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[ Japanese ]
REGION AND SOCIETY (THE AMERICAS)

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TitleREGION AND SOCIETY (THE AMERICAS) [ Syllabus ]
http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/


Faculty Junichi Yamamoto
Term2007 Fall
Level Undergraduate


Inquiry - Inquiry about this course


Lecture Video & Materials
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#012007/10/02 グローバリゼーションとは?
- 講義資料(PDF)
授業の進め方をオリエンテーションしたのち、本科目のキーワードであるグ
ローバリゼーションについて議論する。
参考文献:
西川長夫『増補 国境の越え方――国民国家論序説』平凡社、2001年
A・アパデュライ(門田健一訳)『さまよえる近代―グローバル化の文化研
究』
平凡社、2004年
E・W・サイード(大橋洋一訳)『文化と帝国主義2』みすず書房、2001年
J・トムリンソン(片岡信訳)『グローバリゼーション―文化帝国主義を超え
て』青土社、2000年
―――(片岡信訳)『文化帝国主義』青土社、1997年
G・リッツァ(正岡寛司訳)『マクドナルド化する社会』早稲田大学出部、
1999年
―――『マクドナルド化の世界―そのテーマは何か?』早稲田大学出版部、
2001年
S・ハンチントン(坪郷實他訳)『第三の波―20世紀後半の民主化』三嶺書
房、
1995年
梶田孝道(編)『第2版国際社会学―国家を超える現象をどうとらえるか』
名
古屋大学出版会、1996年
R・ロバートソン(阿部美哉訳)『グローバリゼーション―地球文化の社会理
論』東京大学出版会、1997年
S・サッセン(伊豫谷登士翁訳)『グローバリゼーションの時代―国家主権の
ゆ
くえ』平凡社、1999年


#022007/10/09 アメリカ大陸のグローバリゼーションとメキシコの<北>
- 講義資料(PDF)
アメリカ大陸にとってグローバリゼーションの始めが西洋文明による野蛮の
発
見=征服にあったこと、そしてこれによって世界はまさに球として「閉じ
た」
ことを論ずる。
参考映像と参考文献:「新大陸征服の野望」
西川長夫(編)『ラテンアメリカからの問いかけ―ラス・カサス、植民地支
配
からグローバリゼーションまで』人文書院、2000年
E・オゴルマン(青木芳夫訳)『アメリカは発明された―イメージとしての
1492
年』日本経済評論社、1999年
E・ガレアーノ(大久保光夫訳)『収奪された大地―ラテンアメリカ500年』
藤
原書店、1991年
トドロフ、ツヴェタン(1986)『他者の記号学――アメリカ大陸の征服』
(及
川・大谷・菊地訳)法政大学出版局
A・G・フランク(山下範久訳)『リオリエント―アジア時代のグローバ
ル・
エコノミー』藤原書店、2000年


#032007/10/16 「帝国」としてのアメリカ
- 講義資料(PDF)
現在のアメリカ合衆国は「帝国」として語られることが多い。その「帝国」
と
は何か? 
近現代史からアメリカ帝国主義を考える。
 参考文献:
 生井英孝『興亡の世界史第19巻 空の帝国 アメリカの20世紀』講談社、
2006年
 ヴァラダン『自由の帝国―アメリカン・システムの世紀』(伊藤剛ほか
訳)
NTT出版、2000年
小倉英敬『侵略のアメリカ合州国史―<帝国>の内と外』新泉社、2005年
 高橋章『アメリカ帝国主義成立史の研究』名古屋大学出版会、1999年
 ネグリ&ハート『<帝国>―グローバル化の世界秩序とマルチチュードの
可
能性』
(水嶋一憲ほか訳)以文社、2003年
 パニッチ&ギンディン『アメリカ帝国主義とはなにか』(渡辺雅男訳)こ
ぶ
し書房、2004年
山本吉宣『「帝国」の国際政治学―冷戦後の国際システムとアメリカ』東信
堂、2006年


