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地球環境政策

お知らせ


科目名地球環境政策 [ シラバス ]
http://hamanaka.sfc.keio.ac.jp/earth_env/

地球温暖化などの地球環境問題の解決のためには国際的に協調した取組が必要である。京都議定書の国際交渉においてわが国は重要な役割を果たし、同時にその過程で貴重な経験を積むことができた。現在国際社会は2013年以降の取組を定める国際制度について検討を開始している。
 本授業では、まず地球環境悪化の経済的・社会的背景・原因について理解を深める。次いで、京都議定書の国際交渉過程をレビューし、主要アクターの主張や役割が最終交渉結果にどのように影響したかなど、地球環境問題における国際政策形成過程の実際を学ぶとともに、わが国を含め各国の地球温暖化対策の実施状況と課題を把握する。そして、このような国際交渉や対策実施の経験から学び得る教訓は何か、わが国が2013年以降の国際制度構築にリーダーシップを発揮するための課題は何かを考察する。さらに、長期的に必要となる地球温暖化対策について考察し、持続可能な社会に移行する上で地球温暖化問題などの地球環境問題が突きつける挑戦の意味と、その挑戦がもたらす人類社会変革の機会について理解することを目指す。


担当者 浜中 裕徳
授業期間2007年秋学期 火曜日3時限
授業レベル 大学院
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
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第01回2007/10/02 イントロダクション: 地球環境危機−問題の本質は何か?
- 講義資料(PDF)
・講義の概要と進め方、成績評価の方法などの説明。 
・地球環境危機: 何が問題なのか? 
・地球環境問題の特徴と性格、「問題群」としての地球環境問題。 
・問題の本質: 経済的・社会的な原因・背景、政府の政策・企業や市民の行
動
とのかかわり。 
・生産・消費形態の変更に必要な政府の政策、企業や市民の行動。


第02回2007/10/09 地球環境ガバナンス: 国際機構、政府、企業、市民はどのような取組をしてきたのか?
- 講義資料(PDF)
・国連人間環境会議(ストックホルム、1972)。 
・国連環境開発会議(地球サミット、リオデジャネイロ、1992)。 
・持続可能な開発に関する世界サミット(ヨハネスブルグ、2002)。


第03回2007/10/16 酸性雨・オゾン層破壊などへの取組: ドイツや米国の先導的役割は何か?
- 講義資料(PDF)
・欧州における酸性雨問題への国際的取組。 
・成層圏オゾン層保護問題への国際的取組。 
・地球温暖化問題総論:科学者・政治家の先導的役割。


第04回2007/10/23 地球温暖化の予測と影響: IPCC報告などから何を学ぶのか?
- 講義資料(PDF)
・観測と気候モデル、地球温暖化の影響とリスク、および地球温暖化の将来
予
測に関する科学的知見(気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告書に集約さ
れた科学的知見など、科学研究の最前線をレビューする)。


第05回2007/11/06 気候変動枠組条約交渉: 条約交渉から何を学ぶのか?
- 講義資料(PDF)
・気候変動枠組条約の交渉過程および条約の主要規定。


第06回2007/11/13 京都議定書交渉過程: 京都会議に至る交渉から何を学ぶのか?
- 講義資料(PDF)
・ベルリン・マンデート:京都議定書交渉の出発点。 
・京都議定書の交渉過程と主要アクターの役割。 
・京都議定書の主要規定。


第07回2007/11/20 【10/30の補講】京都議定書運用ルール交渉過程: マラケシュ合意に至る交渉から何を学ぶのか?
- 講義資料(PDF)
・ブエノスアイレス行動計画:京都会議後の交渉の出発点。 
・京都議定書運用ルールの交渉過程と主要アクターの役割。 
・米国の京都議定書離脱とボン・マラケシュ合意。 
・京都議定書運用ルールの主要な内容。


第08回2007/11/27 地球温暖化対策の国際制度構築の課題: 京都議定書交渉の教訓を今後の国際制度設計と交渉にどのように活かすのか?
- 講義資料(PDF)
・京都議定書およびその運用ルール交渉の経験と教訓。 
・2013年以降の国際制度の設計と交渉に向けての課題。


第09回2007/12/04 地球温暖化対策: 各国は対策をどのように進めているのか?
- 講義資料・発表資料(PDF)
・日本、EU、米国、途上国における対策の現状。
・地球温暖化対策における経済的手法。 
・クリーン開発メカニズム(CDM)の動向と課題。 
・EU-ETSなど排出権取引の動向と課題。


第10回2007/12/18 ポスト2012年気候レジームの設計: 地球温暖化防止のために究極的に何が必要なのか?
- 講義資料(PDF)
・長期的に必要な排出削減と適応の対策:京都議定書の次のステップ。 
・温室効果ガスの大気中濃度の安定化水準と排出量削減のレベル。 
・地球規模の参加と衡平性の確保。


第11回2008/01/08 ポスト2012年気候レジーム: 制度設計の課題は何か(1)
- 講義資料(PDF)
・日本、EU、米国などの取組の経験と教訓を活かした政策 
 (1)技術開発・導入を促進する政策。 
 (2)市場メカニズムを活用する政策。 
・途上国の対策への参加機会を拡大するための政策


第12回2008/01/15 ポスト2012年気候レジーム: 制度設計の課題は何か(2)
- 講義資料(PDF)
・気候政策の長期的課題。 
・気候変動への適応政策。 
・統合評価モデルなどを用いた長期分析シナリオ。 
・ポスト2012年気候レジームに向けて。


第13回2008/01/16 【12/11の補講】まとめ: 持続可能な社会への移行の課題と機会は何か?
- 講義資料(PDF)
・持続可能な未来への移行において地球環境問題が突きつける挑戦の意味。 
・地球環境問題がもたらす人類社会変革の機会。



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