KGC


Keio University Shonan Fujisawa Campus
Course Summary (Syllabus)


MANAGEMENT OF EMERGING BUSINESSES (Yoshinori Isagai

    Semester : 2009 Fall
    Code : 65060 / 2 Credits


1. Objectives/Teaching method

     本授業は、主としてベンチャー起業を志す方、ベンチャー経営に関心がある方、新しい事業にチャレンジしたい方などを対象に、ベンチャーに関する最新の状況(主として情報系ベンチャーの事例)を学ぶとともに、起業やプロジェクト運営に役立つ実践的マネジメント能力を体得してもらうことを目的とします。
     授業では、まずマネジメントに関する基礎的な理論を整理します。そして、「市場創造」、「制度設計」などのテーマを設定し、各分野で活躍されているスペシャル・ゲストをお招きして皆さんと一緒に議論を行います。コースの前半は、主に、事業の立ち上げ、後半は成長のための戦略、組織マネジメントなどを主なテーマとします。
     一方、ベンチャー経営においては、問題発見・解決能力、積極的な行動力、戦略的意思決定能力などが要求されます。さらに、金融機関や取引先など多くのステークホルダーの理解を得ることも不可欠です。このような実践的マネジメント能力を育むために、本授業ではビジネススクールで導入されているケースメソッドも取り入れます。そして、多くの方々とのコラボレーションによって、SFCらしい、刺激的な授業を目指し、実践知の形成に努めます。
     最終成果として、授業での議論を参考にして、ベンチャーマネジメントにおける重要なポイントを検討するレポートを作成してもらうことを予定しています。


2. Materials/Reading List

     必要に応じて指定、配布します。


3. SCHEDULE

    #1 ガイダンス
     本授業の目的、カリキュラム、成績評価などの説明を行います。

    #2 ベンチャーのマネジメント(講義、ディスカッション)
     経営戦略論や経営組織論、経営情報システム論などの視点から、ベンチャーマネジメントにおける大切なポイントについて、さまざまな事例をもとに考察します。

    #3 SFCの挑戦(ディスカッション、講演、講義)
     SFCは果敢にベンチャー創出に挑んでいます。慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)<http://www.sfc-iv.jp/>インキュベーションマネジャーの廣川克也氏をお迎えし、SFCにおけるベンチャー育成の取り組みを紹介し、大学におけるベンチャー創出のポイント、課題などについて意見交換を行います。

    #4 ビジネスプランと起業(ディスカッション、講演、講義)
     自らの夢、思いを実現するために重要な役割を果たすビジネスプランと実際の起業を行う際のポイントについて検討します。ゲストとして、国際的なビジネスプランコンテスト「GlobalTiC」で2009年度、2部門で最優秀賞を受賞した「ShuR(シュアール)プロジェクト」(聴覚障害者に向けたネットワークなどのサービス)を展開する環境情報学部3年生の大木洵人氏をお招きします。

    #5 新事業の立ち上げ(ケースディスカッション、講義)
     情報技術を活用して荷主とトラック会社とのマッチングをはかる株式会社トラボックス<http://www.trabox.ne.jp/>の事例を通じて、事業を立ち上げる際に検討すべき様々な要素について考察します。

    #6 市場の開拓(ディスカッション、講演、講義)
     新しい市場を開拓するための方策について皆さんと一緒に議論します。ゲストとして、先駆的なインターネットマーケティング事業を展開されている株式会社ネットマーケティング<http://www.net-marketing.co.jp/>代表取締役の宮本邦久氏(SFC出身)をお迎えします。

    #7 モチベーションの向上(ディスカッション、講演、講義)
     社員のやる気を引き出し、事業を成長させるための重要なポイントについて学びます。ゲストとして、先駆的なeラーニングや数々のテスト事業を手掛けておられる、株式会社イー・コミュニケーションズ代表取締役<http://www.e-coms.co.jp/>の佐藤信也氏をお迎えします。

    #8 事業戦略の立案(ディスカッション、講演、講義)
     卓越した技術をベースとしてビジネス展開する上での重要なポイントを議論します。ゲストとして、次々と新しいネット事業を立ち上げ、成長を果たしている、株式会社OPTiM<http://www.optim.co.jp/>代表取締役の菅谷俊二氏をお招きします。

    #9 組織文化の醸成(ケースディスカッション、講義)
     大企業の戦略子会社の社内ベンチャー事業の立ち上げ事例を通じて、挑戦する組織文化をいかに醸成するか、その具体的方策について検討します。

    #10 効果的な制度設計(ディスカッション、講演、講義)
     ベンチャー起業、成長などの各ステージにおける組織・制度設計の要諦について学びます。企業の人事制度の実務に詳しいSFC研究所上席所員(訪問)の横瀬勉氏をお招きします。

    #11 多角化の展開(ケースディスカッション、講演)
     株式会社三技協<http://www.sangikyo.com/>のオプティマイゼーション事業展開の事例を通じて、多角化戦略、成長のためのポイントについて考察します。ゲストとして、代表取締役の仙石通泰氏をお迎えし、皆さんと一緒に議論します。

    #12 ビジネスモデルの構築(ケースディスカッション、講義)
     流通現場における諸問題にいち早く目をつけ、インターネットを活用して新しいビジネスモデルを創造し株式公開を果たした企業のケース教材を用いて、その成功要因などを議論します。

    #13 まとめ(講義、ディスカッション)
     今までの講義、ゲストの講演、皆さんとの議論などを振り返りながら、ベンチャーマネジメントの要諦を整理します。


4. Assignments/Examination/Grad Eval.

     授業では、SFC-SFS<http://gc.sfc.keio.ac.jp/>を利用して、レポートの提出を義務づけます。また、ディスカッションを中心とした授業が多いため、積極的な発言が求められます。試験は行わず、最終成果レポートにて評価を行います。
     成績評価は、出席が30%、クラスへの貢献(発言、レポートの内容など)が40%、最終成果レポートの内容が30%の割合で総合的に判断します。


5. Special Note

     本授業は、議論やレポートなどかなりのワークロードを必要とします。そのため授業内容に強い興味、関心、情熱がある方の参加を希望します。
     なお、ゲストのご都合などで、日程、授業の内容などが一部変更される可能性があることをご理解ください。


6. Prerequisit / Related courses

    -


7. Conditions to take this course

    マネジメントに関する基礎的な知識を取得している方


8. Relation with past courses

    -


9. Course URL


2009-08-31 22:21:41.12989


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