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[ Japanese ]
REGION AND SOCIETY (THE AMERICAS)

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TitleREGION AND SOCIETY (THE AMERICAS) [ Syllabus ]
http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/lecture/07f_america.php


Faculty Junichi Yamamoto
Term2008 Fall
Level Undergraduate


Inquiry - Inquiry about this course


Lecture Video & Materials
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#012008/09/30 オリエンテーション、グローバリゼーションとアメリカ大陸
- 第一回(9/30)授業資料:グローバリゼーションとアメリカ大陸
授業の進め方をオリエンテーションしたのち、アメリカ大陸にとってグロー
バリゼーションの始めが西洋文明による「野蛮」の発見=征服にあったこ
と、そしてこれによって世界はまさに球として「閉じた」ことを論ずる。
参考映像と参考文献:「新大陸征服の野望」
西川長夫(編)『ラテンアメリカからの問いかけ―ラス・カサス、植民地支
配からグローバリゼーションまで』人文書院、2000年
E・オゴルマン(青木芳夫訳)『アメリカは発明された―イメージとしての
1492年』日本経済評論社、1999年
E・ガレアーノ(大久保光夫訳)『収奪された大地―ラテンアメリカ500年』
藤原書店、1991年
トドロフ、ツヴェタン(1986)『他者の記号学――アメリカ大陸の征服』
(及川・大谷・菊地訳)法政大学出版局
A・G・フランク(山下範久訳)『リオリエント―アジア時代のグローバ
ル・エコノミー』藤原書店、2000年
西川長夫『増補 国境の越え方――国民国家論序説』平凡社、2001年
A・アパデュライ(門田健一訳)『さまよえる近代―グローバル化の文化研
究』平凡社、2004年
E・W・サイード(大橋洋一訳)『文化と帝国主義2』みすず書房、2001年
J・トムリンソン(片岡信訳)『グローバリゼーション―文化帝国主義を超え
て』青土社、2000年
―――(片岡信訳)『文化帝国主義』青土社、1997年
G・リッツァ(正岡寛司訳)『マクドナルド化する社会』早稲田大学出部、
1999年
―――『マクドナルド化の世界―そのテーマは何か?』早稲田大学出版部、
2001年
S・ハンチントン(坪郷實他訳)『第三の波―20世紀後半の民主化』三嶺書
房、1995年
梶田孝道(編)『第2版国際社会学―国家を超える現象をどうとらえるか』
名古屋大学出版会、1996年
R・ロバートソン(阿部美哉訳)『グローバリゼーション―地球文化の社会理
論』東京大学出版会、1997年
S・サッセン(伊豫谷登士翁訳)『グローバリゼーションの時代―国家主権の
ゆくえ』平凡社、1999年



#022008/10/07 ポスト・デモクラシーと帝国としてのアメリカ
- 第二回(10/7)講義資料:ポストデモクラシーと帝国としてのアメリカ
  近現代史、とくに米西(比キューバ)戦争からイラク戦争に至るまでの
アメリカ帝国主義を検討し、アメリカの理念でもあるデモクラシーが衰退期
にあることを論ずる。
 参考文献:
 生井英孝『興亡の世界史第19巻 空の帝国 アメリカの20世紀』講談社、
2006年
 ヴァラダン『自由の帝国―アメリカン・システムの世紀』(伊藤剛ほか
訳)NTT出版、2000年
小倉英敬『侵略のアメリカ合州国史―<帝国>の内と外』新泉社、2005年
 高橋章『アメリカ帝国主義成立史の研究』名古屋大学出版会、1999年
 中野聡『歴史経験としてのアメリカ帝国―米比関係史の群像』岩波書店、
2007年
 ネグリ&ハート『<帝国>―グローバル化の世界秩序とマルチチュードの
可能性』
(水嶋一憲ほか訳)以文社、2003年
 パニッチ&ギンディン『アメリカ帝国主義とはなにか』(渡辺雅男訳)こ
ぶし書房、2004年
山本吉宣『「帝国」の国際政治学―冷戦後の国際システムとアメリカ』東信
堂、2006年
コリン・クラウチ『ポスト・デモクラシー』青灯社、2007年
ロバート・ライシュ『暴走する資本主義』東洋経済新報社、2008年



