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まちづくり論

お知らせ


科目名まちづくり論 [ シラバス ]
http://web.sfc.keio.ac.jp/~hib/machi.html

主題・目標    
まちづくりとは市民や生活者主体の都市計画や住環境の整備・改善をいうが、1980年代から都市や住環境をめぐる状況が大きく変わっている。旧来の都市計画がどちらかといえば、建築、土木、ランドスケープや行政などに関わる多種多様な専門を統合する、専門家主体の技術的な内容を中心とするものであったが、各種の計画の策定や都市計画の実践の大衆化が進み、多くの市民が関心を持ち参加を通じてまちづくりという形に展開している面がある。
計画の政治過程でのアマチュアリズムの実践の可能性が広がる中で、その行為や活動、意思決定、技術などを科学的、合理的、客観的に捉えなおしてみる必要がある。
講義では次のようなテーマを取り上げる予定である。:
まちづくりとは何か―まちづくりと都市計画―
都市像の目標―19世紀の理想都市から21世紀の都市像へー
参加のまちづくり―アドボカシー・プランニングから現在にいたる参加と協調の理論と実践、サイバーマスタープランの可能性―
住環境の理論―コミュニティデザインをめぐってー
配置と動きの計画―土地利用と都市施設の計画―
密度の計画―都市空間の密度的側面と計画、容積率移転―
土地利用規制の論理―地域地区制と計画規制(ゾーニングからプランニングコントロールへ)― 
都市の建設と再構築の思想―江戸の都市づくりー
教材
教科書: 日笠端・日端康雄 「都市計画」第3版 共立出版株式会社 2000年
教科書を直接講義の中で海瀬津はしませんが関連事項を読んでおくことが必要です。参考書は講義の中で適宜紹介します。


担当者 日端 康雄
授業期間2007年春学期 木曜日1時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2007/04/12 ガイダンス
- 講義資料(PDF)
/開講に当たって
・開講に当たっての諸注意
・参考図書
/講義の概要
講義の背景・意義・問題意識と枠組み、構成について説明する。
/まちづくりと都市計画
まちづくりとは何か、都市・地域計画とは何か、計画とは何かを主として
歴史的な視点から考え、ついで、本講義での視点や関心を説明する。


第02回2007/04/19 都市像の目標I−19世紀の理想都市から21世紀の都市像へ−
- 講義資料(PDF)
産業革命後の急激な都市化のあと、主として、19世紀−20世紀初頭
の、欧米の都市悪の時代に、幾多の社会改良家達(Social Reformer )によ
って描かれ、また実践された理想都市(Ideal Community)がある。その都市
像と実現の方法について、相互に比較しながらその現代的意味を考える。ま
た、19〜20世紀の工業化社会を超えた21世紀の理想の都市像はどうあらねば
ならないかについて考える。


第03回2007/04/26 バロックの都市と都市デザイン
- 講義資料(PDF)
都市像が現実の市民の前に表現される場のひとつは都市計画マスタープラ
ンにおいてである。都市計画マスタープランは我が国では比較的歴史の浅い
計画策定であるが、1992年都市計画法改正で、全国の市町村は都市計画マス
タープランを策定する責務が規定された。
 都市計画マスタープランの目標として取り扱われる都市像の例を通じて、
現代日本の都市の理想や哲学を考える。


第04回2007/05/10 マクロとミクロの都市計画
- 講義資料(PDF)
都市計画は、その一つの機能として、都市の空間管理を担うが、現代都市
計画では都市という空間的広がりを2段階に捉えて行われている。都市を全
体と部分として捉え、都市計画の一体性・総合性を確保するというのが基本
である。
 都市の全体を対象としたマクロの都市計画―都市の全体の論理―と都市史
の部分を扱うミクロの都市計画の技術と課題を論ずる。


