KGC


Keio University Shonan Fujisawa Campus
Course Summary (Syllabus)


MODERN POLITICS (Michio Umegaki

    Semester : 2008 Spring
    Code : 31010 / 2 Credits


1. Objectives/Teaching method

    なぜ自分たちの生活に政治があるのか? あるいは必要なのか?この疑問を1学期をかけて考えてゆきたい。一見、官僚の汚職や建前論の繰り返しといったことしか目につかない政治というのはホントに見ていて楽しいものでもキレイなものでもない。加えて、この数年、品格も資質もゼロといった政治家ばかりが目に付く。にもかかわらず政治が自分たちの生活から切り放せないのはなぜなのか。それは、ごく普通の人間がごく当たり前に生きようとする意欲の中から生まれてきた知恵が政治だからではないのだろうか。
     こういうことを効果的に考えて行くために、政治がなにか明快な工学的な過程による問題解決が政治である、とする期待とか希望を克服する必要があるだろう。
     この授業の基本的な姿勢は、こうである。『自分にとって』という小さな世界を離れ、より多くの人間にとっての課題、つまりより大きな不幸とは何なのか、解決を迫られる大きな課題とはなにか、を考えてゆくとっかかりを探ろうということ。


2. Materials/Reading List

    二つこちらが準備するパッケージの消化が必要です。一つは『古典パッケージ』、一つは『政策パッケージ』です。学期開始後3週間目あたりで配布します。もう一つ。特に戦後日本あるいは1990年代以前の日本のことをゼンゼン知らない、というヒトも含めて、小学館の『昭和の歴史』7〜8巻


3. SCHEDULE

    #1 政治と歴史ー0 オリエンテーション
    政治を考えるヒントおよび全般的なオリエンテーション

    #2 政治と歴史ー1:復興と高度成長
    政治のメカニズムを明らかにするために戦後史の素材を求める(1)

    #3 政治と歴史ー2:安定から暗転へ
    政治のメカニズムを明らかにするために戦後史の素材を求める(2)

    #4 政治と歴史ー3:失われた15年
    政治のメカニズムを明らかにするために学生諸君の自我形成期に素材を求める

    #5 システムとしての政治ー1:メカニズム
    主としてイーストンの政治システム論を援用しながら、政治のメカニズムを明らかにする

    #6 システムとしての政治ー2:稼動要件
    システムの稼働要件としての政治参加(1)

    #7 システムとしての政治ー3:稼動要件
    システムの稼働要件としての政治参加(2)

    #8 システムとしての政治ー4:稼動要件
    システムの稼働要件としての合意形成

    #9 政治と社会のインターフェイス−1:人間
    政治世界の個人と孤人

    #10 政治と社会のインターフェイス−2:共同体
    政治世界の「共同」幻想

    #11 政治と社会のインターフェイス−3:国家
    近代国家の起源から、国家による契約不履行の意味を問う

    #12 政治の「辺境」
    近代政治の形式要件は逸脱する人間たちにとっての政治とは

    #13 Review


4. Assignments/Examination/Grad Eval.

    学期中の小論文(リーディングパッケージの書評)2本と学期末のテークホーム試験


5. Special Note

    -


6. Prerequisit / Related courses

    -


7. Conditions to take this course

    なし


8. Relation with past courses

    -


9. Course URL


2008-02-16 16:03:52.683895


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2019, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について