KGC


[ English ]
地域と社会(米州)

お知らせ


科目名地域と社会(米州) [ シラバス ]


南北アメリカ大陸は広大で、多様性に富む地域である。北はアングロアメリカ、南はラテンアメリカ、さらに後者は、先住民との混血が進んだ地域(インディオ的ラテンアメリカ)、先住民を排除した地域(ヨーロッパ的ラテンアメリカ)、先住民を抹殺し、アフリカからの奴隷とヨーロッパが混淆した地域(カリブ海地域)に分けることができる。だが、近年はグローバリゼーションの進展にともなって、地域統合や移民による接触・交流・摩擦が高まっている。そこで本科目では、グローバル化時代の均質化や格差化によってもたらされている当該地域社会の問題や矛盾そして未来への可能性を、映像および担当者の体験を交えて紹介、議論する。


担当者 山本 純一藤田 護
授業期間2015年秋学期 木曜日4時限
授業レベル 学部
参考文献 参考文献リスト


授業ビデオとマテリアルFlash Player
授業ビデオの再生にはFlash Playerが必要です。
受講したい回をクリックしてください。
第01回2015/09/24 グローバリゼーションと米州
- 講義資料(PPT)
人類の歴史を概観したのち、私たちが生きている時代の文脈と考えられるグ
ローバリゼーションとネオリベラリズム(新自由主義)について、米州に言
及しながら論ずる。
参考映像:「新大陸征服の野望」
参考文献:
  柄谷行人『世界史の構造』岩波書店、2010年
  柄谷行人『「世界史の構造」を読む』インスクリプト、2011年
 J・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄 (上)(下)』草思社、2000年
西川長夫(編)『ラテンアメリカからの問いかけ―ラス・カサス、植民地支
配からグローバリゼーションまで』人文書院、2000年
E・オゴルマン(青木芳夫訳)『アメリカは発明された―イメージとしての
1492年』日本経済評論社、1999年
E・ガレアーノ(大久保光夫訳)『収奪された大地―ラテンアメリカ500年』
藤原書店、1991年
トドロフ、ツヴェタン(1986)『他者の記号学――アメリカ大陸の征服』
(及川・大谷・菊地訳)法政大学出版局
遅野井茂雄・宇佐見耕一編『21世紀ラテンアメリカの左派政権:虚像と実
像』アジア経済研究所、2008年
伊藤千尋『反米大陸―中南米がアメリカにつきつけるNO!』集英社新書、2007
年
吾郷健二『グローバリゼーションと発展途上国』コモンズ、2003年
内橋克人・佐野誠編『ラテン・アメリカは警告する―「構造改革」日本の未
来』新評論、2005年
後藤道夫『収縮する日本型<大衆社会>――経済グローバリズムと国民の分
裂』旬報社、2001年
ジョヴァンニ・アリギ『長い20世紀―資本、権力、そして現代の系譜』作品
社、2009年
二宮厚美『現代資本主義と新自由主義の暴走』新日本出版社、1999年
橋本努『帝国の条件―自由を育む秩序の原理』弘文堂、2007年
ハーヴェイ、デヴィッド『新自由主義――その歴史的展開と現在』(渡辺治
監訳)作品社、2007年
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
A・G・フランク(山下範久訳)『リオリエント―アジア時代のグローバ
ル・エコノミー』藤原書店、2000年
西川長夫『増補 国境の越え方――国民国家論序説』平凡社、2001年
A・アパデュライ(門田健一訳)『さまよえる近代―グローバル化の文化研
究』平凡社、2004年
J・トムリンソン(片岡信訳)『グローバリゼーション―文化帝国主義を超え
て』青土社、2000年
―――(片岡信訳)『文化帝国主義』青土社、1997年
G・リッツァ(正岡寛司訳)『マクドナルド化する社会』早稲田大学出部、
1999年
―――『マクドナルド化の世界―そのテーマは何か?』早稲田大学出版部、
2001年
S・ハンチントン(坪郷實他訳)『第三の波―20世紀後半の民主化』三嶺書
房、1995年
梶田孝道(編)『第2版国際社会学―国家を超える現象をどうとらえるか』
名古屋大学出版会、1996年
R・ロバートソン(阿部美哉訳)『グローバリゼーション―地球文化の社会理
論』東京大学出版会、1997年
S・サッセン(伊豫谷登士翁訳)『グローバリゼーションの時代―国家主権の
ゆくえ』平凡社、1999年


