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言語コミュニケーション論

お知らせ 7月24日提出のファイナルペーパー(A4×5ページ以上;パワーポイントスライド15ページ以上)の論題について、以下に過去の事例をいくつか紹介します。題材選択の参考にしてください。 例1)移動動詞の日英比較(はじめに、1.GOとCOME、2.「行く」と「来る」、3.GOと行く、4.COMEと来る、5.前置詞(空間詞)と助詞、最後に)。例2)日本語のイメージ(「お(小)」と「お(大)」の比較、「あ(彼)、こ(此)、そ(其)、ど(何)」の分析、日本語の否定語、量の表現の分析など)。例3)オノマトペ(擬音語)について(音と意味の対応、形と意味の対応、外国語との比較、検証)。例4)身体の一部を用いた表現(はじめに、取り上げる表現(「頭が古い」「賊の頭を捕える」「頭が上がらない」など)、第1部仮説の提示とコアイメージ、第2部仮説の検証、第3部結論)。例5)詩とその詠み手に対する効果と解析(Script Analysis, Rhetoric, Lexical Check、題材:Emily DickensonのI Shall Not Live In Vain, Robert FrostのThe Road Not Taken)。例6)多義語のコアイメージに関して(change, pretty, fire, grave, company, break, right, stand, sound, hand, home, lot, do, point, touch, interest)。例7)不定詞と動名詞について(講義内容を踏まえて特に書き換えによって意味がいかに変化するかを分析) 。 基本的には、日本語や英語の表現にみられる多義や文法現象について、講義内容を参考にしながら、自分なりの分析を行うというイメージです。題材選択の際に意識するとよいと思うのは、例えば、「比較」の視点を組み込む、「仮説〜検証」のプロセスを意識する、コアイメージのはたらきに注目する、比喩や常識的解釈を阻む表現に注目し、「なぜ?」と問い直す、などといったことです。題材がうまく見つからないという人は、参考文献リストに挙げられている書籍にあたるなどして、インスピレーションを得るよう努めてみてください。


科目名言語コミュニケーション論 [ シラバス ]
http://www.yslab.sfc.keio.ac.jp/

コミュニケーションに資する文法とはいかなるものかという問いを、英語を対象言語として探求する。従来、文法とコミュニケーションは相互排他的な概念のように捉えられてきた。しかし、文法のない言語は存在しない以上、言語によるコミュニケーションにおいても文法は不可欠な役割を果たしている。本講座では、レキシカル・グラマー(語彙文法)という新たな視座から教育英文法再編の可能性を探る。受講生は、リアクション・ペーパー不定期5回(A4×1〜2ページ)とファイナル・ペーパー学期末1回(A4×5ページ以上)の提出を行う。『レキシカル・グラマーへの招待―新しい教育英文法の可能性』(開拓社言語文化選書)を必須教材とする。


担当者 佐藤 芳明
授業期間2012年春学期 火曜日2時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアルFlash Player
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受講したい回をクリックしてください。
第01回2012/04/10 【非公開】コミュニケーション能力に資する英文法指導の探求
- 第一回講義資料(PPT)
レキシカル・グラマーへの招待

第02回2012/04/17 【非公開】空間認知に基づく図式の応用
- 第二回講義資料(PPT)
前置詞の多義と文法化

第03回2012/04/24 WILLとテンス
- 第3回講義資料(PPT)
- 配布資料(PDF)
LEXICAL GRAMMAR/RULE GRAMMAR/CHUNKING GRAMMARの接点


第04回2012/05/08 WH-構文のネットワーク
- 第4回講義資料(PPT)
言語使用を促す文法知識のあり方


第05回2012/05/15 冠詞の選択と名詞チャンクの構造
- 第5回講義資料(PPT)
- アンケート(PDF)
対象の認知とその提示のし方


第06回2012/05/22 GIVEのコアに基づく構文展開と句動詞
- 第6回講義資料(PPT)
訳語アプローチの限界


第07回2012/05/29 名詞チャンクの多様性と名詞多義のメカニズム
- 第7回講義資料(PPT)
- 動詞構文参考資料(PPT)
- 配布資料(PDF) 【履修者限定】
前置修飾、後置修飾、投射、換喩、文脈調整、焦点化


第08回2012/06/05 多義・構文の幅を生む主要原理
- 第8回講義資料(PPT)
- 配布資料1(PDF) 【履修者限定】
- 配布資料2(PDF) 【履修者限定】
投射・焦点化・図式融合


第09回2012/06/12 TO DOとINGの用法
- 第9回講義資料(PPT)
- 配布資料(PDF)
前置詞toからto不定詞へ;INGの構文展開


第10回2012/06/19 話し手の態度表明を示す法助動詞
- 第10回講義資料(PPT)
- 配布資料(PDF)
MAY, MUST, CAN, WILL, SHALL, SHOULDなど


第11回2012/06/26 ASの構文的多様性
- Online survey link (URL)
- 第11回講義資料(PPT)
- 第11回講義資料(PPT)
比較、比例、比喩、同時、同様、対比など
online survey(授業最後20分)予定


第12回2012/07/03 発話動詞の意味の分業と構文の使い分け
- 第12回講義資料(PPT)
- 配布資料(PDF)
speak, talk, say, tellと動詞の構文


第13回2012/07/10 【非公開】IT&THATとその構文展開
- 第13回講義資料(PPT)
代名詞・指示詞・接続詞・関係詞・形式主語(目的語)構文、強調構文

第14回2012/07/17 【非公開】Presentation(4名)
リアクションペーパーIV(動詞構文)を題材に

第15回2012/07/24 【非公開】ファイナルペーパー提出期限
本講座では試験は行われない(評価は出席/リアクションペーパー/
ファイナルペーパーで行われる)


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