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[ Japanese ]
REGION AND SOCIETY (THE AMERICAS)

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TitleREGION AND SOCIETY (THE AMERICAS) [ Syllabus ]



Faculty Junichi Yamamoto
Term2009 Fall
Level Undergraduate


Inquiry - Inquiry about this course


Lecture Video & Materials
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#012009/10/01 グローバリゼーションとネオリベラリズム
- 第1回講義資料(PDF)
授業の進め方をオリエンテーションしたのち、本科目のキーワードであるグ
ローバリゼーションとネオリベラリズム(新自由主義)について議論する。
参考文献:
西川長夫『増補 国境の越え方――国民国家論序説』平凡社、2001年
A・アパデュライ(門田健一訳)『さまよえる近代―グローバル化の文化研
究』平凡社、2004年
J・トムリンソン(片岡信訳)『グローバリゼーション―文化帝国主義を超え
て』青土社、2000年
R・ロバートソン(阿部美哉訳)『グローバリゼーション―地球文化の社会理
論』東京大学出版会、1997年
S・サッセン(伊豫谷登士翁訳)『グローバリゼーションの時代―国家主権の
ゆくえ』平凡社、1999年
D・ハーヴェイ(渡辺治監訳)『新自由主義―その歴史的展開と現在』作品
社、2007年


#022009/10/15 アメリカ大陸にとってのグローバリゼーション
- 第2回講義資料
  アメリカ大陸にとってグローバリゼーションの始めが西洋文明による野
蛮の発見=征服にあったこと、そしてこれによって世界はまさに球として
「閉じた」ことを論ずる。
参考映像と参考文献:「新大陸征服の野望」
西川長夫(編)『ラテンアメリカからの問いかけ―ラス・カサス、植民地支
配からグローバリゼーションまで』人文書院、2000年
E・オゴルマン(青木芳夫訳)『アメリカは発明された―イメージとしての
1492年』日本経済評論社、1999年
E・ガレアーノ(大久保光夫訳)『収奪された大地―ラテンアメリカ500年』
藤原書店、1991年
トドロフ、ツヴェタン(1986)『他者の記号学――アメリカ大陸の征服』
(及川・大谷・菊地訳)法政大学出版局
A・G・フランク(山下範久訳)『リオリエント―アジア時代のグローバ
ル・エコノミー』藤原書店、2000年


#032009/10/22 二つのアメリカ
- 第3回講義資料
アメリカ合衆国の国民国家としての特質を、同じ共和国のフランスと比較し
て論ずる。
 参考文献:
 アレント『革命について』(志水速雄訳)ちくま学芸文庫、1995年
シュレージンガーJr.『アメリカの分裂』(都留重人監訳)岩波書店、1992年
 トクヴィル『アメリカのデモクラシー第一巻(上)(下)』(松本礼二
訳)岩波文庫、2005年
	ドブレ『娘と話す 国家のしくみってなに?』(藤田真利子訳)現
代企画室、2002年
 ハンチントン『分断されるアメリカ』(鈴木主税訳)集英社、2004年
	古矢旬『アメリカニズム―「普遍国家」のナショナリズム』東京大
学出版会、2002年
 大津留(北川)智恵子・大芝亮編著『アメリカのナショナリズムと市民像
―グローバル時代の視点から』ミネルヴァ書房、2003年
 スコッチポル、シーダ『失われた民主主義―メンバーシップからマネージ
メントへ』(河田潤一訳)慶應義塾大学出版会 、2007年
ベラー、ロバート・N編著『心の習慣―アメリカ個人主義のゆくえ』(島薗
進・中村圭志訳)みすず書房、1991年
松本悠子『創られるアメリカ国民と「他者」―「アメリカ化」時代のシティ
ズンシップ』東京大学出版会、2007年


#042009/11/05 ラテンアメリカが日本に示唆するもの
- 第4回講義資料
特別講師:石井陽一(神奈川大学名誉教授)
日本では外国の先例といえば、先進国のそれに範を求めるのが通例だが、途
上国、中進国にも意外と示唆に富むものがある。ラテンアメリカが日本に示
唆するものとして、ネオリベラリズム、市場統合、汚職・腐敗、市民社会、
移民社会、安全保障などへの対応を取り上げてみたい。
参考文献:山本純一『メキシコから世界が見える』、集英社新書、2004年
伊藤千尋『反米大陸ー中南米がアメリカにつきつけるNO-』、集英社新書、
2007年
石田博士『中南米が日本を追い抜く日 三菱商事駐在員の目』、朝日新書、
2008年
足立力也『丸腰国家〜軍隊を放棄したコスタリカ 60年の平和戦略〜』、
扶桑社新書、2009年
石井陽一『「帝国アメリカ」に近すぎた国々 ラテンアメリカと日本』、扶
桑社新書、2009年


