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古典と現在

お知らせ


科目名古典と現在 [ シラバス ]


現代の問題に根元的に取り組もうとするなら、逆説的なことだが、「今・ここ」の直接性からいったん離れてみる必要がある。「今・ここ」を相対化して普遍と永遠を地平とする視野の中に捉え直す上で、時代を超えて残ってきた古典的著作ほどに助けになるものはない。現在を没却して古典を骨董品のように愛でるのではない。現在に密着したまま手前勝手に古典をつまみ食いするのでもない。現在を生きている人間として古典と出会い、対話することを試みよう。まずは、個々の著作をそれが書かれた当時の状況を念頭に置きつつ虚心に読み込むことに努めなければならない。さもないと、古典の内に他者の声を聴き取ることはできない。この講義では、ヨーロッパ(ときに古代ギリシャ・ローマに遡る)の古典のうちから、人間の生死の意味をめぐる問題、および共生の課題(=倫理・政治)を追究した幾つかの著作を取り上げることになるだろう。


担当者 堀 茂樹
授業期間2011年春学期 金曜日4時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


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第01回2011/05/06 はじめに+ソポクレスへのアプローチ
読むとはどういう営みか。 ―  古代ギリシャ世界、ギリシャ悲劇一般につい
て、ソポクレスについて(担当教員による解説)。― 履修者選抜用紙への課
題作文の記入。


第02回2011/05/13 ソポクレス「オイディプス王」を読む(1)
担当教員による評釈。


第03回2011/05/20 ソポクレス「アンティゴネ」を読む(1)
- アンチゴーヌ(PDF) 【履修者限定】
- 国民とは何か(PDF) 【履修者限定】
担当教員による評釈。ソポクレス作品に関するレポート課題の提示。


第04回2011/06/03 エルネスト・ルナン「国民とは何か」を読む(1)
担当教員による評釈。


第05回2011/06/10 ソポクレス「オイディプス王」&「アンティゴネ」を読む(2)
学生による発表+討論+教員のコメント。


第06回2011/06/17 エルネスト・ルナン「国民とは何か」を読む(2)
- 参考資料(PDF) 【履修者限定】
担当教員による評釈(続き)。ルナン「国民とは何か」に関するレポート題
提示。


第07回2011/07/01 プリーモ・レヴィ「アウシュヴィッツは終わらない」を読む(1)
著者、作品、時代背景についての解説。担当教員による評釈。


第08回2011/07/08 エルネスト・ルナン「国民とは何か」を読む(3)
学生による発表+討論+教員のコメント。


第09回2011/07/15 プリーモ・レヴィ「アウシュヴィッツは終わらない」を読む(2)
担当教員による評釈(続き)。「アウシュヴィッツは終わらない」に関する
レポート課題提示。


第10回2011/07/22 ウージェーヌ・イヨネスコ「犀」を読む(1)
- 犀(PDF) 【履修者限定】
著者、作品、時代背景についての解説。担当教員による評釈。


第11回2011/07/24 ウージェーヌ・イヨネスコ「犀」を読む(2)


第12回2011/07/29 ウージェーヌ・イヨネスコ「犀」を読む(2)【非公開】
担当教員による評釈(続き)。学期末レポートの課題提示。

第13回2011/07/29 ウージェーヌ・イヨネスコ「犀」を読む(3)+テスト【非公開】
学生による発表+討論+教員のコメント。授業内容全体に関する確認テス
ト。


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