#032008/10/14 【塾内限定公開】アメリカ―戦争する国の人びと取材レポート〜若者たちの選択
- 配布資料(PDF)
特別講師(予定):影山あさ子氏(フリージャーナリスト。ドキュメンタリ
ー映画「アメリカばんざい―crazy as usual」インタビュアー・字幕担当)
在日米軍基地でも、兵士のほとんどは、20歳そこそこの若者たち。アメリカ
は戦時下の国。戦場へ行くと知りながら、なぜ若者たちは軍隊を志すのか。
戦争へ行った、かつての若者たちは、その後どうなったのか。取材映像を交
え、報告する。
 参考文献・映像:
 映画「アメリカばんざい crazy as usual」
(予告編は右記URLで視聴可能 http://jp.youtube.com/watch?v=eb6UvJekn-
0)
 映画「アメリカ―戦争する国の人びと」
 映画「Marines Go Home―辺野古・梅香里・矢臼別」
 雨宮処凛『生きさせろ! 難民化する若者たち』太田出版、2007年


#042008/10/21 なぜスターバックスは攻撃されるのか?―「おいしいコーヒーの真実」の裏側
- 第4回(10/21)授業資料:なぜSBは攻撃されるのか
なぜスターバックスは<南>のコーヒー生産者を「搾取」する多国籍企業と
して攻撃されるのか、そしてそれには正当な理由があるのかを検証する。
 参考文献:デービッド・ボーゲル『企業の社会的責任(CSR)の徹底研究』
一灯舎、2007年「おいしいコーヒーの真実」公式サイト
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/
山本純一の視点「おいしいコーヒーの真実?」
http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/blog.php 
Open Letter to Starbucks 
http://www.globalexchange.org/campaigns/fairtrade/coffee/OpenLetterTo
Starbucks.html
Starbucks Coffee Comany Teaching Note
http://www.awpagesociety.com/images/uploads/Starbucks-Note.pdf 
アントニー・ワイルド『コーヒーの真実』白揚社、2007年
ジョン・シモンズ『スターバックス コーヒー』ソフトバンク・パブリッシ
ング、2004年
スコット・ベドベリ『なぜみんなスターバックスに行きたがるのか?』講談
社、2002年
ハワード・シュルツ、ドリー・ジョーンズ・ヤング『スターバックス成功物
語』日経BP社、1998年
飯田雄「スターバックスのフェアトレード再検討へ向けて―関連年表、他資
料作成を通して」、2007年
http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/wiki/index.php?成果物#zcab89d5
鹿久保南「フェアトレードの定義〜スターバックスとイオンの比較から
〜」、2007年http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/wiki/index.php?成果物
#zcab89d5


#052008/10/28 アルゼンチンの民主制における社会運動の影響力:市民による『公共空間』の創出へ
- 第五回(10/28)講義レジュメ
特別講師:廣田拓(慶應義塾大学非常勤講師)
アルゼンチンにおいて、1990年代より顕著にみられる市民の社会的抗議運動
は、何を意味するのだろうか? この問いを切り口に近年のアルゼンチンで
行われている社会的実践や集合行為の諸事例より、社会的抗議や異議申し立
てが民主主義の質に果たす役割を考察する。
参考文献:篠原一『市民の政治学』岩波書店、2004年
廣瀬純『闘争の最小回路』人文書院、2006年
松下洋・乗浩子・編『ラテンアメリカ 政治と社会』新評論、2004年
山口定・佐藤春吉・編『新しい公共性』有斐閣、2003年


#062008/11/04 モーターサイクル・ダイアリーズ:若きゲバラが見た南米
- 第五回(11/4)講義資料「モーターサイクルダイアリーズ」
ロバート・レッドフォードがプロデュースした映画『モーターサイクル・ダ
イアリーズ』を題材に、ブエノスアイレス大学の医学生であったエルネス
ト・チェ・ゲバラが見た南米の、今も変わらぬ現実とその後変化した現実の
両面を読み解く。
参考映像と参考文献:『モーターサイクル・ダイアリーズ』
エルネスト・チェ・ゲバラ『モーターサイクル・ダイアリーズ』(棚橋加奈
江訳)角川文庫、2004年
エルネスト・チェ・ゲバラ『ゲバラ日記』(高橋正訳)角川文庫、1999年
戸井十月『チェ・ゲバラの遥かな旅』集英社、2004年
三好徹『チェ・ゲバラ伝』原書房、2001年


