KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


地球環境情報論 (清水 浩

    2008年度春学期 月曜日2時限
    科目コード: 43100 / 2単位
    カテゴリ: 23.先端開拓科目-環境情報-地球と環境(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

    1.主題

    地球環境問題を情報との関連から取り扱う授業である.環境問題は問題の認知、社会問題としての顕在化、現象解明、影響評価、対策順序で解決が図られる。これらの過程の中で情報が果たす役割について理解を深める。この講義で最も重視したいのは環境に関する情報をいかに人々に伝えるかを学ぶことである.

    2.授業の手法

    環境に関する情報には,どのようなものがあり,それを取得し,これを加工し,分析した上でそれをいかに利用するか.あるいは一般の人々にどう分かり易く伝えるかの流れに添って授業を進める.

    3.目標
    環境問題の全容を理解するとともに,その問題発見,現象の解明,影響の把握にとって情報の占める位置がいかに重要であるかについての認識を深める.

    4.授業計画
    イントロダクションのあと,地球環境問題を概観することから授業を始める。ついで、世界に衝撃を与えた環境情報について例示をすることにより環境情報の重要さの理解を深める。さらに、環境情報とはどのようなものがあるか,それを取得するための手法として,調査法,実験法,観測法,シミュレーション法について学ぶと同時に,こうして得られた一次情報を分析して,利用者にとって理解しやすい形に変えるための加工法について講義する.また、環境情報をいかに広めるのかについて幾つかの方法論を学習する.


2. 教材・参考文献

    IPCC第4次報告書
    不都合な真実
    温暖化防止のために一科学者からアルゴア氏への手紙


3. 授業計画

    第1回 イントロダクション

    第2回 地球環境問題概観

    第3回 世界を変えた環境情報

    第4回 環境問題を一変させた3大書物

    第5回 不都合な真実

    第6回 地球環境とファイナンス

    第7回 情報をどう表現するか

    第8回 環境問題で必要な物理、化学、生物

    第9回 環境情報の実験、計測技術

    第10回 リモートセンシング-宇宙から環境・災害を見る

    第11回 環境情報の加工とその技術

    第12回 環境情報をいかに伝えるか-温暖化対策を中心にして

    第13回 まとめ


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

    第一レポートと第二レポートの2つのレポート及び出席で評価する.

    ‖莪譽譽檗璽箸砲弔い討麓業に出てきた環境情報に関連するキーワード10項目について,それぞれ300字±10字で説明する.これは,授業の内容が間違いなく理解できているかどうかについて評価することが目的である.

    第二レポートについては,環境情報を一般の人々に伝えるための手法についての提案をまとめる。レポートの形式は授業で述べる。4人程度のグループで行うことが望ましいが,事情があれば個人で提出しても良い。


    授業開始10分後に、出席カードを渡す。授業の終わりに、数行の課題を記して提出する。これを出席とカウントする。


5. 履修上の注意・その他

    今後,環境問題を自分の問題として考え,あるいは行動するための基本となる知識を学ぶことが目的である.この目的意識を理解して欲しい.


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    なし


8. 旧科目との関係

    「環境情報分析」「環境情報システム論」*これらの科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として修得済みの学生は、自由科目としての履修のみ可能。


9. 授業URL


2008-03-14 10:32:44.409796


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