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人体の健康と病理

お知らせ


科目名人体の健康と病理 [ シラバス ]


病気にかかったとき、人体の健康な状態は何らかの形で損なわれている。病気へとつながる障害は、遺伝的な素因によるもの、細胞レベルの異常によるもの、器官(臓器)レベルによるもの、外的な力による損傷、微生物やウイルスの感染など、非常に多様である。この科目では、人体の構造(解剖学)と機能(生理学)について基礎的な知識を学んだ履修者を対象(推奨)に、基礎的な病理学を教授する。人体という個体レベルで発症するさまざまな疾患が、よりミクロなレベルのどんな現象によって起こっているのかを学び、理解することをめざす。
ヒトという生物を科学的に捉える基礎的な視点を得ることで、社会的「人間」、生物学的「ヒト」を対象に含むあらゆる学術領域での、学修、研究に資することをめざす。


担当者 渡辺 賢治
授業期間2017年秋学期 木曜日1時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


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第01回2017/09/28 【塾内限定公開】細胞死
- 講義資料 【履修者限定】
人体の構成単位である細胞は生体内に60兆個存在している。これらの細胞
は常に増殖・細胞死を繰り返しながら人体を維持している。本講義では細胞
が死ぬ過程を学ぶ。細胞死には大別して、外的要因によって細胞死に至る壊
死と、細胞内のプログラムによって計画的に細胞死に至るプログラム細胞死
がある。


第02回2017/10/05 【塾内限定公開】炎症、再生、治癒
- 講義資料 【履修者限定】
私たちがしばしば経験する炎症は、有害な刺激に対する免疫応答の結果とし
て起こっている。また、人体は損傷を受けた組織を再生し、治癒するメカニ
ズムも備えている。全身の組織に共通する炎症、再生、治癒の過程を学ぶ。


第03回2017/10/12 【塾内限定公開】腫瘍
- 講義資料 【履修者限定】
人体の細胞はお互いに制御しあいながら一部の細胞の過剰な増殖を抑制して
いる。しかしながら、その監視機構が破綻したときに、腫瘍となる。腫瘍に
は良性のものと悪性のものがあるが、悪性腫瘍は免疫の監視機構も働かず、
自己増殖し、自らさまざまなサイトカインを分泌しながら宿主である人体を
死に導く。腫瘍の発生・増殖機構について理解する。


第04回2017/10/19 【塾内限定公開】感染症
- 講義資料
人類の歴史は感染症との闘いであったと言っても過言でなく、ペスト、天然
痘など致死的な感染症により社会構造そのものが覆されることもしばしば
あった。抗生物質の発達により感染症の制御が可能となったが、鳥インフル
エンザなどの新興感染症が社会に取って大きな脅威となっている。本講義で
は人と感染症の関係を学習する。


第05回2017/10/26 【塾内限定公開】遺伝性疾患
- 講義資料 【履修者限定】
人体を制御するDNAはいわば設計図に相当する。この設計図を元にRNAに複製
され、蛋白が合成される。疾患の中には設計図としてのDNAの異常や、環境に
よりDNAが破壊・修飾されて起こる疾患などがあり、こうした遺伝情報の破綻
によって起こる疾患について理解する。また、遺伝子治療の最先端について
も学習する。


第06回2017/11/02 【塾内限定公開】循環器系
- 講義資料 【履修者限定】
血液は酸素や栄養を運び二酸化炭素を肺から、また老廃物を肝臓で処理した
り腎臓から排出することによって組織の代謝活動を支援している。血液を送
り出す心臓が血液循環のコントローラーであるが、こうした循環器系の異常
によって起こる疾患について学習する。


第07回2017/11/09 【塾内限定公開】免疫系
- 講義資料 【履修者限定】
生体は常に外部からの異物の侵入に備え、免疫系を発達させてきた。免疫系
がうまく作動しないと生体防御機能が破綻し、感染症などに対する抵抗力が
なくなる。また、逆に免疫系が過剰に反応することによって膠原病などの自
己免疫疾患やアレルギー反応が起こる。免疫系の異常によってもたらされる
疾患について学習する。


第08回2017/11/16 【塾内限定公開】呼吸器系
- 講義資料 【履修者限定】
人体を維持するために必要な酸素を外から取り込み、体内で発生した二酸化
炭素を排出する機能を有するのが呼吸器系である。体外とつながっているこ
ともあり、外界からの異物に曝される場所でもあり、異物排除の機構が働い
ている。高齢化に伴い、肺の慢性疾患が増えており、社会的問題になりつつ
ある。本講義では呼吸器系の異常に伴う疾患について学習する。


第09回2017/11/30 【塾内限定公開】消化器系1:口腔〜消化管
- 講義資料 【履修者限定】
人体は生きるためにエネルギーとしての食物を口から摂取し、栄養分を吸収
して肛門から排泄する。その過程にある食道、胃、小腸、大腸はそれぞれの
機能が異なっており、それに応じて疾患も異なる。本講義ではそれぞれの部
位別の疾患について学習する。


第10回2017/12/07 【塾内限定公開】消化器系2:肝臓、胆嚢、膵臓
- 講義思料 【履修者限定】
消化器と呼ばれる臓器には食物を運ぶ消化管のほか、消化管につながってい
る臓器がある。消化を助ける膵臓であったり、異物処理を行う肝臓やそれら
を胆汁として腸管に排泄する胆道系であったりする。本講義ではこれらの臓
器における疾患について学習する。


第11回2017/12/14 【塾内限定公開】泌尿器系、生殖器系、乳腺
- 講義資料 【履修者限定】
泌尿器系、生殖器系、乳腺についての疾患について学習する。高齢社会にな
り、男性であれば前立腺肥大および癌が増加している。一方食生活の欧米化
に伴い乳癌も増加している。こうした疾患についての基本的知識を学ぶ。


第12回2017/12/21 【塾内限定公開】内分泌系
生体の恒常性を維持する液性因子として内分泌系の働きは欠かせない。ホル
モンと呼ばれることもあるが、甲状腺、副腎などのほか、消化管や脂肪組織
からもホルモンが分泌される。内分泌系の異常に伴う疾患を学習する。

第13回2018/01/11 【塾内限定公開】筋・骨格系
人体を保持するためのものとして筋・骨格がある。筋肉の疾患には遺伝的な
ものや自己免疫の疾患がある。骨格系の疾患には骨肉腫などの腫瘍のほか、
高齢化に伴い退行性変化による疼痛がある。本講義はこうした疾患について
学習する。

第14回2018/01/18 【塾内限定公開】皮膚、神経系
皮膚・神経は人体発生の過程ではともに外胚葉系の組織であるが、その機能
はずいぶんと異なる。神経系の疾患としては遺伝的なものと神経変性に伴う
ものがある。皮膚疾患も多彩な病巣を呈するが、日常よく見られるのは真菌
症と湿疹である。こうした皮膚・神経系の疾患について学習する。


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