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[ Japanese ]
SOCIAL SYSTEM THEORY

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TitleSOCIAL SYSTEM THEORY [ Syllabus ]



Faculty Takashi Iba
Term2012 Fall
Level Undergraduate


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#012012/04/09 イントロダクション
- 講義資料(PDF)
- 課題資料2(PDF) [Enrolled Students Only]
- 課題資料3(PDF) [Enrolled Students Only]
- 課題資料1(PDF) [Enrolled Students Only]
目的と内容、および進め方について説明します。ニクラス・ルーマンの提唱
した「社会システム理論」の魅力はどこにあるのか? また、社会的創造の潮
流や、創造的なコミュニケーションのメディアについて概観します。


#022012/04/16 創発的な出来事としてのコミュニケーション
- 講義資料(PDF)
社会システム理論では、社会の構成要素は人ではなく「コミュニケーショ
ン」であるといいます。ここに、社会の捉え方に関する理論的革新がありま
す。しかも、その「コミュニケーション概念もこれまでとは異なる捉え方を
します。それがどのような捉え方なのかを理解します。
【文献読解】
●『Social Systems』(N. Luhmann, Stanford University Press, 1996) [ 
ルーマン『社会システム理論〈上〉』(ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生
閣, 1995)] 一部
●『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラ
ス】』(井庭崇 編著, 宮台真司, 熊坂賢次, 公文俊平, 慶應義塾大学出版
会, 2011) 序章


#032012/04/23 コミュニケーションのメディアとコード
- 講義資料(PDF)
- 配布資料(PDF)
- 課題資料(PDF) [Enrolled Students Only]
特定の種類のコミュニケーションが連鎖していくには、いろいろな不確実性
が伴うため、本来は成立が困難なものです。それにもかかわらず、近代社会
においては、安定的に生成・連鎖が生じている種類のコミュニケーションが
あります。そこで、そのようなコミュニケーションの生成・連鎖がいかにし
て可能なのかという秘密に迫ります。
【文献読解】
●『Social Systems』(N. Luhmann, Stanford University Press, 1996) [ 
ルーマン『社会システム理論〈上〉』(ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生
閣, 1995)] 一部
●『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラ
ス】』(井庭崇 編著, 宮台真司, 熊坂賢次, 公文俊平, 慶應義塾大学出版
会, 2011) 序章


#042012/05/01 近代社会とはいかなる時代か
- AUTOPOIESIS AND COGNITION (PDF) [Enrolled Students Only]
- System and Function (PDF) [Enrolled Students Only]
- オートポイエーシス(PDF) [Enrolled Students Only]
- 講義資料(PDF)
社会システム理論では、近代社会は、経済、法、学問、宗教など、機能的な
分化が起こったと捉えます。つまり近代社会では、経済システム、法システ
ム、学問システム、宗教システムなどがそれぞれ自律的に動いているという
ことです。それぞれの機能システムは、どのようなコードで動いているの
か、そして、近代社会とはいかなる時代なのかについて考えます。
【文献読解】
●『Ecological Communication』(N. Luhmann, University Of Chicago 
Press, 1989) [『エコロジーのコミュニケーション:現代社会はエコロジー
の危機に対応できるか?』(ニクラス・ルーマン, 新泉社, 2007)] 一部
●『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラ
ス】』(井庭崇 編著, 宮台真司, 熊坂賢次, 公文俊平, 慶應義塾大学出版
会, 2011) 序章、第1章


#052012/05/07 オートポイエーシスと構造的カップリング
- 講義資料(PDF)
ルーマンは社会を、自分で自分自身を生み出す「オートポイエーシス」の特
徴をもつシステムだと捉えました。一体、オートポイエーシスとはどのよう
なものなのでしょうか。また、オートポイエティック・システムは他のシス
テムや環境とどのような関係をもつのでしょうか。この授業では、社会シス
テム理論における「システム」の考え方を詳しくみていきます。
【文献読解】
●『Autopoiesis and Cognition: The Realization of the Living』(H. R. 
Maturana, F. J. Varela, Springer, 1980) [『オートポイエーシス:生命シ
ステムとはなにか』(H.R. マトゥラーナ, F.J.ヴァレラ, 国文社, 1991)] 
一部
●『Social Systems』(N. Luhmann, Stanford University Press, 1996) [ 
ルーマン『社会システム理論〈上〉』(ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生
閣, 1995)] 一部