#052009/11/12 若きゲバラが見た南米
- 第5回講義資料
ロバート・レッドフォードがプロデュースした映画『モーターサイクル・ダ
イアリーズ』を題材に、ブエノスアイレス大学の医学生であったエルネス
ト・チェ・ゲバラが見た南米の、今も変わらぬ現実とその後変化した現実の
両面を読み解く。
参考映像と参考文献:『モーターサイクル・ダイアリーズ』
エルネスト・チェ・ゲバラ『モーターサイクル・ダイアリーズ』(棚橋加奈
江訳)角川文庫、2004年
エルネスト・チェ・ゲバラ『ゲバラ日記』(高橋正訳)角川文庫、1999年
戸井十月『チェ・ゲバラの遥かな旅』集英社、2004年
三好徹『チェ・ゲバラ伝』原書房、2001年


#062009/11/26 インディオからの異議申し立て:サパティスモの可能性と課題
- 第6回講義資料
 新自由主義(市場原理主義)的グローバリゼーションに反対し、先住民の
権利と文化の擁護、自由・民主主義・正義を求めて武装蜂起したサパティス
タ国民解放軍の理念と活動を最新のフィールドワークを交えて検証する。
参考映像と参考文献:「Zapatista」「メキシコのゲリラ」
山本純一『インターネットを武器にした<ゲリラ>――メキシコ・サパティ
スタ国民解放軍の闘争と言説に関する一研究』慶應義塾大学出版会、2002年
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
山本純一「サパティスタの挑戦――反グローバリズム・新ナショナリズム・
脱国家ローカリズム」『ラテンアメリカ・レポート』2003年第20巻第2号、ア
ジア経済研究所
山本純一「社会運動とインターネット――サパティスタ運動に関する論争を
めぐって」梅垣理郎編『総合政策学の最先端 第Ⅲ巻』慶應義塾大学出版
会、2003年
山本純一「<帝国>に抗するサパティスタ――マルチチュードの可能性」
『神奈川大学評論』第45号、2003年7月
「山本純一の視点」(http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/viewpoint/)
崎山政毅『サバルタンと歴史』青土社、2001年
 サパティスタ民族解放軍(太田昌国・小林致広編訳)『もう、たくさん
だ!――メキシコ先住民
蜂起の記録1』現代企画室、1995年
G.ロビラ著・柴田修子訳『メキシコ先住民女性の夜明け』日本経済評論社、
2005年
マルコス/イボン・ル・ボ著・佐々木真一訳『サパティスタの夢』現代企画
室、2005年


#072009/12/03 メキシコと日本を結ぶコーヒーのフェアトレード
- 第7回講義資料
担当者がプロジェクトマネージャーを務めたJICA草の根技術協力事業の結果
実現した、メキシコと日本を結ぶコーヒーのフェアトレードを紹介し、望ま
しい自立支援のあり方を考える。
参考文献・映像:
 PARCビデオ「コーヒーの秘密」
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
  山本純一「コーヒーのフェアトレードの可能性と課題――メキシコ・チ
アパス州の2つの生産者協同
	組合を事例として」野村・山本編(2006)所収
山本純一「開発支援とフェアトレードにおける中間組織の役割―FTPの活動を
事例として」田島英一・山本純一編『協働体主義―中間組織が開くオルタナ
ティブ』慶應義塾大学出版会(近刊)


#082009/12/05 【補講:10/29休講分】キューバの光と影
- 第8回講義資料
経済危機を生き延びる手段として実践されているキューバの都市型有機農業
ならびに革命の恩恵(教育と医療制度)と負の側面(人権と自由)について
考える。
 参考文献・映像:
   吉田太郎(2002)『有機農業が国を変えた』コモンズ
   吉田太郎(2002)『200万都市が有機野菜で自由できるわけ』築地
書館
   吉田太郎(2004)『1000万人が反グローバリズムで自給・自立で
きるわけ』築地書館
   山岡加奈子「吉田(2004)に対する書評」
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Latin/pdf/210208.pdf
   マイケル・ムーア(2007)『シッコ』(映画)
   トマス・グティエレス・アレア(1993)『苺とチョコレート』(映
画)
 ジュリアン・シュナーベル(2003)『夜になるまえに』(映画)