第05回2007/05/17 ミクロの都市計画
- 講義資料(PDF)
- 第1回中間レポート提出課題(PDF)
都市計画は、その一つの機能として、都市の空間管理を担うが、現代都市
計画では都市という空間的広がりを2段階に捉えて行われている。都市を全
体と部分として捉え、都市計画の一体性・総合性を確保するというのが基本
である。
 都市の全体を対象としたマクロの都市計画―都市の全体の論理―と都市史
の部分を扱うミクロの都市計画の技術と課題を論ずる。


第06回2007/05/24 コミュニティの都市論
- 講義資料(PDF)
―住環境の理論―
 近代都市計画の出発点において、中世村落共同体をモデルにした近隣住区
という住宅地の単位が発想され、その後、国際的に適用されて来たが、住宅
地デザインの核になるコミュニティをめぐって様々な論争が繰り広げられて
来ました。近隣単位やコミュニティ単位という考え方は、日常生活圏の考え
方から出発したもので、都市計画の計画技術的手法としての計画単位
(Planning Unit)による都市デザインは多方面に広がってきた。近隣計画論
やその実践としてのラドバーン計画など幾多の事例を通じて、住環境計画の
コミュニティ論を検証する。




第07回2007/05/31 【麻疹のため休講】協議型の都市づくり
現代都市計画の課題を解く上で、都市計画として様々の事業を実施してきた
が、21世紀の社会では計画と事業の関係について公的セクターと企業が解
きせつな役割分担で行うようになると考える。とくに、都市開発事業の主体
とプロセスにおいて、1990年代の都市開発の変化、つまり、公共、民
間、市民の協議と連携によって公共と民間のパートナーシップの確立が急が
れている。

第08回2007/06/07 【ゲスト講演】情報とまちづくり - 東海大学政治経済学部 小林隆氏
- 講義資料(PDF)
 街づくりの諸要素
 街づくりの動機


第09回2007/06/14 【ゲスト講演】都市再開発事業の仕組みと専門技術−(株)都市ぷろ計画事務所 大谷昌夫氏
- 講義資料(PDF)
 街づくりの動機
 関係権利者の権利保全


第10回2007/06/21 参加のまちづくり
- 講義資料(PDF)
- 第2回中間レポート提出課題(PDF)
―アドボカシー・プランニングから現在にいたる参加と協調の理論と実践―
先進国の間で参加の都市計画という新しいジャンルが生まれたのは1970年代
のアメリカの大都市においてであった。画一的で強制的な官僚主導の都市計
画の実施に対して、各地で住民の反対運動がおこり、人種差別貧困失業など
の地域問題がまちづくりの課題として提起された。法律や権力を盾に活動住
民の背後に弁護的なプランナーや弁護士が新しい都市計画を展開し、それは
瞬く間に世界に広まっていった。
参加型まちづくりの実践を我が国の経験をもとに論ずる。




第11回2007/06/28 超高層建築とタワーの都市
- 講義資料(PDF)
- 第3回中間+最終レポート提出課題(PDF)
現代都市には超高層建築が一つのランドマークとして、大きな存在感を有し
ている。
近代建築の巨匠といわれるル・コルビジェが提唱した理想都市と現実の都市
建築のあり方をめぐって議論をします。


第12回2007/07/05 【ゲスト講演】丸の内再構築−三菱地所(株)都市計画事業室 副室長 中嶋 利隆氏
- 講義資料(PDF)
 現在、東京都心の東京駅レンガ駅舎の保存を実現するために、容積移転と
いう都市計画の手法が注目を集めている。この問題を理解するためには、密
度の計画―都市空間の密度的側面と計画―の知識が必要である。
都市空間は平面的、立体的特性を有しているが、後者の側面に対応するのが
密度計画という捉えかたである。都市空間を密度の側面で捉える方法論やそ
の計画への応用、密度規制の考え方を議論します。また、都市の密度計画の
代表的なもののひとつが容積率による土地利用規制であるが、最近、未利用
容積率の移転という方法で大都市都心部などで開発が行われるプロジェクト
がある。こうした手法に潜む問題点とまたその解決可能性について議論しま
す。


第13回2007/07/12 総括と討論
- 講義資料(PDF)
これまでの講義を振り返って、そのポイントや展望などを議論する。
最終レポート提出
  



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