KGC


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)


ネットワーク社会の構築 (國領 二郎

    2009年度春学期 月曜日3時限
    科目コード: 04040 / 2単位
    カテゴリ: 5.先端発見科目(学部)


1. 主題と目標/授業の手法など

     デジタル技術とネットワークは社会にさまざまな「つながり」をもたらす。携帯電話が人々をつなぐだけでなく、ICカードなどさまざまな道具と融合することで、新しいサービスを生み出していることに象徴されるように、つながりは、利便性や創造性を生み出す。その力を活用すれば、活力ある新産業や、環境や高齢化などの社会課題に対応できる活力ある社会を生み出すことが可能だ。
     ネットワークの力を利用する上では、単にプラス面を見るだけでなく、ネット上の犯罪など、影の部分にも目を向けていかなければならないし、地方や高齢者が取り残される、デジタルデバイドなどの社会的課題についても適切に対処していかなければならない。このコースでは、安全で創造的なネットワーク社会の構築をめざして、諸課題を概観していく。「社会は問題発見解決の中で、自分たちで作るもの」というSFCの精神のもと、極力今日的に具体的に問題となっている課題を取り上げて、それを議論する中で、理論なども紹介していきたい。


2. 教材・参考文献

    特になし


3. 授業計画

    第1回 オリエンテーション
    コース概要を説明する。
    デジタル技術がいかに「つながり」をもたらす技術であるかを考えた上で、どんなつながりを演出していけば、より安全で豊かな社会づくりに貢献できるかを考える。

    第2回 情報とネットワークの価値
    國領の「やさしい経済学第一回、第二回」(配布します)を素材に、情報とは何か、情報の価値とは何か、ネットワーク化された世界における情報と社会の相互作用をどのように理解すればいいかを考えます。SFSに課題が出ます。

    第3回 ネットワークによるビジネス創造(1)
    「やさしい経済学第五回」を題材に、ネットワーク型のビジネスの特徴について解説し、討論します。SFSに課題が出ます。

    第4回 ネットワークによるビジネス創造(2)
    「やさしい経済学第四回」を題材に、IT産業の特質について解説し、討論します。SFSに課題が出ます。

    第5回 ネットワークによるビジネス創造(3)
    ゲストスピーカー(交渉中)によるネットワークによるビジネス創造についてのレクチャー
    スピーカーのご事情によって日程変更の可能性あるので注意してください。事後的に感想レポート課題がでます。

    第6回 中間まとめ
    中間まとめのレクチャーをします
    課題はありません

    第7回 ネットワークによる社会変革(1)
    「IT基本法」と「やさしい経済学第八回」を題材に、われわれがネットワークによってどんな社会を構築したいのかを考えます。SFSに課題が出ます。

    第8回 特別テーマ:誰がネットワークを構築するのか?
    ネットワークをめぐる今日的課題について、議論します。ゲストをお招きすることを検討しています。

    第9回 ネットワークによる社会変革(2)
    「『創造と信頼を両立するネットワークの実現 』
    http://it.nikkei.co.jp/business/netjihyo/index.aspx?n=MMITs2000012012007 
    を題材に、安全を守りながら、ネット社会の利便性を実現する方法について議論します。SFSに課題が出ます。

    第10回 ネットワークによる社会変革(3)
    ネット社会における社会変革において第一線で活躍している方をお招きしてお話をうかがう予定である。
    スピーカーのご事情によって日程変更の可能性あるので注意してください。事後的に感想レポート課題がでます。

    第11回 ネットワーク時代のプラットフォーム構築(1)
    「やさしい経済学第六回」を題材にネット社会におけるプラットフォーム構築について議論する。SFSに課題が出ます。

    第12回 ネットワーク時代のプラットフォーム構築(1)
    プラットフォーム構築において第一線で活躍している方をお招きしてお話をうかがう予定である。スピーカーのご事情によって日程変更の可能性あるので注意してください。事後的に感想レポート課題がでます。

    第13回 まとめ
    まとめのレクチャーを行います



    この日までにプロジェクト最終報告を提出してください。1グループA4二枚以内。タイトル30文字以内。


4. 提出課題・試験・成績評価の方法など

     ほぼ毎回、課題文書(ほとんどオンラインのもの)を事前に読んでいただき、その内容に対するコメントを提出していただく。ゲストスピーカーなどの回には、出席をとった上で事後コメントを求めることもある。出題も提出もSFS上で行う。
     成績は(1)課題提出状況と評価、(2)授業でのよい発言など参加状況、の二面からつけていく。課題点については、課題を提出するたびに1点が加算され、良いと思われたものにはさらに1点を加点される。発言点については、授業中で良い発言をしたと思われる方に一回の授業3点を上限として加点する。以上全ての点を学期末に点を集計した上で、相対評価する。試験は行わない。
     課題提出などにはSFSを利用するので常に確認すること。


5. 履修上の注意・その他

    ゲストスピーカーの都合などにより、スケジュールの変更がありうるので、常に授業URLを見ていてほしい


6. 前提科目

    なし


7. 履修条件

    特にありません


8. 旧科目との関係

    なし


9. 授業URL


2009-03-11 08:23:12.071169


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