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ネットワークコミュニティ

お知らせ 10月25日(土)4限@Ω22で補講があります。(※教室注意)


科目名ネットワークコミュニティ [ シラバス ]
http://web.sfc.keio.ac.jp/~yamatotk/netcom2/netcom.htm

 成長がテーゼとされ、確実性、長期性、不変性が保障されてきた社会が終焉を迎えている。地縁による自然発生的なコミュニティは崩壊し、変化に不安を覚える人々が繋がりを求めている。ネットワークコミュニティは、そうした時代の中で輝かしく登場した。
 インターネットの急速な発展とともに、ネットワークコミュニティは、地域・国家を飛び越え、テーマを共有できる人々を急速に繋ぎはじめた。人々は、時空を超えた情報共有に歓喜し、自発的参加を歓楽した。
 しかし、共有された情報は、瞬く間に経済社会に吸収され、無償の行為は有償化されて行く。自発的参加は、不確実性に苦しむ無数の人々の姿を捉え、意欲に燃えたNPO、NGOは、活動への無力感と自発性のジレンマに揺れている。もがき苦しむ活動家の姿を見て、ネットワークコミュニティの住人は、無言のままそこを離れようとしている。ネットワークコミュニティの住人を繋ぐ電縁は、あまりにも弱々しい。
 インターネットにより急速に芽吹いた情報共有への期待と自発的参加への意欲は、ネットワークコミュニティという植物が、終焉を迎える社会を一面新緑に覆い尽くしたかに見える。だが、その根は急速に成長した葉茎を支えるに十分ではない。若く青々と美しいネットワークコミュニティの情報空間だけの性質に目を奪われてはいけない。ネットワークコミュニティは、現実空間という地中に根を張り巡らしてこそ、人間社会の持続可能性に対して意義ある存在となる。
 ネットワークコミュニティにおいて生産される人々の「知」を現実の空間における自発的行為へと連携させ、無数の問題解決を実行する第二世代のネットワークコミュニティを今、私たちは育てなければならない。
 そこで本科目では、1)ネットワークコミュニティというテーマ選択性のある情報空間に築かれた人間活動の場を形成する社会的背景を理解すること、2)ネットワークコミュニティの現状を捉えること、3)ネットワークコミュニティと連携して解決すべきリアルコミュニティの課題を把握すること、4)リアルコミュニティと連携する第2世代のネットワークコミュニティ像を表現することを目標とする。


担当者 小林 隆
授業期間2003年秋学期 水曜日4時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業マテリアル
受講したい回をクリックしてください。
第01回2003/10/01 オリエンテーション/N(ネットワーク)コミュニティの受容(1)
- 講義資料(PDF)


第02回2003/10/15 Nコミュニティの受容(2)
- 講義資料(PDF)


第03回2003/10/22 Nコミュニティの誕生(1) 〜フリーネット誕生からインターネットへ〜
- 講義資料(PDF)


第04回2003/10/25 Nコミュニティの誕生(2) 〜インターネットによる電子自治体政策〜
- 講義資料(PDF)


第05回2003/10/29 R(リアル)&Nの連携(1)〜Rコミュニティの発展と崩壊〜
- 講義資料(PDF)


第06回2003/11/05 R&Nの連携(2) 〜Nコミュニティへの市民参加〜
- 講義資料(PDF)


第07回2003/11/12 R&Nの連携(3) 〜Nコミュニティ出現による公共性の変化〜
- 講義資料(PDF)


第08回2003/12/03 R&Nの連携(4) 〜新しい公共と共約不可能な価値の受け入れ〜
- 講義資料(PDF)


第09回2003/12/10 第2世代のNコミュニティ(1)〜新しい電子自治体のデザイン〜
- 講義資料(PPT)


第10回2003/12/17 第2世代のNコミュニティ(2)〜自由を考える〜
- 講義資料(PDF)


第11回2004/01/07 第2世代のNコミュニティ(3) 〜ICチップとユビキタス〜
- 講義資料(PDF)


第12回2004/01/14 企画発表(1)
- 講義資料(PDF)


第13回2004/01/21 企画発表(2)
- 講義資料(PDF)



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