#062012/05/14 社会に変化をもたらすVoiceとExit
- THE ART OF THE LONG VIEW(PDF) [Enrolled Students Only]
- 講義資料(PDF)
- Exit,Voise,and Loyalty(PDF) [Enrolled Students Only]
アルバート・ハーシュマンは、世の中を変えるには、Voice(発言)と Exit
(退出)という二つの選択肢があるといいました。Voice(発言)は直接意見
を言うことで変えていくということ、Exitはそこからいなくなることで間接
的にシグナルを送るということです。この授業では、Voice/Exit論を、コミ
ュニケーションの生成・連鎖の観点から捉え直します。
【文献読解】
●『Exit, Voice, and Loyalty: Responses to Decline in Firms, 
Organizations, and States』(Albert O. Hirschman, Harvard University 
Press, 1970) [『離脱・発言・忠誠:企業・組織・国家における衰退への反
応』(A.O.ハーシュマン, ミネルヴァ書房, 2005)] 一部


#072012/05/21 シナリオ・プランニング:Learning by Making Stories of Future
- THE PRODUCTION OF HOUSES [Enrolled Students Only]
- 講義資料(PDF)
組織学習の方法のひとつに、「シナリオ・プランニング」というものがあり
ます。プランニングという名前ですが、よい計画を立てることが目的なので
はなく、複数人で未来像について語り合うプロセスのなかで、各人が学ぶ、
あるいは組織が学ぶということが目指されます。シナリオ・プラニングとは
どのようなものであり、実際にどうやるのかを理解し、実際に演習で体験し
てみます。
【文献読解】
● 『The Art of the Long View: Planning for the Future in an 
Uncertain World』(Peter Schwartz, Crown Business, 1996) [『シナリオ・
プランニングの技法』(ピーター・シュワルツ, 東洋経済新報社, 2000)] 
一部


#082012/05/28 パターン・ランゲージ 1:Media for User Participation
- 配布資料(PDF)
- 講義資料(PDF)
建築家のクリストファー・アレグザンダーは、住民参加型のまちづくりを行
なうために、「パターン・ランゲージ」という方法を考案しました。パター
ン・ランゲージは、設計者がもつ創造の経験則 を「パターン」という単位に
まとめ、それを体系化したものです。現在では、パターン・ランゲージは、
ソフトウェアデザインや組織デザイン、コミュニケーション・デザインな
ど、幅広い分野で使われるようになっています。この授業では、そのパター
ン・ランゲージの社会的機能について考えてみたいと思います。
【文献読解】
●『The Production of Houses』(C. Alexander, Oxford University 
Press, 1985) [『パタンランゲージによる住宅の建設』(C.アレグザンダー
他, 鹿島出版会, 1991)] 一部


#092012/06/11 パターン・ランゲージ 2:Way of Organizational Change
- 創発する社会(PDF) [Enrolled Students Only]
- Group Genius(PDF) [Enrolled Students Only]
- 講義資料(PDF)
組織やコミュニティに新しいアイデアを導入するのはなかなか難しいもので
す。そのアイデアが革新的なアイデアであるほど、理解されるのは困難にな
ります。また、それまでのやり方と異なることから、恐怖心や疑念も生まれ
てくるでしょう。しかしながら、そのようなイノベーションを引き起こして
いる人たちは、現に存在します。その人たちはどのように変革を進めている
のでしょうか。この授業では、組織変革のパターン・ランゲージとして有名
な『Fearless Change』のパターンを用いて、自らの経験を語り合う対話ワー
クショップを行ないます。
【文献読解】
●『Fearless Change: Patterns for Introducing New Ideas』(Mary Lynn 
Manns, Linda Rising, Addison-Wesley, 2005)