#042007/10/23 二つのアメリカ
- 講義資料(PDF)
アメリカ合衆国の国民国家としての特質を、同じ共和国のフランスと比較し
て
論ずる。
 参考文献:
 アレント『革命について』(志水速雄訳)ちくま学芸文庫、1995年
シュレージンガーJr.『アメリカの分裂』(都留重人監訳)岩波書店、1992年
 トクヴィル『アメリカのデモクラシー第一巻(上)(下)』(松本礼二
訳)
岩波文庫、2005年
	ドブレ『娘と話す 国家のしくみってなに?』(藤田真利子訳)現
代企画
室、2002年
 ハンチントン『分断されるアメリカ』(鈴木主税訳)集英社、2004年
	古矢旬『アメリカニズム―「普遍国家」のナショナリズム』東京大
学出版会、
2002年
 大津留(北川)智恵子・大芝亮編著『アメリカのナショナリズムと市民像
―
グローバル時代の視点から』ミネルヴァ書房、2003年


#052007/10/30 米国のラティーノ:「ラティーノ」は人種か?「ラティーノ」を足がかりに米国の人種問題を考える
- 講義資料(PDF)
特別講師:桑野真紀(一橋大学大学院)

1992年にロス・アンゼルスで起きた史上最悪と言われた人種暴動−その逮捕
者
の半数は、ラティーノと呼ばれるラテンアメリカ系移民であった。にも関わ
ら
ず、いまだにこの人種暴動は「黒人対白人」もしくは「黒人対韓国系」の事
件
として位置づけられ、ラティーノたちの存在は歴史のページに登場してこな
い。ここから見えてくるものは何か? 授業ではラティーノ、特にラティー
ノ
とロス・アンゼルス暴動との関係を足がかりに、米国の人種問題について一
考
と加える。
参考文献:
桑野真紀「コミュニティを基軸にしたチカーノ・ナショナリズムの構築」野
村・山本編(2006)所収
Anzald醇B, Gloria, Borderlands/La Frontera: The new mestiza, 2nd 
ed.,
Aunt Lute Books, San Francisco, 1999.
Rodolfo Acu醇oa, Occupied America: A history of Chicanos, Longman Pub
Group, 2006
Romero, Mary et al., Challenging Fronteras: Structuring Latina and
Latino lives in the U.S., Routlege, New York, 1997.
Shorris, Earl, Latinos: A biography of the people, Norton, 2001.


#062007/11/06 反資本主義としてのサパティスタ運動
- 講義資料(PDF)
 新自由主義(市場原理主義)的グローバリゼーションに反対し、先住民の
権
利と文化の擁護、自由・民主主義・正義を求めて武装蜂起したサパティスタ
国
民解放軍の理念と活動を最新のフィールドワークを交えて検証する。
参考映像と参考文献:「Zapatista」「メキシコのゲリラ」
山本純一『インターネットを武器にした<ゲリラ>――メキシコ・サパティ
スタ
国民解放軍の闘争と言説に関する一研究』慶應義塾大学出版会、2002年
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
山本純一「サパティスタの挑戦――反グローバリズム・新ナショナリズム・
脱国
家ローカリズム」『ラテンアメリカ・レポート』2003年第20巻第2号、アジア
経済研究所
山本純一「社会運動とインターネット――サパティスタ運動に関する論争を
め
ぐって」梅垣理郎編『総合政策学の最先端 第Ⅲ巻』慶應義塾大学出版会、
2003年
山本純一「<帝国>に抗するサパティスタ――マルチチュードの可能性」
『神奈
川大学評論』第45号、2003年7月
「山本純一の視点」(http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/viewpoint/)
崎山政毅『サバルタンと歴史』青土社、2001年
 サパティスタ民族解放軍(太田昌国・小林致広編訳)『もう、たくさん
だ!
――メキシコ先住民
蜂起の記録1』現代企画室、1995年
G.ロビラ著・柴田修子訳『メキシコ先住民女性の夜明け』日本経済評論社、
2005年
マルコス/イボン・ル・ボ著・佐々木真一訳『サパティスタの夢』現代企画
室、2005年