#092009/12/10 ラテンアメリカへの日系移民:ペルーを中心にして
- 第9回講義資料
戦前、国策としての「口減らし」のため、南米への日系移民がたどった苦難
の道、移民先社会での差別、そして日系移民社会内部における差別・対立の
諸相を点描したのち、この「棄民」政策は戦後の高度成長時代にも続けら
れ、まさに「夢」の約束手形を切った日本政府(国家)に現在も責任がある
ことを明らかにする。
参考映像と参考文献:NTV(1997)「出稼ぎ」
伊豫谷登士翁『グローバリゼーションと移民』有信堂、2001年
大串和雄「フジモリ問題をめぐる10の疑問」『日刊ベリタ』、2002年
遅野井茂雄『現代ペルーとフジモリ政権』アジア経済研究所、1995年
小林忠太郎『ドミニカ移住の国家犯罪――移民という名の偽装「海外派
兵」』八月書館、2004年
萱野稔人『国家とはなにか』以文社、2005年
村上勇介『フジモリ時代のペルー――救世主を求める人々、制度化しない政
治』平凡社、2004年
増田義郎・柳田利夫『ペルー 太平洋とアンデスの国――近代史と日系社
会』中央公論新社、1999年
柳田利夫編著『リマの日系人――ペルーにおける日系社会の多角的分析』明
石書店、1997年
柳田利夫編『ラテンアメリカの日系人――国家とエスニシティ』慶應義塾大
学出版会、2002年
山脇千賀子「人の移動・国家・生活の論理」清水透編著『ラテンアメリカ―
―統合圧力と拡散のエネルギー』大月書店、1999年
若槻泰雄『外務省が消した日本人――南米移民の半世紀』毎日新聞社、2001
年


#102009/12/17 地方自治と内発的発展をめざすブラジルの連帯経済
- 第10回講義資料
特別講師:山崎圭一(横浜国立大学教授)
 ブラジル経済は、多くの課題をかかえているが、とくに(1)環境を守り
つつの貧困撲滅と(2)グローバル時代の国際競争力の獲得が、重要であろ
う。いいかえるとサスティナブルな発展とビジネスの発展の2つといえる。
両方を視野にいれつつ、ブラジルの「連帯経済(Economia Solidária)」の
諸経験を「参加型予算」「回復工場」「社会的統合」などをキーワードに紹
介し、今後を展望してみたい。
  参考文献:
篠田武司・宇佐見耕一『安心社会を創る―ラテン・アメリカ市民社会の挑戦
に学ぶ』新評論、2009年
住田育法・萩原八郎・山崎圭一(共編)『ブラジルの都市問題』春風社、
2008年
山崎圭一「クリチバ市の家庭系廃棄物政策」『ラテンアメリカ時報』通巻第
1384号、秋号→日本ラテン・アメリカ協会のインターネット・サイトより、
ログイン・ネーム登録(無料)をへて、フリー・ダウンロード可能(URL
は、http://www.latin-america.jp/)。


#112010/01/07 移民からデカセギへ:外国籍住民との身近な共生を考える(書評・映画評の提出締切日)
- 第11回講義資料
現在、日本にはラテンアメリカから「デカセギ」として働きに来ている人が
おり、中には永住を決意している家族もいる。しかし、日本社会との軋轢は
少なくなく、在日・沖縄・アイヌ等の問題も含め、日本が21世紀の国際化そ
して共生の時代にふさわしい社会かがどうかが問われている。
参考文献: 
渕上英二『日系人証明』新評論、1995年
花崎皋平『増補 アイデンティティと共生の哲学』平凡社、2001年
伊豫谷登士翁『グローバリゼーションと移民』有信堂、2001年
Alvaro Del Castillo, Los Peruanos en Japón, 現代企画室、1999年


#122010/01/14 優秀書評・映画評のプレゼンテーションと講評(授業評価・改善案の提出締切日)
- 第12回講義資料
優秀と認められた書評もしくは映画評を提出した学生諸君に10分程度のプレ
ゼンテーションをお願いします。担当者からは全体および優秀作品について
の講評をします。



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