#072008/11/11 インディオからの異議申し立て―サパティスタ運動の現在・過去・未来―
- 第七回資料(pdf)
 新自由主義(市場原理主義)的グローバリゼーションに反対し、先住民の
権利と文化の擁護、自由・民主主義・正義を求めて武装蜂起したサパティス
タ国民解放軍の理念と活動を最新のフィールドワークを交えて検証する。
参考映像と参考文献:「Zapatista」「メキシコのゲリラ」
山本純一『インターネットを武器にした<ゲリラ>――メキシコ・サパティ
スタ国民解放軍の闘争と言説に関する一研究』慶應義塾大学出版会、2002年
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
山本純一「サパティスタの挑戦――反グローバリズム・新ナショナリズム・
脱国家ローカリズム」『ラテンアメリカ・レポート』2003年第20巻第2号、ア
ジア経済研究所
山本純一「社会運動とインターネット――サパティスタ運動に関する論争を
めぐって」梅垣理郎編『総合政策学の最先端 第Ⅲ巻』慶應義塾大学出版
会、2003年
山本純一「<帝国>に抗するサパティスタ――マルチチュードの可能性」
『神奈川大学評論』第45号、2003年7月
「山本純一の視点」(http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/viewpoint/)
崎山政毅『サバルタンと歴史』青土社、2001年
 サパティスタ民族解放軍(太田昌国・小林致広編訳)『もう、たくさん
だ!――メキシコ先住民
蜂起の記録1』現代企画室、1995年
G.ロビラ著・柴田修子訳『メキシコ先住民女性の夜明け』日本経済評論社、
2005年
マルコス/イボン・ル・ボ著・佐々木真一訳『サパティスタの夢』現代企画
室、2005年


#082008/12/02 フェアトレードとフリートレードの接合は可能か?-BMとCRGの貿易取引を事例として-
- 第8回講義資料(PPT)
担当者が支援しているメキシコのコーヒー生産者協同組合と地元のNGOを紹介
し、望ましいフェアトレードのあり方を考える。
参考文献・映像:
 PARCビデオ「コーヒーの秘密」
池上甲一「拡大するフェアトレードは農産物貿易を変えるか――その意義と
パースペクティブ」『農業と経済』2004年4月号、6−17頁。
臼井隆一郎『コーヒーが廻り 世界史が廻る』中公新書,1992年
オックスファム・インターナショナル『コーヒー危機――作られる貧困』
(日本フェアトレード委員会
訳・村田武監訳)筑波書房、2003年
辻村英之『コーヒーと南北問題――「キリマンジャロ」のフードシステム』
日本経済評論社、2004年
ブラウン、マイケル・バラット(青山薫、市橋秀夫訳)『フェアトレード―
−公正なる貿易を求めて』
新評論、1998年
ペンダーグラスト、マーク(樋口幸子訳)『コーヒーの歴史』河出書房新
社、2002年
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
  山本純一「コーヒーのフェアトレードの可能性と課題――メキシコ・チ
アパス州の2つの生産者協同組合を事例として」野村・山本編(2006)所収


#092008/12/09 メキシコシティにおけるストリートチルドレン問題の要因とその現状
- 第9回(12/9)講義資料
特別講師(予定):小松仁美(淑徳大学大学院)
  現在、世界中に1億人以上存在するといわれているストリートチルドレン
についてメキシコシティの事例に基づき現状把握し、その要因および解決策
について考える。
 参考文献:
Eleanor M. Miller,1986,Street Woman,Philadelphia:Temple 
University.(=1994,中西恭子・中西純子訳『ストリート・ウーマン』現代
書館.)
星野妙子,1998,『メキシコの企業と工業化』アジア経済研究所.
角川雅樹・奥山恭子編, 1994,『ラテンアメリカ子どもと社会』新評論.
工藤律子,2002,『仲間と誇りと夢と』JULA出版局.
丸谷雄一郎,2003,『変貌するメキシコ小売産業――経済開放政策とウォル
マートの進出』白桃書房.
Susanna Agnelli,1986,Street Children:A Growing Urban Tragedy,
London;Weidenfeld & Nicolson Ltd.(=1988,日本ユニセフ協会訳『ストリ
ートチルドレン』草土文化.)
湯川攝子,1982,『メキシコ経済論』大明堂


#102008/12/13 (補講)日本の貧困:この国に社会的大問題としての貧困は存在しないのか?
- 補講12/13講義資料「日本の貧困」
特別講義として、非正規雇用などの問題で深刻化している日本の貧困問題を
考える。この問題には外国人労働者も含まれ、グローバル化時代の貧困とい
う側面にも焦点をあてる。
参考文献:
雨宮処凛『生きさせろ! 難民化する若者たち』太田出版、2007年
NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班『ワーキングプア 解決への道』ポ
プラ社、2008年
東海林智『貧困の現場』毎日新聞社、2008年
湯浅誠『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』岩波新書、2008年
Aoki, Hideo (2006), Japan’s Underclass: Day Laborers and the 
Homeless, Trans Pacific Press.
Iwata, Masami and Akihiko Nishizawa (2008), Poverty and Social 
Welfare in Japan, Trans Pacific Press.
Tachibanaki, Toshiaki (2005), Confronting Income Inequality in 
Japan, MIT Press.


