face 生体情報論 2004
担当:福田 忠彦
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 生体が行っている情報処理の仕組みを概観する。目標とするところは、生体が膨大な外界の情報から必要な情報のみを巧妙に選択する機能を有すること、生存のために備えている機能と生体組織を理解することに加えて、安定な行動や高度な「ワザ」の基礎となっている情報処理のメカニズムを考える。併せて、それらを可能にしている生体の仕組みを他のさまざまな事象の理解に応用するセンスを身に付けることも目標にしたい。  講義では生体情報処理の構造的側面と機能的側面に分けて取り扱う。前者として、人間の神経系の姿、ニューロン、ニューラルネットワークおよび視聴覚をはじめとする感覚系の神経情報処理を扱う。後者では生体が有する高次機能に関する最新の生体情報処理に関する知見を紹介する。とくに高度な行動を可能にしている神経情報処理の特徴に焦点をあてる。