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地球環境法

お知らせ


科目名地球環境法 [ シラバス ]


地球環境法は、国際法の一分野という側面が強いが、新しく発展しつつある分野だけに、既存の一般国際法とは異なる性質を示す。したがって、まず、総論として、地球環境法が一般国際法とどのように異なるかを国家責任や紛争解決手段の観点から考察する。その後、水の汚染(河川、海洋)大気汚染(オゾン層破壊)、地球温暖化問題、原子力損害、生物多様性確保、国境を超える感染症、戦争による環境破壊、宇宙ゴミなど個々の分野における環境問題に対して国際法がどのように取り組んできたかを実証的に研究する。その上で、21世紀の地球社会が、地球規模の環境問題に取組む上で、環境法により一定の変容を果たした現代国際法が対応可能なのか、新たな枠組を導入する必要があるのかを考える。


担当者 青木 節子
授業期間2009年秋学期 水曜日1時限
授業レベル 大学院
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2009/09/30 地球環境法の特色
- レジュメ(PDF)
伝統的国際法と地球環境法の相違を説明する。また、地球環境法の歴史を概
観する。


第02回2009/10/03 【補講:10/14休講分】領域管理責任
- レジュメ【改訂版】(PDF)
地球環境法の基礎となる領域管理責任の法理について説明する。
アラバマ号事件、トレイル溶鉱所事件、コルフ海峡事件を題材に用いる。


第03回2009/10/07 「管轄権・管理」概念にもとづく環境管理責任
- レジュメ(PDF)
領域管理責任の現代的展開を「管轄権または管理」に基づく国家責任という
観点から説明する。多国籍企業の海外業務に対する本国、または親企業の責
任の法理についても述べる。


第04回2009/10/21 多国籍企業
- レジュメ(PDF)
ジュネーブ4条約から国連海洋法会議およびそれ以降の進展をみることによ
り、沿岸国管轄権の拡大過程と環境保護の法理について説明する。


第05回2009/10/28 原子力とスペース・デブリ
- レジュメ【改訂版】(PDF)
国連海洋法条約の起因別汚染について、その法制を学ぶ。特に舶起因汚染に
ついて焦点をあてる。先例を扱う。


第06回2009/11/04 宇宙(先週の続き)/南極の環境保護、原子力安全
- レジュメ(PDF)
生態系保護のための海洋法の進展とその法理を学ぶ。


第07回2009/11/11 【中間試験】貿易と環境
環境保護と経済活動の自由についての法理の発展を学ぶ。WTOの仕組みに
ついての概論も学ぶ。

第08回2009/11/25 大気汚染(1)
- レジュメ(PDF)
予防原則の生成過程とその具体例を学ぶ。


第09回2009/12/02 国連気候変動枠組み条約および京都議定書(1)
- レジュメ(PDF)
オゾン層保護、温暖化効果ガスの排出基準を定める条約等の構造を学ぶ。


第10回2009/12/09 国連気候変動枠組み条約および京都議定書(2)
- レジュメ(PDF)
京都議定書の内容確定のために締約国会合がどのように用いられたかを実証
的に学ぶ。


第11回2009/12/16 ガブチコヴォ・ナジマロシュ計画事件
- レジュメ【改訂版】(PDF)


第12回2010/01/06 武力紛争における環境保護
- レジュメ【改訂版】(PDF)


第13回2010/01/13 貿易と環境
- レジュメ(PDF)
地球環境法の進展の方向を、国際レジーム論に基づいて考察する。



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