#112008/12/16 出稼ぎからデカセギへ:日本の移民政策・外国人労働問題を考える
- 第11回(12/16)講義資料
戦前、国策としての「口減らし」のため、南米への日系移民がたどった苦難
の道、移民先社会での差別、そして日系移民社会内部における差別・対立の
諸相を点描したのち、この「棄民」政策は戦後の高度成長時代にも続けら
れ、まさに「夢」の約束手形を切った日本政府(国家)に現在も責任がある
ことを明らかにする。
他方、現在、日本にはラテンアメリカから「デカセギ」として働きに来てい
る人がおり、中には永住を決意している家族もいる。しかし、日本社会との
軋轢は少なくなく、在日・沖縄・アイヌ等の問題も含め、日本が21世紀の国
際化そして共生の時代にふさわしい社会かがどうかが問われている。
参考映像と参考文献:NTV(1997)「出稼ぎ」
伊豫谷登士翁『グローバリゼーションと移民』有信堂、2001年
大串和雄「フジモリ問題をめぐる10の疑問」『日刊ベリタ』、2002年
遅野井茂雄『現代ペルーとフジモリ政権』アジア経済研究所、1995年
小林忠太郎『ドミニカ移住の国家犯罪――移民という名の偽装「海外派
兵」』八月書館、2004年
萱野稔人『国家とはなにか』以文社、2005年
村上勇介『フジモリ時代のペルー――救世主を求める人々、制度化しない政
治』平凡社、2004年
増田義郎・柳田利夫『ペルー 太平洋とアンデスの国――近代史と日系社
会』中央公論新社、1999年
柳田利夫編著『リマの日系人――ペルーにおける日系社会の多角的分析』明
石書店、1997年
柳田利夫編『ラテンアメリカの日系人――国家とエスニシティ』慶應義塾大
学出版会、2002年
山脇千賀子「人の移動・国家・生活の論理」清水透編著『ラテンアメリカ―
―統合圧力と拡散のエネルギー』大月書店、1999年
若槻泰雄『外務省が消した日本人――南米移民の半世紀』毎日新聞社、2001
年
参考文献: 
渕上英二『日系人証明』新評論、1995年
花崎皋平『増補 アイデンティティと共生の哲学』平凡社、2001年
伊豫谷登士翁『グローバリゼーションと移民』有信堂、2001年
Alvaro Del Castillo, Los Peruanos en Japón, 現代企画室、1999年


#122009/01/06 キューバの光と影:21世紀の持続可能な社会のモデルか?(書評・映画評の提出締切日)
- 第12回(1/6)講義資料
経済危機を生き延びる手段として実践されているキューバの都市型有機農業
ならびに革命の恩恵(教育と医療制度)と負の側面(人権と自由)について
考える。
 参考文献・映像:
   吉田太郎(2002)『有機農業が国を変えた』コモンズ
   吉田太郎(2002)『200万都市が有機野菜で自由できるわけ』築地
書館
   吉田太郎(2004)『1000万人が反グローバリズムで自給・自立で
きるわけ』築地書館
   山岡加奈子「吉田(2004)に対する書評」
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Latin/pdf/210208.pdf
   マイケル・ムーア(2007)『シッコ』(映画)
   トマス・グティエレス・アレア(1993)『苺とチョコレート』(映
画)
ジュリアン・シュナーベル(2003)『夜になるまえに』(映画)


#132009/01/20 優秀書評・映画評のプレゼンテーションと講評(授業評価・改善案の提出締切日)
- 書評・映画評発表プログラム
- 「Sicko」映画評発表(竹原)
- 「イージーライダー」映画評(池田)
- 「チェ・ゲバラ」発表(北條)
優秀と認められた書評もしくは映画評を提出した学生諸君に10分程度のプレ
ゼンテーションをお願いします。担当者からは全体および優秀作品について
の講評をします。


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