KGC
[ English ]


e-科目等履修生募集のお知らせ(2009年春)



現在、2009年度春学期e-科目等履修生を募集しています。
e-科目等履修生制度では、インターネット上で行う授業ビデオの視聴やレポート提出等により、
キャンパスに赴くことなく慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の授業を履修・受講し、単位を取得することが可能です。
(履修条件や料金の詳細については、募集要項をご確認下さい) その他ご不明な点がございましたら お問い合せ よりご連絡下さい。


登録手続 : 5月7日(木)〜13日(水)
書類印刷/登録料/聴講料の確認ページ

開講科目(6科目)
    個益公益のデザイン
    (総合政策学部 金子 郁容國領 二郎、 環境情報学部 厳 網林、 安井 秀行)
    2単位
    Ikuyo Kaneko

    Jiro Kokuryo

    Wanglin YAN
    現代社会において、人間のwell beingを向上させる自然・社会環境の保護・形成が喫緊の課題となっている。また、低炭素社会への移行が、現実的でかつ、切実な社会的・政治的な要請となっている。一方で、社会全体の生産性向上や地域社会の活性化を推進することも、また、重要な課題である。そのような状況の中で、「個益」(=個人、ないし、特定の組織の利益)と「公益」が相反するものととらえる従来のアプローチでは隘路にはまってしまう。また、「個益」を追及するビジネスアプローチのみや、「公益」だけを追及する行政アプローチを別々に進めるのでは不十分である。社会的なアントレプレナーシップを発揮し、マーケットメカニズムおよび事業経営の手法を公益の増進に結び付けるための「個益と公益のトータルデザイン」が求められている。この授業は、「私こそが社会をよくする!」という想いをもち、個益になる事業を軌道にのせ、継続的に社会的な公益を実現していゆくという、新しい生き方を構想する力と実践する力を学ぶ科目である。授業では、環境・ビジネス・社会起業などの様々な分野における事例を通して、「個益」を促進する「インセンティブシステム」を導入する方法、「公益」をもたらす「協働」を成立させる方法、「協働の果実」を「公平に配分する仕組み」を作って「個益」に結び付ける方法などを議論する。学生はこれらの事例を学びながら、事業センスとビジネスセンスを兼ね備えたマイプロジェクトを構想し、期末にプレゼンテーションを行う。授業は講義・ディスカッション・グループワークを適宜組み合わせて進める。

    低炭素社会設計論 (環境情報学部 浜中 裕徳 他) 2単位
    Hironori Hamanaka 地球温暖化問題に焦点を当て、科学および社会的な意志決定と行動の両面から以下の諸点に関し基礎を学び、低炭素社会の構築に向けて重要な基本的視点を獲得する。
    1.気候変動問題の科学的基礎:地球温暖化のメカニズム、影響、気候科学と社会の意思決定、世界の温室効果ガス排出構造、および将来の社会経済シナリオと温室効果ガス排出・気温上昇予測
    2.気候変動国際レジーム:形成過程、および京都議定書の制度と運用
    3.低炭素社会に向けた内外の取組動向:国および企業の対策、特に市場メカニズムを活用する対策(CDM、排出権取引など)、ならびに自治体の対策
    4.排出量の把握・可視化と自己管理:カーボン・フットプリント、カーボン・オフセットやカーボン・マネジメントのシステムデザインとその課題


    先端研究(ケースメソッド) (総合政策学部 國領二郎 2単位
    Jiro Kokuryo

    本コースでは政策形成とソーシャルイノベーション(PS)プログラムを活動拠点として専門的な研究・教育者を目指す大学院初年生に対して、ケースによる分析および教育の方法について、基本的な方法論の体系を学ばせるとともに、実地の適用例の検討や、演習によって体得させることを目指す。 目指すのは(1)「問題発見・解決」を通じた学問を目指すSFCにおいて、技術や社会モデルをデザインするために有用な知見を与えるケース研究の方法論をきちんと理解させること、(2)討論型の授業を推奨するSFCにおいて有力な手法の一つであるケース教育法を体系的に体得させること、の二つである。 履修者は概念と方法論を学ぶ傍らで自分のテーマを選び、最終レポートにかえて、学期末までに論文あるいはケース教材を書く(博士課程生はジャーナル投稿レベル)ものとする。成績は最終的にまとまったケース教材/論文の質によってつける。