第02回2015/10/01 知られざる米国史と日本の対米従属
- 第2回講義資料改訂版(PPT)
米国の「裏庭」といわれるラテンアメリカ、そして日本との関連で、「民主
主義と自由の国」アメリカがなぜ他国を侵略するのか、従属させるのか、そ
の歴史を概観する。
 
参考映像:オリバー・ストーン「もう一つのアメリカ史」
参考資料:
ストーン&カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史
 第1巻2つの世界大戦と原爆投下』早川書房、2013年
ジン、ハワード『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(上)
(下)』あすなろ書房、2009年
グリンデJr&ジョハンセン『アメリカ建国とイロコイ民主制』(星川淳訳)
みすず書房、2006年
生井英孝『興亡の世界史第19巻 空の帝国 アメリカの20世紀』講談社、
2006年
  ヴァラダン『自由の帝国―アメリカン・システムの世紀』(伊藤剛ほか
訳)NTT出版、2000年
小倉英敬『侵略のアメリカ合州国史―<帝国>の内と外』新泉社、2005年
  高橋章『アメリカ帝国主義成立史の研究』名古屋大学出版会、1999年
  中野聡『歴史経験としてのアメリカ帝国―米比関係史の群像』岩波書
店、2007年
  ネグリ&ハート『<帝国>―グローバル化の世界秩序とマルチチュード
の可能性』(水嶋一憲ほか訳)以文社、2003年
  パニッチ&ギンディン『アメリカ帝国主義とはなにか』(渡辺雅男訳)
こぶし書房、2004年
山本吉宣『「帝国」の国際政治学―冷戦後の国際システムとアメリカ』東信
堂、2006年
コリン・クラウチ『ポスト・デモクラシー』青灯社、2007年
白井聡『永続敗戦論―戦後日本の核心』太田出版、2013年


第03回2015/10/08 第1クールの小括
- 討議用資料(PPT) 【履修者限定】
受講者のリアクションペーパーをもとに、質疑応答・議論する。


第04回2015/10/15 アンデスの先住民の言語、日本の先住民の言語
- 課題文献「アイマラ語」 【履修者限定】
- 参考資料「どこのものでもなく誰のものでもない言葉」 【履修者限定】
- 第4回講義資料(PPT)(改訂版)
 南米のアンデス社会で用いられる言語の中で、ケチュア語とアイマラ語は
南米でも有数の話者数をもちながら、スペイン語世界との間で抑圧され続け
てきた歴史をもつ。これらの言語は、20世紀を通じていずれ話者は消滅する
と言われ続けながら、21世紀初頭の現在において大きな活力を維持し続けて
いる。翻って日本社会においては、アイヌ語は20世紀を通じて急速に話者を
失ってきたが、復興させようとする地道な努力が今も続いている。グローバ
ル化する世界の中で、広域共通言語が存在感を増すだけでなく、地域ごとに
話されてきた言語の存在感も増しているのではないか、そして広域共通言語
(例えばスペイン語)にもその地域ごとの形が現れてきているのではない
か。

課題文献
藤田護「アイマラ語―政治と人々の暮らしの中で躍動を続ける先住民の言
語」眞鍋周三編『ボリビアを知るための73章(第2版)』明石書店、2013年、
pp.92-96。

映像資料
Las lenguas del Perú. Pontificia Universidad Católica del Perú y TV 
Cultura, Lima, 2008.