#072007/11/27 方法としてのフェアトレード - 資本主義に公正という徳を埋め込む -
- 講義資料(PDF)
「北」の需要に応じて、「南」が生産し(生産させられ)、その貿易・流通
過
程における収益の多くが「北」によって収奪されるという意味で、「南北問
題」を典型的に表すコーヒーという商品作物を取り上げ、WTO流の「自由」貿
易ではなく、「北」の消費国が「南」の生産者の生産コスト・労働対価に見
合った「公正」な価格で買い取るというフェアトレードの可能性と課題につ
い
て論ずる。
参考映像と参考文献:「コーヒーの秘密」アジア太平洋資料センター
(PARC)
池上甲一「拡大するフェアトレードは農産物貿易を変えるか――その意義と
パー
スペクティブ」『農業と経済』2004年4月号、6−17頁。
臼井隆一郎『コーヒーが廻り 世界史が廻る』中公新書,1992年
オックスファム・インターナショナル『コーヒー危機――作られる貧困』
(日本
フェアトレード委員会
訳・村田武監訳)筑波書房、2003年
辻村英之『コーヒーと南北問題――「キリマンジャロ」のフードシステム』
日本
経済評論社、2004年
ブラウン、マイケル・バラット(青山薫、市橋秀夫訳)『フェアトレード―
−
公正なる貿易を求めて』
新評論、1998年
ペンダーグラスト、マーク(樋口幸子訳)『コーヒーの歴史』河出書房新
社、
2002年
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
  山本純一「コーヒーのフェアトレードの可能性と課題――メキシコ・チ
アパ
ス州の2つの生産者協同組合を事例として」野村・山本編(2006)所収


#082007/12/04 キューバ映画『苺とチョコレート』にみる共産主義対自由主義
- 講義資料(PDF)
 『苺とチョコレート』を題材に、自由主義(資本主義)が「勝利」したと
さ
れる時代状況にあっても社会主義を守るキューバと社会主義そのものの可能
性
と課題を考える。そして、新自由主義の名の下に福祉国家が退場し、人びと
が
「個化」する時代にあって、人と(地域)社会と国家の望ましい関係につい
て
構想する。
参考映像と参考文献:『苺とチョコレート』
伊藤誠『現代の社会主義』講談社学術文庫、1992年
伊藤誠『現代の資本主義』講談社学術文庫、1994年
西谷修『世界史の臨界』岩波書店、2000年
ウォーラーステイン『アフター・リベラリズム――近代世界システムを支え
たイ
デオロギーの終焉』藤原書店、2000年
F・フクヤマ『歴史の終わり(上)(下)』(渡辺昇一訳)三笠書房、1992年
山本純一「連帯経済の構築と共同体の構造転換――メキシコ最貧困州チアパ
スの
経験から」
内橋克人・佐野誠編『ラテン・アメリカは警告する――「構造改革」日本の
未
来』新評論、2005年
 山本純一「連帯経済――人間中心の経済の再生をめざして」アジア太平洋
資料
センター『月刊オルタ』2006年2月号


#092007/12/11 アルゼンチンの市民社会と市民運動
- 講義資料(PDF)
特別講師:廣田拓(慶應義塾大学非常勤講師)

アルゼンチンにおいて、1990年代より顕著にみられる市民の社会的抗議運動
は、何を意味するのだろうか? この問いを切り口に近年のアルゼンチンで
行
われている社会的実践や集合行為の諸事例より、社会的抗議や異議申し立て
が
民主主義の質に果たす役割を考察する。
参考文献:篠原一『市民の政治学』岩波書店、2004年
廣瀬純『闘争の最小回路』人文書院、2006年
松下洋・乗浩子・編『ラテンアメリカ 政治と社会』新評論、2004年
山口定・佐藤春吉・編『新しい公共性』有斐閣、2003年


