この授業の目的、進め方を説明し、諸君の途上国に関する関心の度合いと、 現在の時点での知識を確認するアンケートを行います。次回までに読了する 文献についても紹介します。
現場からの報告と題して、途上国について、受講者にミニプレゼンを、冒頭 に行ってもらいます(質疑を含め最大15分)。渡辺・三浦本、草野本をテ キストに、事実関係を確認。
現場からの報告に続き、テキストで内容を確認。なぜ、テキストを中心に進 めていくのか。途上国への援助は、技術的な部分がかなり多く、また、国際 機関を中心に、かなり制度化(ルール)されている部分もある。そうした点 を理解することが、議論の前提になるからである。
現場からの報告に続き、テキスト中心に進める。専門的な知識がどの程度身 についただろう。
現場報告に続き、これまでやや理屈っぽい話が続いたので、援助をめぐるゲ ームを行う。平時の援助に加え、援助といえば、地震、風水害など自然災害 の救済も重要である。日本も、積極的に行っている。その点を実際に確認し たい。PC持参のこと。
現場からの報告に続き、これまでの授業などの知識を参考に、アンケート調 査の結果も踏まえて討論。
途上国の現場を直接見る機会は少ない。メディアを通して援助の現場を知る ことになる。そのメディアは、どのように日本のODAを報じてきたかを説明す る。
これまで、この授業で扱ってきた開発援助の考え方とは異なる見方を「世界 の半分が飢えるのはなぜ」を読みながら確認する。
前回の続き
NGOあるいはJICA、JBICからゲストをお招きし、援助の難しさを知る。
自衛隊の海外活動が、本来業務に格上げされたことに見られるように、自衛 隊の海外での復興支援活動はこれからも続く。1992年のカンボジア国連 PKOからイラク特別措置法に基づく支援までの歴史を説明する。国際社会の 「軍隊」の協力とどのような点が異なるかについても触れる。
自衛隊で国際協力を経験した隊員から、具体的にお話を聞く。