参考文献
藤田護「ボリビア・アンデスにおけるアイマラ語口承文学の躍動: ラパス市
周辺の渓谷部における語りから」『イベロアメリカ研究』第36巻1号、2014
年、pp.27-51。
中川裕『アイヌ語をフィールドワークする』大修館書店、1995年。
(同書の三浦佑之氏による書評http://homepage1.nifty.com/miuras-
tiger/sub2-9.html)
野上ふさ子『アイヌ語の贈り物』新泉社、2012年。
国立国語研究所『日本の方言の多様性を守るために』国立国語研究所NINJAL
フォーラムシリーズNo.3、2011年。
(http://www.ninjal.ac.jp/publication/ninjal-
f/pdf/ninjalF003_07.pdf)


第05回2015/10/22 白人社会と先住民社会の狭間で生きる
- 課題文献―アルゲダス「ワルマ・クヤイ(少年の恋)」 【履修者限定】
- 第5回講義資料(PPT)(改訂版)
 20世紀の南米ペルーにおいて、ホセ・マリア・アルゲダスは独自の存在と
して後世に記憶されることになった。少年期に農村のケチュアの人々の暮ら
しを近しいものとして育ち、ケチュア語とスペイン語の両方の世界で自己形
成したアルゲダスは、先住民を外側から擁護するのでもなければ、(しばし
ば誤解されるように)先住民世界の体現者としてでもなく、その狭間から思
考を重ね、文学と民族学/民俗学の双方の分野で深く魅力的な世界と思考を
構築し、多くの人々に影響を与えた。若くして亡くなったアイヌの女性であ
る知里幸恵が私たちに遺したものをも視野に入れながら、支配社会と抑圧さ
れた社会の狭間で生きていく生き方について考えたい。

課題文献
ホセ・マリア・アルゲダス(杉山晃訳)「ワルマ・クヤイ(少年の恋)」
『アルゲダス短編集』彩流社、2003年。
Arguedas, José María. “No soy un aculturado.” En El zorro de 
arriba y el zorro de abajo. (Obras Completas Tomo V), pgs. 13-14.(日
本語訳を配布する)
知里幸恵「序文」『アイヌ神謡集』岩波文庫、

映画
Llosa, Claudia. 2009. La teta asustada.(邦題『悲しみのミルク』)
(2010年第59回ベルリン映画祭で金熊賞を受賞)

日本語で読めるアルゲダスの作品
ホセ・マリア・アルゲダス(杉山晃訳)『深い川』現代企画室、1993
[1958]年。
ホセ・マリア・アルゲダス(杉山晃訳)『ヤワル・フィエスタ(血の祭
り)』現代企画室、1998[1941]年。
ホセ・マリア・アルゲダス(杉山晃訳)『アルゲダス短編集』彩流社、2003
年。
ホセ・マリア・アルゲダス(杉山晃訳)『ダイヤモンドと火打ち石』彩流
社、2005年。


第06回2015/10/29 口承文学とオーラルヒストリーから見える世界
- 課題文献―保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』第1章 【履修者限定】
- 第6回講義資料(PPT)(改訂版)
 「書かれた」文学や「文書史料」を中心とする歴史学からは周縁扱いをさ
れてきた口承文学やオーラルヒストリーは、しかし人々の生活に根ざした別
の文学と歴史の姿を私たちに垣間見せてくれる。しかも、口承文学とオーラ
ルヒストリーはそれほど明確に分けられるものではない。日本語で書かれた
作品、日本語に訳された作品においても、口承文学とオーラルヒストリーを
めぐる鋭い問題提起がなされてきた。それらはラテンアメリカで、そして日
本で、私たち自身がもつ認識のあり方に変革を迫る力を持っているとすれ
ば、それはどのような変革なのだろうか。

課題文献
保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジ
ニの歴史実践』御茶の水書房、2004年。(「第一章 ケネディ大統領はアボ
リジニに出会ったか」pp.3-45)

参考文献
川田順造『口頭伝承論(上下巻)』平凡社ライブラリー、2001[1992]年。
川田順造『無文字社会の歴史』岩波現代文庫、2001[1990]年。
坂田美奈子『アイヌ口承文学の認識論(エピステモロジー)―歴史の方法と
してのアイヌ散文説話』御茶の水書房、2011年。
ドミティーラ・バリオス・デ・チュンガーラ、(唐澤秀子訳)『私にも話さ
せて』現代企画室、1984年。
リカルド・ポサス、清水透『コーラを聖なる水に変えた人々』現代企画室、
1984年。
藤田護「オーラルヒストリーを『読む』試み―20世紀前半の南米ボリビアの
カシーケス・アポデラードスの運動についてのアイマラ語記録から見えてく
るもの」未公刊草稿。
Rappaport, Joanne (1998[1990]) The Politics of Memory: Native 
Historical Interpretation in the Colombian Andes (Durham: Duke 
University Press).


