KGC


[ English ]
地域と社会(欧州・CIS)

お知らせ


科目名地域と社会(欧州・CIS) [ シラバス ]


本授業は、欧州・CISの地域と社会のあり方を総合政策的に学ぶことを目的としている。
担当者の専門は旧ソ連・CISであり、また欧州地域を中心に扱う授業が別途あるため、本授業では旧ソ連・CISを中心に扱うが、欧州のファクターも重視していく。授業は担当者による講義、ゲストスピーカーの講演(調整中)、グループワークとその報告という内容で進めていく予定である。
授業のように地域のことがらを扱う「地域研究」は、まさに総合政策学であり、地域研究を行うためには、当該地域の政治、経済、国際関係、歴史、民族、社会、宗教、紛争、環境問題、エネルギー問題などを総合的に考えていく必要がある。特に、旧ソ連・CISは、ソ連解体に伴う独立からまだ約20年の諸国から成り立っており、数多くの問題をはらんでおり、総合政策学的視点がより求められる地域でもある。加えて、2012年末から深刻化していったウクライナ危機はロシアの暴挙、そして国際社会のロシアに対する制裁、ロシアの経済危機と大きな影響をもたらした。現在の世界を考える上では、旧ソ連地域を理解することが不可欠である。そこで、当該地域についてより多面的、包括的に授業で扱い、当該地域の理解を深めていくことを目指す。


担当者 廣瀬 陽子
授業期間2015年春学期 火曜日2時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアルFlash Player
授業ビデオの再生にはFlash Playerが必要です。
受講したい回をクリックしてください。
第01回2015/04/07 オリエンテーションと導入
- 第1回講義資料 【履修者限定】
まず、授業の目的、進め方などについて説明し、質疑応答の時間を取る。そ
の後、旧ソ連を身近に捉えてもらうため、最近のソチ五輪を振り返ると共
に、旧ソ連との関係は日本にとって極めて重要だということを説明する意味
も含め、最近の北方領土問題について解説する。


第02回2015/04/14 ソ連とその時代(冷戦期)を理解する
- 地域と社会(欧州・CIS)講義資料 第2回 【履修者限定】
旧ソ連・東欧圏を考える上で、ソ連時代の状況を理解することは不可欠であ
る。冷戦がいかなるものだったのかということを、共産主義・社会主義の概
説も踏まえて講義し、現在のCIS誕生の前提となる「ソ連」について概観す
る。


第03回2015/04/21 CIS諸国1〜ロシア
- 地域と社会(欧州・CIS)第三回講義資料 【履修者限定】
4回にわたり、CIS諸国の各国を概観する。
初回はロシアの内政外交を概観する。ソ連が解体した後も、ロシアが旧ソ連
諸国に与える影響はとても大きく、また世界レベルでもカギを握る大国であ
るロシアの姿を理解する。


第04回2015/04/28 CIS諸国2〜コーカサス3国
- 地域と社会(欧州・CIS)講義資料 第4回 【履修者限定】
コーカサス3国、すなわち、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジアにつ
いて解説する。各国の歴史、国際関係、民族紛争、エネルギー問題などの当
地域が直面している諸問題の概観を行う。


第05回2015/05/12 CIS諸国3〜CIS欧州部
- 地域と社会(欧州・CIS) 【履修者限定】
- 参考資料〜ロシア戦勝70周年記念式典関連の記事(廣瀬) (URL)
CIS欧州部、すなわち、ウクライナ、ベラルーシ、モルドヴァについて概観す
る。これら諸国は、地政学的なEU・ロシアとの外交関係に加えて、国内的に
もエネルギー問題、民族紛争など、様々な課題に直面している。


第06回2015/05/19 CIS諸国4〜中央アジア
- 地域と社会(欧州・CIS)第6回講義資料 【履修者限定】
中央アジア、すなわち、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキ
スタン、トルクメニスタンについて概観する。民主化や民族問題など様々な
課題を抱えている地域である。



第07回2015/05/26 各論1 現在の危機〜ウクライナ危機からロシア経済危機へ1
- 地域と社会(欧州・CIS)第7・8回講義資料 【履修者限定】
2012年末からウクライナ危機が続いているが、メディアの偏向もあり、日本
では正しい理解が困難な状況となっている。ウクライナ危機は単純には理解
できず、ウクライナの国内問題だけでなく、隣国ロシアの状況を理解する必
要がある。そのため、2度のコマ数を使い、ソ連解体後のロシアの国際関係や
2008年のグルジア紛争などにも触れながら、現状をより現実に即した形で理
解することを目指す。


第08回2015/06/09 各論2 現在の危機〜ウクライナ危機からロシア経済危機へ2
前回の講義内容の継続。


第09回2015/06/16 各論3 エネルギー問題
- 第9回講義資料(地域と社会) 
旧ソ連の中には、エネルギー産出国が多く、エネルギーの開発やその輸送を
めぐる問題は、常に地域的、国際的に重要な意味を持ってきた。政治的な意
味も極めて大きいこの問題は、当該地域を考える上で重要なファクターと
なっているので、エネルギー問題をまとめて整理しておきたい。


第10回2015/06/23 各論4 民族紛争
- 地域と社会 第10回講義資料 【履修者限定】
- 地域と社会 第10回 講義用参考資料 【履修者限定】
旧ソ連には多くの紛争がある。チェチェン紛争、2008年にグルジアとロシア
との戦争にまで発展した南オセチア紛争、アブハジア紛争、ナゴルノ・カラ
バフ紛争、沿ドニエストル紛争などである。そしてそのうち4つは未承認国
家となっている。これらの問題を比較しながら、分かりやすく説明し、国際
政治の中に位置づけて理解できるようにする。
※学部の講義では、民族紛争については深く触れることができないが、深い
関心がある方は、大学院講義『地域戦略研究』のいくつかのコマの聴講をお
勧めしたいので、相談されたい。


第11回2015/06/30 各論5 旧ソ連諸国の民主化の課題
- 地域と社会(欧州・CIS)第11回講義資料
各論1,2で明らかになるように、冷戦終結後も欧米とロシアの間には溝が
あり、旧ソ連構成国は事実上の「東西選択」を迫られてきた。その趨勢は、
各国の民主化動向とも大きく連動する。それらの状況を整理し、諸課題を明
らかにする。


第12回2015/07/07 総括 旧ソ連諸国が抱える諸問題
- 地域と社会(欧州・CIS)第12回講義資料 【履修者限定】
これまでの講義の補足と総括を行なう。旧ソ連諸国が抱えている問題は数多く、民主化、人権問題、社会問題など多くの問題が山積していることはすでに述べた。加えて、環境問題は深刻であり、それらをピックアップして理解を深めるとともに、それらに対する現地や欧米諸国のアプローチも概観する。そして最後に授業総括と質疑応答の時間を持つ。


第13回2015/07/14 【非公開】研究報告会
グループワークの研究報告会とディスカッションを行う。

第14回2015/07/21 【非公開】研究報告会
グループワークの研究報告会とディスカッションを行うと共に、最終的な総
括を行う。


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2019, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について