#102007/12/15 (補講)若きゲバラが見た南米
- 講義資料(PDF)
ロバート・レッドフォードがプロデュースした映画『モーターサイクル・ダ
イアリーズ』を題材に、ブエノスアイレス大学の医学生であったエルネス
ト・チェ・ゲバラが見た南米の、今も変わらぬ現実とその後変化した現実を
読み解く。 
参考映像と参考文献:『モーターサイクル・ダイアリーズ』 
エルネスト・チェ・ゲバラ『モーターサイクル・ダイアリーズ』(棚橋加奈
江訳)角川文庫、2004年 
エルネスト・チェ・ゲバラ『ゲバラ日記』(高橋正訳)角川文庫、1999年 
戸井十月『チェ・ゲバラの遥かな旅』集英社、2004年 
三好徹『チェ・ゲバラ伝』原書房、2001年 



#112007/12/18 ラテンアメリカへの日系移民:ペルーを中心にして
- 講義資料(PDF)
戦前、国策としての「口減らし」のため、南米への日系移民がたどった苦難
の
道、移民先社会での差別、そして日系移民社会内部における差別・対立の諸
相
を点描したのち、この「棄民」政策は戦後の高度成長時代にも続けられ、ま
さ
に「夢」の約束手形を切った日本政府(国家)に現在も責任があることを明
ら
かにする。
参考映像と参考文献:NTV(1997)「出稼ぎ」
伊豫谷登士翁『グローバリゼーションと移民』有信堂、2001年
大串和雄「フジモリ問題をめぐる10の疑問」『日刊ベリタ』、2002年
遅野井茂雄『現代ペルーとフジモリ政権』アジア経済研究所、1995年
小林忠太郎『ドミニカ移住の国家犯罪――移民という名の偽装「海外派
兵」』八
月書館、2004年
萱野稔人『国家とはなにか』以文社、2005年
村上勇介『フジモリ時代のペルー――救世主を求める人々、制度化しない政
治』
平凡社、2004年
増田義郎・柳田利夫『ペルー 太平洋とアンデスの国――近代史と日系社
会』中
央公論新社、1999年
柳田利夫編著『リマの日系人――ペルーにおける日系社会の多角的分析』明
石書
店、1997年
柳田利夫編『ラテンアメリカの日系人――国家とエスニシティ』慶應義塾大
学出
版会、2002年
山脇千賀子「人の移動・国家・生活の論理」清水透編著『ラテンアメリカ―
―統
合圧力と拡散のエネルギー』大月書店、1999年
若槻泰雄『外務省が消した日本人――南米移民の半世紀』毎日新聞社、2001
年


#122008/01/08 移民からデカセギへ:在日ペルー人との身近な共生を考える
 現在、日本にはラテンアメリカから「デカセギ」として働きに来ている人
が
おり、中には永住を決意している家族もいる。しかし、日本社会との軋轢は
少
なくなく、在日・沖縄・アイヌ等の問題も含め、日本が21世紀の国際化そし
て
共生の時代にふさわしい社会かがどうかが問われている。
参考文献: 
渕上英二『日系人証明』新評論、1995年
花崎皋平『増補 アイデンティティと共生の哲学』平凡社、2001年
伊豫谷登士翁『グローバリゼーションと移民』有信堂、2001年
Alvaro Del Castillo, Los Peruanos en Jap醇pn, 現代企画室、1999年


#132008/01/15 優秀書評・映画評のプレゼンテーションと講評(授業評価・改善案の提出締切日)
- 講義資料(PDF)
優秀と認められた書評もしくは映画評を提出した学生諸君に10分程度のプレ
ゼ
ンテーションをお願いします。担当者からは全体および優秀作品についての
講
評をします。



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