第07回2015/11/05 第2クールの小括
- 第7回講義資料(PPT) 【履修者限定】
受講者のリアクションペーパーをもとに、質疑応答・議論する。


第08回2015/11/26 アンデス諸国における先住民運動の興隆
- 指定文献(「カラコトの奥様」) 【履修者限定】
- 第8回講義資料(PPT)(改訂版)
 現代の南米のエクアドルとボリビアでは、先住民運動が大きな力を持つよ
うになり、エクアドルでは1990年代以降に先住民運動を中心とした度重なる
大規模な社会動員と政権の交代が起き、ボリビアでは2000年代に入り先住民
が政治権力を掌握しつつある。先住民意識の回復と先住民運動の興隆は、ど
の時代にどのようにして起きたのであろうか。両国での先住民運動は、国家
とどのような関わりをもち、何を目指してきたのであろうか。

課題文献
ベアトリス・パラシオス(唐澤秀子訳)「カラコトの奥さま」『「悪なき大
地」への途上にて』、現代企画室、2008年。
(原典―Palacios, Beatriz. 2005. “La señora de Calacoto.” En Los 
días rabiosos. La Paz: Editorial Gente Común y Fundación Grupo 
Ukamau.)
日本語版の書評記事(紀伊國屋書店「書評空間BOOKLOG」―
http://booklog.kinokuniya.co.jp/hirasawa/archives/2008/09/post_1.html
)

映画
グルーポ・ウカマウ『叛乱者たち』

参考文献
新木秀和『先住民運動と多民族国家―エクアドルの事例研究を中心に』御茶
の水書房、2014年。
遅野井茂雄、村上勇介編『現代アンデスの政治変動―ガバナビリティの挑
戦』明石書店、2009年。
藤岡美恵子、中野憲志編『グローバル化に抵抗するラテンアメリカの先住民
族』現代企画室。(特に、藤田護「2003年10月政変から改憲議会へ―ボリビ
ア政治情勢への視点」pp.73-85)
宮地隆廣『解釈する民族運動―構成主義によるボリビアとエクアドルの比較
分析』東京大学出版会、2014年。
柳原透、清水達也、藤田護『アンデス高地先住民への協力』国際協力機構
(JICA)客員研究報告書、2009年。
(http://jica-ri.jica.go.jp/IFIC_and_JBICI-Studies/jica-
ri/publication/archives/jica/kyakuin/200903_pov.html)


第09回2015/12/03 アンデス諸国における「多民族国家」をめぐる実験
- 指定文献(梅崎かほり「多民族ナショナリズムと『アフロ』」 【履修者限定】
- 第9回講義資料(改訂版)(PPT)
1990年代以降のラテンアメリカでは、先住民運動の興隆とともに、多文化主
義が独自の展開を遂げてきた。ラテンアメリカ社会の多層性を我々はどのよ
うに捉えることができるであろうか。多文化主義の展開した先にボリビアと
エクアドルで議論されるようになった「多民族国家(estado 
plurinacional)」とはどのようなものであろうか。実際の政治と社会の動き
はそのような理念を実現する方向に向かっているであろうか?

課題文献
藤田護「ボリビアにおける2000年代左派アジェンダの検討―先住民による権
力獲得、多層的共存、現状を切り開く思想」村上勇介、遅野井茂雄『現代ア
ンデス諸国の政治変動―ガバナビリティの模索』明石書店、2009年、pp.287-
314。

参考文献
梅崎かほり「『多民族ナショナリズム』とアフロ―21世紀ボリビアの挑戦」
『神奈川大学評論』第77号、pp.126-135
清水透『歴史のトルソー』立教大学ラテンアメリカ研究所、2015年。(特に
最終章)
舟木律子「先住民自治の制度化における先住民の選択―混合調査法によるボ
リビア・アイマラ系自治体の分析―」『アジア経済』第54巻第2号、2013年、
pp.2-35。


