KGC


[ English ]
現代文化探究

お知らせ


科目名現代文化探究 [ シラバス ]


イスラーム神学の基本原理を学びながら、イスラーム圏を読み解くための新しい方法論の構築を模索すると同時に、イスラーム的視点から眺めたときのイスラーム圏についていくつかの具体例を提示する。イスラーム圏に対する理解は、 表層的でステレオタイプ化されたイメージや言説の域を出ないことが多く、しかも、イスラーム圏では「現実」と「真実」の間にも大きな乖離があり、その実相がなかなか捉えられない。こうした状況を是正するために、 この講義では、 イスラームの教えそれ自体から方法論を導き出すという立場から、イスラーム神学の基本的な教理を紹介しながら、 今なお拡大を続けるイスラーム圏を理解するための最適な方法論を構築していく。 また、法学からの方法論構築についても適宜触れながら、 近代化、 グローバル化の波及によってこの地域に現われた現代的な問題についても言及して、 イスラーム世界に対する理解を深めたい。


担当者 奥田 敦
授業期間2009年秋学期 金曜日4時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2009/09/25 イスラーム世界とどう向き合うか
- レジュメ(PDF)
イスラームの3層と、イスラームの教えの3つの柱、宗教と文化の関係など
を明らかにしながら、イスラーム世界との向き合い方について考える。


第02回2009/10/02 イスラーム神学の諸前提
- レジュメ(PDF)
- 第1回分追補資料(PDF)
なぜイスラーム神学からはじめるのかを明らかにしながら、イスラーム神学
の基本概念を紹介する。


第03回2009/10/09 アッラーについて(1)
- レジュメ(PDF)
アッラーが存在するとはどういうことなのかを中心に、アッラーの属性を紹
介する。


第04回2009/10/16 アッラーについて(2)
- レジュメ(PDF)
アッラーが一つであるというどういうことなのか、アッラーは何を行うのか
を中心に、アッラーの属性を紹介する。


第05回2009/10/23 クルアーンについて、預言者について
- レジュメ(PDF)
クルアーンとはいかなる書物なのか。メッカ啓示の中からいくつかの章を取
り上げて、タウヒードの世界を垣間見る。


第06回2009/10/30 天使はなぜ人に祈るのか/イスラームにおける人間
- レジュメ(PDF)
天使はなぜ人間に祈るのかを中心に天使について考えながら、また、ラッバ
ーニーヤとインサーニーヤの対比から、人間とは何者であるのかについて考
える。


第07回2009/11/06 アラブ人が語るアラブ諸国
奥田敦研究会の活動の一環である「アラブ人学生歓迎プログラム(ASP)」に
て来日中のアラブ人学生6名(予定)の一人一人に自分の国について語って
もらう。質疑応答の時間も設けたい。


第08回2009/11/13 われわれにとってのジハード
- レジュメ(PDF)
イスラームの教えにおける本来的なジハードが、いわゆるテロリズムとは対
極のものであることを明らかにする。


第09回2009/11/27 イスラーム金融とフェアトレード
- レジュメ(PDF)
イスラーム経済の在り方について、グローバル化下におけるイスラーム金融
とフェアトレードとの対比から、その包括性、循環性を明らかにする。


第10回2009/12/04 イスラームにみる「豊かな社会」へのヒント(1)
- レジュメ(PDF)
- 講義資料(PDF)
第10回と11回は、政策メディア研究科博士課程の学生による教育実習授業。
シリアのムスリム社会に関する「豊かさ」についてイスラームの教えも踏ま
えながら、その研究の最前線を伝える。


第11回2009/12/11 イスラームにみる「豊かな社会」へのヒント(2)
- レジュメ(PDF)
- 講義資料(PDF) 【履修者限定】
一見豊かに見えるシリアのアレッポだが、深刻な貧困問題を抱える。そうし
た問題の解決に向けた新しい慈善活動の動きをフィールドワークの成果とと
もに紹介する。


第12回2009/12/18 アラビヤ語の媒介性について 〜クルアーンにおける言語観を中心に〜
- レジュメ(PDF)
クルアーンの言語観を中心に、アラビヤ語の媒介性について考える。


第13回2010/01/08 イスラームにおける生と死 〜2つの世界における幸福とのかかわり〜
- レジュメ(PDF)
来世や神慮・天命との関係も踏まえながら、人間の自由について考える。イ
スラーム教徒はなぜ自殺をしないのか、イスラームにおける臓器移植の問題
についても考えたい。



Powered by SOI Copyright(c) 2002-2016, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について