KGC


[ Japanese ]
CONTEMPORARY THOUGHT

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TitleCONTEMPORARY THOUGHT [ Syllabus ]
http://hori.sfc.keio.ac.jp/


Faculty Shigeki Hori
Term2008 Fall
Level Undergraduate


Inquiry - Inquiry about this course


Lecture Video & Materials
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#012008/09/25 はじめに+愛についての考察 (1)
はじめに、この授業の方針について述べる。その上で、モンテーニュ、パス
カルなどを援用しながら愛を追究してみる。授業の最後に、履修者「選抜用
紙」への記入の時間(10分程度)を設ける。


#022008/10/02 はじめに+愛についての考察 (2)、序論(1): 「現代」とはいかなる「時代」か(1)
西洋思想史を振り返り、古代ギリシャ・ローマからキリスト教中世を経て、
近代、そして近代の先鋭化としての現代へと、人間観・世界観・価値観がど
のように大きく移り変わってきたかを、非常に大づかみに述べた上で、「ポ
ストモダン」思想と、グローバリゼーションの関係に言及する。


#032008/10/09 序論(1): 「現代」とはいかなる「時代」か(2)
自覚的に思想し、行動しようとするならば、まず自らのことを、つまり主体
および主体性を ― 他者との関係において ― 問い直し、意識というものに
ついて考えてみる必要があるだろう。さらに、他者をどう表象するかとい
う、すぐれて現代的な課題も取り上げる。 


#042008/10/16 序論(2): 主体、意識、そして他者という難問(1)
自然とは何か? 文化とは何か? 自然と文化との関係において、人間はどの
ように定義されるべきか? 普遍的な"Human Nature"が仮に存在するとすれ
ば、それと人類の文化的多様性との関係は? 伝統的な人間主義の問題点を考
えてみる。


#052008/10/30 序論(2): 主体、意識、そして他者という難問(2)、序論(3): 自然と文化、そして人間
古代哲学以来、唯心論と唯物論はせめぎ合ってきたが、現代では、生物学・
脳科学に支えられる唯物論にほとんど軍配が上がっているようだ。それな
ら、人間の自由意思、意志の自律性は幻想なのだろうか。唯物論と「自由の
哲学」の対立を語り、非本質論的な人間主義の可能性に言及する。


#062008/11/13 倫理(1): 精神と物質、あるいは自由をめぐって
米国を中心に現代世界で優勢になっているかに見える功利主義の道徳観を検
討する。幸福を至上の価値とする古代の目的論的倫理(アリストテレス)
と、それに対するカントの批判を要点を把握した上で、近代以降の功利主義
に対するロールズらの批判を紹介する。


#072008/11/27 倫理(2): 幸福の道徳とその問題点
近代を義務論的倫理に最も厳密な形を与えたカントの道徳哲学の要諦を示
し、解説した上で、現代世界においてはそのような克己的道徳は黄昏を迎え
ているという説を検討し、自律を目指す人間主義と、独立を目指す個人主義
の違いに注目する。


#082008/12/04 倫理(3): 義務の道徳と現代世界
まず、政治哲学 ― 政治(科)学ではない ― とは何であるか、過去にどの
ような問題に取り組んできたか、現在どのような問題に取り組んでいるかを
述べる。次に、民主主義社会において、一方では個人主義のますますの進展
を、他方では民族的or文化的or宗教的共同体の自己主張をどう扱うべきかと
いう問題を取り上げる。


#092008/12/11 政治(1): 民主主義について
法哲学の観点から法(権利)と事実の関係を明確化し、人権の理念、定義、
そして三つの「世代」を確認し、人権の両義性(個人の人権Vs主体の人権)
を指摘する。さらに正義もしくは公正さの原則や、不平等の是正の正当性を
めぐる現代政治哲学の議論を紹介する。


#102008/12/20 政治(2): 法、人権、正義
人権と国権の対立を反映する自由主義国家理念vs絶対主義国家理念の対立、
そして、そのジレンマを乗り越えるべき法治国家をめぐる自由主義と共和主
義の対立を解説する。「国民国家の終焉?」というテーマをめぐる議論を検
討し、特に欧州におけるポストナショナルな国家の可能性と困難を考察す
る。


#112009/01/08 政治(3): 国家について
労働は昔から尊ばれていたわけではない。技術の位置づけも大きく変遷して
きた。ハイデガーの「技術」論を改めて紹介し、技術跋扈の世界にどう対処
するかという問題の今日性を浮き彫りにする。また、失業やニートといった
今日の現象を睨んで、労働とアイデンティティや「生き甲斐」の関係を考え
る手がかりを掴みたい。


#122009/01/15 文化(1): 現代美術の困難、あるいは美とは何か
現代美術はなぜ「分かりにくい」のか? 「分からない」のはセンスがない
からか? そもそも、「分かる」とはどういうことか? 美は客観的なもの
か、主観的なものか、美を捉えるのは理性なのか、感覚なのか、美的感動は
何に由来するのか、といった問題に遡って、現代美術を考える視点を提示す
る。


#132009/01/22 【補講:10/23休講分】文化(2): 宗教、あるいは超越性の問題
近代が脱宗教のプロセスであるとすれば、現代社会と宗教の関係はどう推移
するのか? 近代のプロセスを先鋭的に生きている存在としての現代人にと
って、超越的価値 ― 自分の生命を超える価値 ― はあるのか否か、もしあ
るとしたらそれは何なのかを問う。



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