第10回2015/12/10 「よき生活」をめざす―先住民からの「開発」の問い直し
- 指定文献(新木秀和)「Buen vivir/Vivir bienと多民族国家の理念」 【履修者限定】
- 【参考資料】(狐崎知己)「開発戦略と国際協力―善く生きるための開発とは」 【履修者限定】
- 【参考資料】Chabers, Robert. 1997. Responsible Well Being: A Personal Agenda for Development. 【履修者限定】
- 第10回講義資料(PPT)(改訂版) 【履修者限定】
 1980年代に起きた開発政策の新自由主義への転換に対し、「人間らしい
顔」を取り戻させようとする努力は、1990年代の「人間開発」及び「社会開
発」、イギリスを中心とした「生計アプローチ」と「参加」の重視、そして
アマルティア・センの「潜在能力(capabilities)」概念を基軸にした「人
間の安全保障」アプローチへと展開していった。これに対し、2000年以降の
アンデス諸国、特にボリビアとエクアドルでは、先住民にとって「進歩」と
は何かを問い直す動きが強まり、その中で「よき生活・人生・生(buen 
vivir, suma qamaña)」という概念に注目が集まり始め、より広くラテンア
メリカ全域で知られるようになった。先住民にとっての「よき生」とは、こ
こまでどのように考えられてきたのだろうか。そしてそれは本当に「先住
民」から発せられた声なのであろうか。

課題文献
新木秀和『先住民運動と多民族国家―エクアドルの事例研究を中心に』御茶
の水書房、2014年。(この中の「多民族国家の実像」pp.230-246)

参考文献
藤田護「よき生活(buen vivir)をアンデスのアイマラ語から再考する」未
公刊草稿。
Andrea Cornwall and Mamoru Fujita. 2013. “Ventriloquising the 
‘Poor’? Of Voices, Choices and the Politics of ‘Participatory’ 
Knowledge Production.” Third World Quarterly, Vol.33, No.9, pp.1751-
1765.


第11回2015/12/17 第3クールの小括
- 第11回講義資料(PPT) 【履修者限定】
受講者のリアクションペーパーをもとに、質疑応答・議論する。


第12回2015/12/24 Free Trade vs. Fair Trade?
- 講義資料(PPT)
自由貿易対公正貿易(フェアトレード)に代表される二項対立(二分法)的思
考様式を超えるために貿易の歴史と理論を学び、望ましい市場のあり方を考え
る。


第13回2016/01/07 メキシコと日本を結ぶコーヒーのフェアトレード
- 講義資料(杉山世子氏) 【履修者限定】
 日本とメキシコのフェアトレードの課題や可能性を論じ、望ましいフェア
トレードや社会のあり方をゲストとの対談をとおして考える。
 ゲスト(予定):杉山世子(株)豆乃木代表取締役(SFC卒業生)
参考文献:
池上甲一「拡大するフェアトレードは農産物貿易を変えるか――その意義と
パースペクティブ」『農業と経済』2004年4月号、6−17頁。
臼井隆一郎『コーヒーが廻り 世界史が廻る』中公新書,1992年
オックスファム・インターナショナル『コーヒー危機――作られる貧困』
(日本フェアトレード委員会
訳・村田武監訳)筑波書房、2003年
辻村英之『コーヒーと南北問題――「キリマンジャロ」のフードシステム』
日本経済評論社、2004年
ブラウン、マイケル・バラット(青山薫、市橋秀夫訳)『フェアトレード―
−公正なる貿易を求めて』
新評論、1998年
ペンダーグラスト、マーク(樋口幸子訳)『コーヒーの歴史』河出書房新
社、2002年
山本純一『メキシコから世界が見える』集英社新書、2004年
  山本純一「コーヒーのフェアトレードの可能性と課題――メキシコ・チ
アパス州の2つの生産者協同
	組合を事例として」野村・山本編(2006)所収
  山本純一「開発支援とフェアトレードにおける中間組織の役割―FTPの活
動を事例として」田島英一・山本純一編『協働体主義』慶應義塾大学出版
会、2009年


第14回2016/01/14 【非公開】日本の農業とTPP:TPPの是非を考える
- 宮治氏講義資料(PDF) 【履修者限定】
(株)みやじ豚代表取締役・宮治勇輔氏(SFC卒業生)をお招きして、グ
ローバル化時代における日本の農業の将来を考える。


Powered by SOI Copyright(c) 2002-2019, Keio University Shonan Fujisawa Campus. All rights reserved.
このサイトの著作権について