と思われた要求に対して、それなりの答えを出してきた。例えば、数年前までは音声通話アプリケーションは遅延などの問題によりインターネット上では不可能と思われたが、今日ではVoIP(Voice over IP)は一般家庭にまで普及している。しかし、今日扱っている無線周波数の割り当て、放送と通信の融合、4G(Unwired World)、RFIDなどの課題は、グローバルな側面が強く各国政府の政策の違いやスケーラビリティの考慮など一筋縄で解決できるものではない。
このようにインターネットで扱う問題は地球全体の問題となった現状を踏まえて、インターネットのアーキテクチャの整理や見直しを行い、社会的/技術的要求に対して今後どのようにインターネットが成長するべきかを検討していく。アーキテクチャを見直す上で、技術面、社会面、政策面、文化面など様々な角度から議論検討する。今後数十年を見据え、インターネットがインターネットでありうるためのアーキテクチャを考える。
本講義は、履修者による発表及び講義参加者によるディスカッションを中心に進行する。3回ごとに1つのテーマを扱い、そのうち2回はディスカッションするために必要な前提知識を講義し、1回はそのテーマにおける問題点や将来的展望に関して講義参加者によるディスカッション等を行う。また本講義では、直接的にコンピュータネットワークの基礎技術を扱わないが、インターネット概論およびネットワークアーキテクチャ程度の知識を持っていると、その理解がより深まる。また、ディスカッションのたたき台になる資料は講義中に提供されるが、様々な分野の情報に関する理解・検索能力を備えていることが履修者には求められる。
なお、本講義はSOI環境を用いた授業を行なうため、履修者はSOIシステムを利用することが前提となる。


担当者 村井 純湧川 隆次
授業期間2006年秋学期 木曜日2時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
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第01回2006/09/28 講義概要
・講義のねらい
・履修の注意事項について

第02回2006/10/05 電話
・VoIP
・ENUM

第03回2006/10/12 アンワイアード
・インターネッとの移動体技術(MobileIP)
・携帯電話システム(NGN構想)
 

第04回2006/10/19 無線
・無線通信メディア(WLAN, WiMAX) 
・携帯のデータ通信(EvDO, HSDPA)

第05回2006/10/26 ディスカッション

第06回2006/11/02 放送
・マルチキャスト
・リアルタイム通信
・UDPトラフィックの増加

第07回2006/11/09 ハイビジョン映像と放送
・映像フォーマット
・リアルタイムストリーミング諸技術
・光スイッチング技術
・政策的問題点(通信と放送の融合)

第08回2006/11/16 ディスカッション

第09回2006/11/30 インターネットインフラ
・広帯域インターネット
・IPv6
・無線諸技術(FON、位置情報)
 

第10回2006/12/07 インターネットアプリケーション
・Web2.0
・P2P

第11回2006/12/14 ディスカッション

第12回2006/12/21 全体でのディスカッション
・情報社会インフラとしてのインターネットの責任と課題

第13回2007/01/11 本講義のまとめ
・ インターネットが果たす役割と使命


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