    地域情報化論 (総合政策学部 飯盛 義徳 2単位
    Yoshinori Isagai  本授業では、地域情報化の最新動向を紹介し、その意義について検討を行う。特に、情報技術を駆使して、企業、自治体、大学などの多彩な主体との協働を実現し、地域の問題解決を図ることを目指している地域情報化プロジェクトに焦点を当てる。情報技術を活用したまちづくりの実践、地域活性化、地域情報化政策に関心のある全ての大学院生を対象とする。
     授業では、地域情報化、ネットワーク、信頼などに関する理論を検討し、先進的な地域情報化プロジェクトの事例研究を行う。また実践知を育むために、地域情報化を題材にしたケースディスカッションも適宜取り入れる。そして、地域における協働をもたらすプラットフォーム設計の具体的方策について議論を行い、地域情報化の意義、可能性について探究する。

    ファミリービジネス論 (総合政策学部 飯盛 義徳 2単位
    Yoshinori Isagai 本授業は、ファミリービジネスを対象として、伝統とイノベーションの相克をどのように解決し地域貢献を果たすのか、その具体的方策を探究することを目的としている。 昨今、欧米では、ファミリービジネスへの関心が高まっている。さまざまな課題もあるものの、ファミリービジネスは、それ以外の企業と比較して、利益率、資本効率などが高く、イノベーションが起こりやすいことが明らかになりつつある。さらに、地域に根ざし、長期的視野に立って経営を行う傾向も強い。一方、日本においては、ファミリービジネスの宝庫でありながら、研究、教育はほとんど行われておらず、世界中から成果が待たれているところである。 本授業では、主として伝統的ファミリービジネスを取り上げ、ガバナンス、経営理念、戦略、組織、地域貢献活動などに焦点をあて、ファミリービジネスマネジメントの要諦を学ぶ。そして、個益と公益の相生を実現するための方策について議論する。

    ネットワーク産業論 (政策・メディア研究科 夏野 剛 2単位
    Takeshi Natsuno ネットワーク化とコンピューター技術の進化によって引き起こされたこの十年のIT革命は、経済・社会・政治・企業経営など社会のあらゆる面に大きな影響を与えている。しかし2000年代の十年はブロードバンドやケータイネットの黎明から発展段階で、この間に社会の基幹インフラとなった各種のネットワークがより大きな経済効果・社会効果を生み出すのはこれからの十年(2010年代)だと考えられる。本講では、ネットワークの特性がもたらす産業構造の変化、企業戦略に与える影響などを分析し、これからの十年に備え、その社会的インパクトを正しく理解することを第一の目標とする。対象となる産業も、ネットワークに直接かかわりのある通信産業やIT産業に留めず、あらゆる産業、市場、社会体制、経済システムを対象に、どのような構造変化がもたらされているかを概説する。授業は講義だけでなく、ネットビジネスの最前線にいるゲストスピーカーの講演と、グループワークを織り交ぜ、実践的な知識を身につけた上でのその応用を目指す。

    ポリシーマネジメント(開発とヒューマンセキュリティ)
      (総合政策学部 梅垣 理郎
    2単位
    Michio Umegaki
    ->A new notion of "human security" since 1994 has offered a fundamental challenge to the "growth-first" orientation in much of the postwar development policy.
    ->Gien this new stimulus for policy studies, we cope with the multi-layered tasks: 1) the fundamentals of policy research; 2)the examinations of the tools or research and analyses; 3) the historical inquiry into the origins of the nexsus between Development and Human Security beyond 1970s; and 4) research excercises in selected policy issues.
    -> The students are required to participate in the following activities: 1) In-Class discussion; 2) Digesting reading assignments; 3) Excercise in proposing policy research; and 4) Final oral presentations.

    ※この授業は英語で行われます。

Powered by SOI

Copyright(c) 2009, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.