#102012/06/18 創造的コラボレーション:Creation through Communication
- Coolfarming(PDF) [Enrolled Students Only]
- 講義資料(PDF)
- 論文(PDF) [Enrolled Students Only]
コラボレーションとは、複数の人々が、ひとりでは決して到達できないよう
な付加価値を生み出す協働作業のことです。創造的なコラボレーションが行
われている組織やチームでは、そのコミュニケーションの流れに「勢い」が
生まれ、連鎖的に共鳴・増幅していきます。このような流れに身を委ね、コ
ミュニケーションのパスをつないでいくと、思いもかけない飛躍的なアイデ
アやイノベーションが生まれることがあります。そのような創造的コラボレ
ーションで、一体何が起きているのかを考えたいと思います。
【文献読解】
●『Group Genius: The Creative Power of Collaboration』(Keith 
Sawyer, Basic Books, 2008) 一部
●『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラ
ス】』(井庭崇 編著, 宮台真司, 熊坂賢次, 公文俊平, 慶應義塾大学出版
会, 2011) 第2章
●「コラボでつくる!―― コミュニケーションの連鎖による創発」(井庭 
崇, 『創発する社会』, 国領二郎 編著, 日経BP企画, 2006年)pp.68-85 


#112012/06/25 オープン・コラボレーション 1:Collaborative Innovation Networks (COINs)
- WIKINOMICS(PDF) [Enrolled Students Only]
- 講義資料(PDF)
- Just for FUN(PDF) [Enrolled Students Only]
- パターン,Wiki,XP(PDF) [Enrolled Students Only]
不特定多数の人たちが出入りしながら協働的に付加価値を生み出していく
「オープン・コラボレーション」は、どのように発展していくのでしょう
か。Creatorのまわりにいる Collaborative Innovation Networks の人々が
重要な役割を担っていることを理解します。
【文献読解】
●『Coolfarming: Turn Your Great Idea into the Next Big Thing』
(Peter Gloor, AMACOM, 2010) 一部


#122012/07/02 オープン・コラボレーション 2:Wikipedia
- 講義資料(PDF)
不特定多数の人たちが出入りしながら協働的に付加価値を生み出していく
「オープン・コラボレーション」の事例として、Wikipediaについて取り上げ
ます。また、Wikipediaのベースとなっている「Wiki」というシステムの発想
を理解します。
【文献読解】
●『Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything』(Don 
Tapscott, Anthony D. Williams, Portfolio Trade, Expanded ed., 2010) 
[『ウィキノミクス:マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ』, ド
ン・タプスコット, アンソニー・D・ウィリアムズ, 日経BP社, 2007)] 一部
●『パターン、Wiki、XP:時を超えた創造の原則』(江渡 浩一郎, 技術評論
社, 2009)序章, 第15・17章、終章
●『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラ
ス】』(井庭崇 編著, 宮台真司, 熊坂賢次, 公文俊平, 慶應義塾大学出版
会, 2011) 第3章

【文献読解】
●『Just for Fun: The Story of an Accidental Revolutionary』(Linus 
Torvalds, David Diamond, HarperBusiness, 2002) [『それがぼくには楽し
かったから』(リーナス・トーバルズ, デビッド・ダイヤモンド, 小学館プ
ロダクション, 2001)] 一部


#132012/07/19 社会に変化をもたらす
社会に深い変化をもたらすにはどうすればよいのでしょうか。精神的な側面
と実践的な側面とを合わせもつ「U理論」(Theory U)を取り上げます。ま
た、これまでの授業を振り返り、総括を行ないます。
【文献読解】
●『Presence: Human Purpose and the Field of the Future』(Peter M. 
Senge, et. al., Crown Business, Reprint ed., 2008) [『出現する未
来』, ピーター・センゲ ほか, 講談社, 2006)] 一部
●『Theory U: Leading from the Future as It Emerges: The Social 
Technology of Presencing』(C. Otto Scharmer, Berrett-Koehler Pub, 
2009) [『U理論:過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出
す技術』, C・オットー・シャーマー, 英治出版, 2010)] 一部



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